丸暗記より「理解」する学びへ

| 投稿者: やまだ

「勉強しているのに、なかなか頭に入らない」と感じたことはありませんか?

そういうとき、もしかしたら丸暗記しようとしているのかもしれません。
私の体験ですが、「なんでそうなるの?」と仕組みを理解しようとした瞬間から、
学ぶ面白さが変わってきた経験があります。

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たとえば、失語症という脳の障害があります。
脳の病気やケガで、言葉がうまく出てこなくなったり、相手の話が理解しにくくなったりする状態になります。
授業では、実際に患者さんの音声や動画を見ながら学んだり、
実習で失語症のある方と実際にお会いする機会もあります。
そのとき、「教科書で読んでいたのはこういうことだったんだ」と点と点がつながる瞬間があります。

その瞬間が、学ぶ面白さだと私は思っています。

💡先生の説明を聞いてパッとわかった瞬間
💡友達と話しながら「あ、そういうことか」となった瞬間、
💡実習で目の前の方と関わって知識がつながった瞬間。

そのどれもが、知識を本当に自分のものにしていきます。
「将来どんな場面で使うか」を少し意識しながら学ぶと、知識がぐっと頭に入りやすくなるかもしれません。

わからないことがあって当然です。一人で抱え込まず、気軽にどんどん質問してくださいね。
教員も学生も一緒になって学んでいける環境が東京工科大学にはありますので、
ぜひオープンキャンパスに参加してくださいね😊

臨床実習が私に教えてくれたこと

| 投稿者: やまだ

みなさんは、「この人みたいになりたい!」と思える人に出会ったことはありますか?

私の臨床実習は、4年生のとき、成人領域の病院で8週間お世話になりました。
実習前は、不安と楽しみが半々でした。
うまくできるだろうかという緊張と、ようやく現場を知れるという期待のどちらも感じていました。

実際に実習が始まり、なにより大きかったのは、実習先の先生方との出会いでした。
私の素朴な疑問にも嫌な顔ひとつせず、いつも温かく丁寧に教えてくださいました。
日々の関わりの中で、「〇〇先生のようなSTになりたい!」と心から思える方に出会えたのです。

その時の指導者の先生のことを、今でも尊敬しています。
今でもずっと追いかけているような気持ちで、時々思い出しては、STとしての姿勢を見直しています。
私は臨床実習を通して、知識や技術はもちろんですが、
「尊敬できる人と一緒に働けること」の大切さを学びました。

そしてもうひとつ。
人のコミュニケーションと食事という、生きていく上で欠かせないことに携わる。
STという仕事の奥深さと、やりがいを実感した瞬間でもありました。

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これから実習に向かう学生さんへ。不安や緊張があって当然です。

ぜひ、現場の先生方や対象者の方との関わりを楽しんで、STという仕事の素晴らしさを感じてきてください。
 
STに興味を持っている高校生のみなさんへ。
オープンキャンパスにぜひ足を運んでみてください。
在学生や教員と話す中で、きっと何か感じるものがあるはずです😊

ことばの不思議

| 投稿者: うらの

言語聴覚士はことばや聞こえ、飲み込みに障害のある人への支援を行う職業です。そして、言語聴覚学専攻では言語障害の各論だけなく、医学系科目、言語学、音響学、音声学・・・などなどさまざまな領域を広く学びます。
私の専門は失語・高次脳機能領域ですが、たとえばどんなことを学ぶのか、専門用語を使わずになるべく噛み砕いて例を挙げてみることにします。
・「みかん」を「りんご」と言い誤るのはなぜか
・「えんぴつ」を「えんつぴ」と言い誤るのはなぜか
・「タピオカ」よりも「パピコ」が言いにくいのはなぜか
・「男の子がボールを投げる」と「男の子が女の子を待つ」はどちらが理解の難易度が高いのか
・「空気が読めなくなる」のはどういうことなのか
・言葉を話すときに働く脳と、歌を歌うときに働く脳は同じ場所なのか、違うのか
・人の言葉を認知する脳部位と、救急車のサイレンや犬の鳴き声を認知する脳部位は同じなのか、違うのか

ことばそのものの不思議、コミュニケーションの不思議、そんなことに興味がある人にとっても、言語聴覚学専攻での学びは魅力あるものであること間違いなしです。へえ、ふうん、そうなの??・・・そんな発見の毎日を東京工科大学で味わってみませんか?

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何気ない会話がSTとしての力になる

| 投稿者: やまだ

みなさんは、最近、世代の違う方とお話する機会がありましたか?
 
先日、家族で公園を散歩していました。
 
池のほとりで釣りをしているお爺さんがいて、ふと目が合うと、向こうから声をかけてくれました。
「どこから来たの?」「最近は何が釣れるんだよ」「ここはね、朝が一番いいんだ」。
気づけば、しばらく立ち止まって楽しくお話していました。

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(画像:Chat GPTで生成)


特別なことを話したわけではありません。
出身や、釣れる魚の話。それだけのやりとりだったのに、
家に帰ってからも、なんだか温かい気持ちが残っていました。

言語聴覚士(ST)の仕事をしていると、高齢の方とお話する機会がたくさんあります。
病院でも、リハビリの場面でも、時間を共有する相手は同世代の方ばかりではありません。
 
そういうとき、いつも思い出すのは、こんな日常のささやかな会話です。
出身地の話、季節の話、若いころの思い出。
そうした何気ないやりとりを楽しめることが、現場でも自然な関係づくりにつながっている気がします。
 
学生さんにも、ぜひ世代の違う方との会話を楽しんでみてほしいなと思います。

家族でも、近所の方でも、旅先で隣り合った人でも。
 
実は本学2年生の授業「コミュニケーション演習Ⅱ」でも、世代ごとの話題や関心ごとを、学生同士のグループワークで学ぶ時間があります。
教室で学んだことが、STとして働いてからだけでなく、日常の会話でも活きてくるかもしれませんね。
 
STに興味がある人にとっても、こうした日常の何気ない会話がいつか力になる気がしています😊

4年生・実習振り返り

| 投稿者: うらの

4月中下旬から4週間の評価実習に出た4年生が、連休明けからポツポツと少しずつ大学に戻ってきました。
指導者の先生へのお礼状、そして実習の振り返りとまとめ・・・とやることは盛り沢山です。「家に帰るまでが遠足だ」ならぬ、「振り返りが全て終わるまでが実習だ」ですね。
私の担当学生の1人は、既に教員との振り返り面談を終えました。その学生は、症状Aや症状B、という風にシンプルな症状だけでなく、いくつかの症状が複合的に重なっている対象者の評価の難しさを痛感したようです。そして自分がいかにひとつに簡単に決めつけてしまいがちだったか、どのようにして指導者の先生が評価をしていったのかのプロセスを、非常に端的に述べることができていました。また、食事場面の観察ではどんなところに着目すればよいのかを、自発的にチェックリストにまとめ、指導者の先生にアドバイスをいただいていたこともわかりました。ひとまわりもふたまわりも大きく成長し、大学に戻ってくることができたことを本当に嬉しく思いました。

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学生本人の努力ももちろん大きいのですが、懇切丁寧にご指導してくださった、実習施設の先生方のおかげであると思います。
本学では、大学と実習施設とがガッチリ連携しながら、ひとりひとりの学生の成長を支えています。STを志す皆さん。東京工科大学に是非!!入学をお待ちしております!!

患者さんから学び、学生さんと学ぶ

| 投稿者: やまだ

臨床から教員へ。「なぜ大学の先生に?」とよく聞かれます。
 
きっかけは、病院で新人教育に関わるようになったことでした。
入ってきたばかりのSTに、評価の仕方や患者さんとの関わり方を伝えていく中で、
「教えることって、おもしろいな」と思うようになりました。
 
それと同時に、「この仕事のやりがいを伝えたい」という気持ちも強くありました。
失語症のある方とじっくり向き合い、少しずつコミュニケーションが広がっていく。
その瞬間の喜びを、もっと多くの人と共有したいと思うようになりました。


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教員になって、うれしい瞬間が2つあります。
ひとつは、学生さんの表情がパッと変わる瞬間。
「あ、わかった」という顔は、何度見ても励みになります。
 
もうひとつは、実習から戻ってきた学生さんの報告を聞くときです。
現場で患者さんと関わり、緊張しながらも精一杯やってきた話を聞くと、
臨床にいたころの自分が重なって、この仕事を選んでよかったと改めて思います。
 
言語聴覚士は、人の「伝えたい」や「食べたい」に寄り添う仕事です。
患者さんや先輩から教わり、後輩に伝え、今度は学生さんと一緒に学ぶ。
形は変わっても、ずっと同じことをしているのかもしれません。
 
STの仕事に興味を持っている方に、少しでも伝わればうれしいです。

STになりたいと思ったきっかけ

| 投稿者: やまだ

「STになりたいと思ったきっかけはなんですか?」

在学生や現場のSTなら、1度は聞かれたことがあるかもしれません。
就職面接でも、ST同士の会話でも出てくる質問です。
 
私の場合、きっかけは祖父の病気でした。
祖父が脳梗塞を起こし、幸い命に別状はなかったのですが、後遺症として構音障害が残りました。
構音障害とは、呂律が回りにくくなり、聞き取りにくい発音となる状態のことです。
言いたいことは頭の中にある。でも、口から出てくる言葉が伝わらない。
 
祖父は以前と変わらず話しかけてくれるのですが、私はうまく聞き取れないことが増えました。
聞き返すたびに申し訳なさそうな顔をする祖父を見て、
どうしていいかわからなかったことを今でも覚えています。
そんなときに「言語聴覚士」という職業があることを知り、漠然と「これだ!」と思いました。
 
実際にSTになってみると、祖父と似たような状況にあるご家族に何度も出会いました。
そのたびに、当時の自分がよみがえる気がします。
あのときの経験が、少しだけ役に立っているのかもしれません。
 
STになった理由は人それぞれです。
たいそうな理由がなくてもよく、
大切なのは働きながらやりがいを感じる瞬間を
積み重ねていくことだと感じています。

どんなきっかけであれ、この仕事を選んでよかったと思えれば、それで十分だと思います。
 
あなたの「これだ」と思った瞬間は、どんな場面でしたか?

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わからないことは質問しよう

| 投稿者: うらの

研究室で事務作業をしていた昨日、コンコンコン、とドアをノックする音が聴こえました。
同じフロアにいる教員のノックだと、「ああ、これは〇〇先生」「これは✖✖先生」と音と雰囲気で何となく誰だか分かるのですが、昨日の音はどの教員にも当てはまらないノック音でした(こういう場合、学生の来室、業者さんの来室などが考えられます)。
はーい、どうぞ、と声をかけると入室してきたのは2人の学生。「すみません、本当に小さいことなんですけど、質問があります」と、私の演習資料を開き、「ここの部分は…」と質問をしてくれました。
その日は、同じフロアの他教員のところに質問に行っている別の学生(複数)を目撃しました。
そして、また別の学生は講義終了後に近寄ってきてこう言いました。「今度、先生の研究室にうかがってもいいですか。わからないところを教えていただきたいです。またご連絡します」。
新年度に入ってから、皆さんの「積極的に質問しよう」というムードが高まっていることをとても嬉しく思います。大きなことでなくても、小さなことでも、どんなことでも構いません。講義終了後でもいいですし、研究室に来てくれても一向に構いません。事前に連絡を入れてもらえると確実ではありますが、空いていれば即時に対応することもできます。研究室も教員も、決して怖くありません。皆さんが質問をすれば、どの教員も非常に丁寧に指導してくれます。
「こんなこと聞いていいのかな」「教えてほしい」と思ったら是非、一歩を踏み出しましょう。
分からないところはそのままにせず、是非質問に!!
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おススメ本

| 投稿者: うらの

教員として失語症をはじめとする高次脳機能障害を教えていますが、難解な分野ですので、時に苦手意識を持つ学生もいたりします。
しかしながら、テレビや漫画、映画の影響力はすごい!!少し前だと「アンメット」のドラマや漫画は結構本学学生も知っていましたね。まだ失語症を学修していない1年生と話をしていても、これらのドラマや漫画で「失語症に興味を持った」「脳画像のことを知った」という人もいました。
導入として、分かりやすい漫画や書籍を読むことは、個人的にもおススメです。難しそうと思う前に、まずは興味を持てそうな分かりやすい本を読んでみましょう。このブログでもいくつかご紹介したことがありますが、今日は「日々コウジ中」をご紹介します。
この本は、ご主人がくも膜下出血後に、記憶障害、遂行機能障害、注意障害、判断力の低下など、複数の高次脳機能障害を持つことになった、イラストレーターの柴本礼さんが、生活上、ご主人にどんな困りごとがあるのか、そしてそのご主人をご家族でどんな風に支えているかが、漫画の形で描かれています。
本学では2年後期に、失語症以外の高次脳機能障害を扱います。記憶障害、遂行機能障害、注意障害ってどんな症状なんだろう。どんなことで困るのだろう・・・それをまず、分かりやすいこの本で読んでみると、学習がしやすくなるかもしれませんね。
まだ入学したばかりの1年生にも、これから本専攻で学んでいくことの一部を垣間見ることが出来ますから、おススメです。
本学図書館にも蔵書がありますので、是非探してみてくださいね。

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先輩のリアルから学ぶ「国家試験合格へのヒント」

| 投稿者: いけだ

先日、国家試験対策プログラムとして、4年生5名に国家試験の体験談をお話しいただきました。

どの発表も具体的でとてもわかりやすく、実体験に基づいた言葉だからこそ、参加した1~3年生の心にしっかりと響いていることが感想からも伝わってきました。

先輩方の経験は、これから国家試験に向かう学生にとって、大きな道しるべになります。

本来であれば、羽を伸ばしたい最後の春休みであるにもかかわらず、後輩のために貴重な時間を割いてくださったことに、心より感謝いたします。

そして、国家試験は「なんとなく頑張る人」ではなく、「戦略的にやり切った人」が合格する試験です。

今回の機会をきっかけに、自分に合った効果的・効率的な勉強方法を確立し、早い段階から模試で合格安全圏に入ることを期待しています。

以下に、参加した1~3年生の感想を一部ご紹介します。

【受講した学生さんの感想(一部)】
◆先輩方のお話から、国家試験に合格するためには膨大な勉強時間継続的な努力が必要だということが伝わってきました。
◆先輩方の体験談を聞き、国家資格に合格するためには日々の積み重ねがとても大切であると改めて実感しました。また、ただ授業を受けるだけでなく、自主的に復習や勉強を継続していくことが合格につながるのだと感じました。
◆勉強方法についても、人それぞれ合う・合わないがあるため、今のうちから自分に合ったやり方を見つけ、それを習慣化していくことが大切だと学びました。
分からないことはそのままにせず動画や先生など、頼れるものを全て活用して解決していることを知り、私もそのような取り組みをしたいと思いました。
◆実際に経験された話を聞くことで、早めに勉強を始めようと思えた点が良かったです。
自分の学習方法がいかに非効率であり、甘えたものであったかを痛感しました。
自己分析が大切だと改めて感じた。優先的に勉強すべき科目や苦手教科の克服のために、足りないところを埋めて自分と向き合っていたように思う。自分と向き合うことは決して簡単なことではないが、実力を素直に受け入れることはこの先も必要だろう、と先輩方の話を聞いて強く思えた。
◆細かいことまで詳しく教えていただいて自分が置かれている状況が危険であることを認識した。
◆今後の授業の受け方や普段の勉強方法を見直す良いきっかけとなった。
想像以上に勉強が過酷であるという現実に触れ今から学習習慣を身につけ授業後の復習を徹底していこうと思う良いきっかけとなりました。
◆これからの勉強の進め方を具体的にイメージでき、自分も頑張ればできるかもしれないと思えたことで、「やってみよう」という前向きな気持ちになりました。
◆点数を取るためにたくさんの努力をしていることが分かり、自分にもまだ可能性があるのではないかと少しだけ自信がついた


日々の授業の大切さを実感した学生もいれば、自己と向き合う重要性に気づいた学生もいました。

学びはそれぞれですが、「良い話を聞いた」で終わる人と、行動を変える人とでは、その後の結果に大きな差が生まれますので、ぜひ日々の行動に落とし込んでいってください。

以下はつぶやきです。

週末に、夜桜を見に行きました。
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観光地ではないためライトアップはされていませんでしたが、大木に咲く桜は圧巻で、静かな中にも力強さを感じました。

また、お月様とのコラボレーションもどこか神秘的で、心に残るひとときとなりました。

4月3日(金)の入学式では、桜とともに新入生をお祝いできることを願っています。

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