今日は節分です

| 投稿者: とやま

2月2日の今日は節分ですね👹

私が子どもの頃は「福ふくは〜内、鬼おには〜外」と叫びながら、自宅で豆まきをしました。
豆まきの後は、年の数だけポリポリ ➰ 最近は節分の夜に豆まきの声が聞こえないような・・・
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近頃は「恵方巻」が主流でしょうか(昔は、縁起の良い方向=恵方を向いて食べる太巻き寿司はありませんでした)。
あれっ?と思い調べてみると、1980年代後半に大阪のスーパーが恵方巻の販売を始めたことがきっかけのようです。
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さて、「豆まき」は地域によって差があります。私が生まれ育った地域は「炒り豆」をまきますが、私の奥さんの出身地域では「落花生」です。立春の前日に豆をまくことは共通していますね🫘

立春は季節の変わり目、病気や災害などの予期せぬ出来事が起こりやすいとされてきました。
今晩、予期せぬ出来事を鬼に見立てて払ってはいかがでしょうか?

朝早く起きよう

| 投稿者: うらの

国試までちょうど1ヶ月となりました。4年生の皆さんはきっと、ドキドキですね。
国試は昼過ぎに始まるのでもなければ、夕方から始まるのでもありません。朝、早い時間から始まります。また、試験会場はいつもの大学の教室ではありません。人によっては自宅からやや離れた場所となることもあります。
初めての会場に、遅れずに到着するにはどうしたらよいでしょうか。当日頑張って早起きすれば、確かに到着は出来ますが、普段とは違う時間帯に突然起きて行動して、試験開始時間に頭がフル回転するでしょうか。難しいでしょうね。今から国試の時間に合わせて早起きの習慣をつけることが本当に大事になってきます。
ちなみに私は、朝が割と得意です(逆に、夜遅いのが苦手です)。子どもの頃から早寝早起きの家庭で育ったということもありますが、最大の原因は、前職場で週2回、早朝に勉強会があったことでした。朝早い日とそうでもない日、1週間の中でそれらが混在すると、当然ながらリズムが狂ってしまいます。だったら早い方に合わせて生活リズムを整えた方が、という発想で、早朝勉強会のない日も同じ時間に出勤していました。急に早く起きる、急に早く寝るというのはなかなか大変ですが、ひとたび習慣化され、それがリズムになり、当たり前になってしまうと、特に何とも思わなくなります。
国試を控えた4年生、実習前の3年生、保育園実習を控えた2年生、定期試験中の1年生、そしてこれを読んでいる高校生の皆さん。早起きは三文の徳ですよ。
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寒波到来!!

| 投稿者: とやま

昨日から金沢に来ています 🚄💨
今年最初の言語聴覚臨床 in耳鼻咽喉科医院🦻

昨朝は雪対策をして東京🗼を出発➰
すでに金沢駅前の雪は落ち着いており、本日は☃️/☁️です。

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今朝6:40頃 金沢駅の兼六園口もてなしドーム📷
ドームの屋根にうっすらと雪が残っていますね〜⛄️

明日の日曜は、関東地方でも短時間の降雪が予想されています。
大学で国試勉強をする4年生の皆さん、防寒対策を忘れず、暖かい格好で登校してください。

冬将軍に負けるな!
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さて、臨床実習に向けて自由会話の練習(教員は模擬患者)をしている3年生から、しばしば「石川県出身ですか?」と尋ねられることがあります。
石川県出身は「8番らーめんをこよなく愛する」原田先生です✨
(私は石川県出身ではなく、石川県に居を構えたこともありません💦)

金沢で臨床を続けている理由は、自身の臨床技術を磨く目的に加え、石川県内の言語聴覚士数の絶対的不足によります。
石川県には言語聴覚士養成校が一校もなく、昨今の「地元もしくは近隣県の大学に進学する」という流れからしても、同県内に就職する言語聴覚士養成校の卒業生は多くありません。困っているのは・・・言語聴覚士のサポートを必要としている患者さんたちです😢

石川県の言語聴覚士数の不足改善に一石を投じたい高校生の貴方、まだ間に合います!!
東京工科大学 一般選抜A日程 ✨1月21日(火)まで出願受付中✨
▷ 一般選抜入試の出願受付が始まりました

石川県や富山県の高校生の皆さん、東京で言語聴覚士の国家資格を取得し、言語聴覚士として地元にUターンする作戦はいかがでしょうか?

なりたい自分を強く想像する

| 投稿者: うらの

あっという間にお正月が終わりましたね。皆さんは楽しく過ごせましたでしょうか。新年ですから、何か目標を立てたり、決意を新たにしている人も多いでしょうね。目標は何も、大きいものばかりとは限りません。「〇〇というお店が評判だから、そこのお菓子を一度食べてみたい」「✖✖の映画を見たい」「しばらく会っていなかった中学校時代の友達と会いたい」「今年は英語を話せるようになりたい」「本をたくさん読みたい」「毎日少しずつ運動したい」「大学の定期試験で良い成績をおさめたい」・・・。大小さまざま、たくさんあってよいと思います。
少し前に読んだ記事にこんなことが書いてありました。「目標を達成するには“なりたい自分”を強く想像することだ」と。あー確かにそうかもですね。「言語聴覚士になれたらいいな」vs 「言語聴覚士に絶対なる!」、「定期試験で良い成績を取れたらいいな」 vs 「定期試験で良い成績を絶対取る!」・・・どちらがより目標に近づけるかといえば、当然後者でしょう。なりたい自分を強く想像すればするほど、なりたい気持ちが強ければ強いほど、取るべき行動はおのずと具体的かつ強力なものとなるでしょうから。
国家試験を控えた4年生は「絶対国試に受かる!!」、実習を控えた3年生は「絶対実習で多くのことを学べるようにする!!」。是非ともなりたい自分を強く想像し、頑張ってほしいものです。

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今年最後のブログ

| 投稿者: とやま

本日が今年最後のブログです。

私がブログを書いているこの時間も、4年生は3号館19階で国家試験勉強をしています📚
昨年とは19階の雰囲気が異なりますねー 👀
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私が担当している4年生アドバイジーの保護者の皆さまには、これまでの国家試験模擬模試の成績推移、国家試験勉強Q&A、国家試験当日の留意事項、年末年始の過ごし方や自宅学習の協力を含め、本日改めてご連絡させていただきました。4年生は来週も国家試験勉強 _φ( ̄ー ̄ )
電話面談に快く応じてくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました!

3月26日(水) 国家試験の受験生全員が「サクラ サク」ことを切に願います🌸
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来年早々、1〜2年生 後期定期試験(1月)、3年生 言語聴覚臨床実習Ⅰ(1月〜2月)、4年生 第27回言語聴覚士国家試験(2月15日)が控えています ➰ ドキがムネムネ、ガクがアシアシ :(;゙゚'ω゚'):
1〜3年生も、この年末年始を有効に活用しましょう 

今年も言語聴覚学専攻ブログをお読みくださりありがとうございました。
2025年、皆さまにとりまして幸多き一年となりますようお祈りいたします。良いお年をお迎えください✨

見てしまう人びと

| 投稿者: うらの

ここ数日、電車の中で夢中になって読んでいる本があります。それがこちら。

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著者はイギリスの神経学者であるオリバー・サックスです。数々の著作には自身の経験した患者さんの症状がたくさん記載されていますので、リアリティをもって様々な症状を学ぶことが出来るのですが、この「見てしまう人びと」には幻覚、とりわけ幻視について書かれています。幻視というのはそこにないものが見えてしまうことを指し、実際にあるものが別のものに見えてしまう錯視とは区別されます。この本では、機能が低下した後に幻視が見える症状である「シャルル・ボネ症候群」について非常に詳しく書かれています。改めて脳の不思議さを感じるとともに、私達の知覚や認知能力というものは断じて正確とはいえず、ちょっとのことで転んでしまうぐらいの繊細なものであることを痛感させられます。ちょうど2年生は「失語・高次脳機能障害学Ⅱ」で幻視や錯視のことを学んだところですが、是非こんな本も読んでみてほしいものだと思います。
ところで今日はクリスマスですね。皆さんも是非楽しいクリスマスをお過ごしください。おまけの1枚は我が家のサンタクロシロースです。

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おもてなし、頑張りました

| 投稿者: うらの

先週金曜日に臨床実習指導者会議が開催されました(外山先生のブログに掲載済ですね)。
学生は皆、緊張しながらも頑張って自己紹介をし、各施設の先生方に注意事項や初日の待ち合わせ場所、集合時間、特に力点を入れて学習をしておくべき事柄についてしっかり質問が出来ました。「さあ、これから実習に行くぞ!」という意気込みを感じさせる態度であったと思います。本当によく頑張りました。
さて・・・こんなことを言うのもアレですけど、教員もちょっと頑張りました。何かって??それは、お・も・て・な・しです。指導者会議にいらした先生方へのお土産を、毎回、池田先生ともにあーでもない、こーでもないと迷いながら(でもこれが結構楽しい)セレクトし、そして前日に袋詰めをしております。買い物も楽しいですが、袋詰めもまた楽しいひとときです。
今回はこんな感じです。ひとつでも充分、クリスマス気分が楽しめるのですが、全部をずらーっと並べると、それはそれは華やかでした。

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会場内の机に並べるとこんな感じでした。何となく背もたれの色ともマッチしているような気がします。

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自画自賛・・・と言われてしまえばまあそうですが、相手(=今回の場合は指導者の先生方)に最大限の感謝の気持ちを伝えたい、喜んでいただけそうなことをしたい、という姿勢は、人と接する仕事をする人の基本的な心配りのように思います。言語聴覚士を志す皆さんにも、是非日頃からそんな心配りが自然にできるようになってほしいと思います。

マンガでわかる!認知症の人が見ている世界

| 投稿者: うらの

言語聴覚療法の対象者は0歳から超高齢者まで、全ての年齢層となります。乳幼児期の対応もとても大切ですが、高齢者の対応ももはや欠くことは出来ません。そう遠くない将来、高齢者の14~15%が認知症を占めるようになるとも言われています。かつて認知症は「リハビリテーションの対象外」とされてきた時代がありました。しかし、今やSTが認知症の評価やリハビリテーションを行うのは「当たり前」「必須」の時代です。皆さんのご近所やお身内に認知症の方がいらっしゃるのと同じように、地域や病院、施設にも認知症の方は当たり前にいらっしゃるからです。認知症ってどんな症状なんだろう、認知症の症状はどうして起こるのだろう、認知症の人にはどのように接したらいいのだろう・・・。そんな疑問を丁寧に分かりやすく説明しているのがこの本です。

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この本のいいところは、何といってもとっつきやすいところです。マンガが多く挿入されていますから、中学生・高校生の皆さんでも気軽に手に取って読むことが出来そうですね。「失語・高次脳機能障害学Ⅱ」でこれから認知症を学修する2年生も、先にこんな本を読んで軽く予習してみるのもいいかもしれません。

冬型の気圧配置と感染予防

| 投稿者: とやま

石川県金沢市に来ています。
今朝の東京駅は晴れ☀️ 気持ちの良い朝でした!
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(新幹線20番線ホーム@東京駅)

北陸新幹線が進むにつれ、天気は曇り空に・・・金沢駅到着時は小雨🌦️
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本日の用務が終わった16時半頃、完全に土砂降りになっていました⛈️
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(鼓門@金沢駅東口)

典型的な冬型の気圧配置ですね。
東京(太平洋側)は空気が乾燥 ↔︎ 日本側は湿度高め🌀
この時期の東京(太平洋側)の低温・低湿度は、ウイルスが暗躍する絶好の環境です。

明後日から12月 ➰ 4年生は国家試験勉強、3年生は一部科目の後期再試験と臨床実習準備、2年生は一部科目の後期試験と、まだまだ重要なイベントが続きます。
感染予防の基本は、①うがい、②流水&石鹸での手洗い、③マスク着用です。
コミュニケーション演習Ⅱで学修した標準予防策(Standard precautions)を繰り返し実践し、特に意識しなくても(自然と)①〜③ができるようなりましょう!

今年も残1か月、体調を崩さず(感染症に罹患しないよう気をつけて)➰ 年内最後まで元気に頑張ろう

人生いろいろ

| 投稿者: うらの

STになりたい、という強い信念はとても大事です。ただ、誰もが皆、その決断をすぐに出来るとは限りません。様々な選択肢や迷いがあるのは当然ですし、そもそもSTという仕事を知るに至るまでのプロセスが長い場合もあります。世に数多ある職業の中から、STの存在を知っただけである意味「ミラクル」とも言えましょう。今日は私がSTになった過程を少し書いてみることにします。誰にも聞かれてないけど勝手に。
私はバブル期(お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんに聞いてみてください)に大学生活を送りました。社会全体が浮き足立ち、浮かれまくっていた時代です。日頃、教員として学生に勉強するよう促している私ですが、当時、お恥ずかしながらろくに勉強しない大学生でした。それでも比較的早い時期に民間企業の内定を複数いただき、さあこのまま就職するのか・・・。少し迷いました。そこで、何となくもともと知っていたST(当時は言語療法士などと呼ばれていました)の仕事をしてみようかなと考えました。当時は資格制度がなく、養成教育・学校も整っていませんでしたので、様々な経歴を持つ人がSTの仕事をしていたのですが、私の場合は言語障害児教育の大学院に進学し、修士課程を経てとある民間病院に就職しました。何故STを知ったのか、何故それをしてみようと思ったのか、その思考の過程は省略します。いずれにせよきっかけとタイミングは本当にちょっとしたことであり、そこに派手さも華々しさも何もありません。30年以上STをやってきて、そして周りの同業者の仲間を見ていて思います。別に立派な理由がなくても、飛び込んでみてそれが一生の仕事になるということは決して珍しいことではないのだなあ、と。私には立派な理由がない・・・と思っている人、別にそれだから駄目だということはありませんよ。何が人生を変えるかは全く分かりません。思い切って飛び込んでみるというのも時には大事ですよ。

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ところで、皆さんは島倉千代子さんという歌手をご存じですか。中学生や高校生の皆さんは名前すら聞いたこともないかもしれませんね。その場合はお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんなどに聞いてみてくださいね!!「人生いろいろ」は島倉千代子さんの大ヒット曲です。

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