鉄っちゃん - 点と線 -

| 投稿者: いくい

_yakimoti こんにちは!

大学が蒲田駅のそばということから、蒲田駅から物語が始まる「砂の器」という松本清張作の社会派推理小説を紹介しました。

推理小説では鉄道を舞台にしたものは多く、シリーズになっているものもあります。時刻表や路線の乗り換えなどを駆使したトリックを見抜くことで犯人のアリバイが崩される・・・というのが定番です。鉄道を舞台にした推理小説の最高峰のひとつが、やはり松本清張作の「点と線」です。重要な舞台となるのは東京駅です。東京駅では、ホームが何列にも並んでいて、ひっきりなしに電車が停車と発車を繰り返します・・・いや・・・ネタバレになるので、この辺でやめておきます。

鉄道は、こうして小説の舞台になるだけではありません。いろいろな鉄道ファンが多くいらっしゃいます。鉄道マニア向けの本やテレビ番組やネットの情報もあふれるほどあります。さまざまな沿線を舞台にした歌もありますね。鉄道は毎日の通勤に使う身近なものでもありますが、一方見知らぬ街に連れ出してくれる特別な存在でもあります。

1872年(明治5年)10月14日に新橋~横浜間に初めての鉄道が開通しました。10月14日は鉄道の日だそうです。毎年、全国で多種多様なイベントが行われているようですよ~!

「不思議の国のアリス」症候群

| 投稿者: わたなべ

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「不思議の国のアリス」症候群をご存じでしょうか?

ルイス・キャロルの文学作品「不思議の国のアリス」は知っている方は多いと思いますが、その名がついた症候群まで知っていたら凄いです!

同作品で表現されている「身体の形や大きさの変動(異常体験)」と同じように、片頭痛の際に幻覚を伴う現象を指す症候が「不思議の国のアリス」症候群です。若年層、特に子供に多く、原因はウイルス脳炎、癲癇(てんかん)など多種で、症候学的片頭痛も伴います。私は子どものころにインフルエンザで高熱で寝込んだ際に、部屋の時計の大きさや秒針の音が突然大きくなったように感じられたことがあり、不思議に思っていました。今思うと、これが不思議の国のアリス症候群だったのかも?と勝手に想像しています。

さて、このような興味深い話を含め、世界の文学作品に描かれた子どもの病気について、小児外科医が執筆した本が、「『不思議の国のアリス』症候群」です。著者は、角田昭夫先生(医学博士、神奈川県立子ども医療センター顧問)です。講談社から1993年に出版されました。

この本との出会いは、私が言語聴覚士の学生時代に学外実習でお世話になった施設に、この本が置いてあったからです。大変感銘して角田先生から直接購入させていただき、サインまでいただきました。今でも大切に保管しています。

第2章 難聴 「神様は手話ができるの?」(トマス・スプラドリー)

第14章 極小未熟児「小さくとも命の花は」(平岩弓枝)

第15章 急性中耳炎「細雪」(谷崎潤一郎)

このように、言語聴覚士に特に関係のあるものも紹介されていて、とても興味深い本です。

病気との対比はしませんが、このほかにも、「若草物語」「カラマーゾフの兄弟」「オズの魔法使い」「羊たちの沈黙」「和解」「悪霊島」「ホテル・ニューハンプシャー」「海辺の家族」など、有名な作品も取り上げられています。

残念ながら現在は新品が入手できず、中古書を購入するしかないようです。

ちなみに大田区の図書館で蔵書検索したところ、「浜竹図書館」の書庫に所蔵されているようです!ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

 

すぐやる課! 

| 投稿者: いくい

Vf こんにちは!          

私には昭和8年生まれの尊敬する人が二人います。一人は女性、一人は男性です。

お二人はそれぞれにすごいところがあるのですが、共通しているのは、とにかく「すぐやる」ということです。何か面倒なことを頼んでも、すぐにやってくださいました。「すぐやってくださって、本当にありがとうございます」と何度も伝えてきました。

何十年も前のことですが、手紙の最後に「すぐやる課 ****子」と書いてあり、クスっとしつつ愛情を感じました。

私の場合には、すぐやることが出来る時と出来ない時があります。「すぐやる課」はあこがれます。そんな「すぐやる課」のことを思い出して、何気なく検索のところに書いてしまったら・・・なんとヒットしてしまいました!

「すぐやる課」は実在しました。それができた日を記念して「役所改革の日」となりました。昨日106日が「役所改革の日」でした。


1969
(昭和44)年、千葉県松戸市役所に「すぐやる課」はできたのだそうです。当時の市長「松本清」の発案で設置されました。「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」がモットー。市民には大好評だったとのこと。ちなみに、この松本清氏はドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者です。

すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやる!

今日は記念日ということもあり、これを機会に「すぐやる課」を肝に銘じました。

少しでも習慣にしていきたいと思います。

〇年 経って貴重な資料

| 投稿者: いしず

2_20211005193101 大きくて重すぎの段ボール箱が、原田研究室に届きました。
 送り主は、私もお世話になった大先輩STです。
 段ボールを開けると……

 たくさんの本と文献などがギッシリとはいっていました。

 「私はもう要らないけど、捨てるにはもったいないし……みなさんに使ってもらえるなら」と、お送りくださったものです。先生、有難うございます~~~

「あっ、この本、この本」というものや、「コレ欲しかった本だぁ」というものから、「まあ~!懐かしい」というものまで沢山ありました。

右写真の茶色の本などは売上スリップ(本に挟まれている短冊状の紙)まで、ついております 

みなさんは、情報を調べるのであれば、新しい本を見ればいいのでは?と思うかもしれませんね。いえいえ、過去の情報を調べる際には、こういった古い本も時には必要になるのです。

ただ、こういった古書は、今、買おうにも買えないものなのです。だから、とっても貴重

それにVHSまで送ってくださりました。VHSのビデオを見るためには専用の機器が必要なんですよ きっと生徒さんや学生さんは分からない方も多いかもしれないですねぇ 

書籍も動画も、何年も経過すると貴重な資料になるものですね。

キンモクセイの香りの思い出 と 嗅覚障害

| 投稿者: いくい

Photo_20200925150401 こんにちは! 

9月末くらいになると、どこからともなく香ってくるのが 金木犀(キンモクセイ)の香りです。 強く香る年もあれば、かすかにしか香らない年もあります。 

この金木犀の香りですが・・・これを香ったとたん 一気に、いきなり、昔のある瞬間の自分になります。 小学生のときであったり、中学生のときであったり、20歳代のときであったり・・・  そのときによって変わりますが、いくつか決まった場面があります。 一瞬なのですが、とても鮮明に、その時の状況にいるかのようになります。 

香り、臭いと、記憶というのは、非常に強い関係があることが知られています。 また嗅覚は、認知と関係していることもしられています。 

今、コロナ禍の中、嗅覚障害が問題になっています。 

嗅覚とか、嗅覚障害についてこれまで、これほど一般的に注目されたことはありませんでした。嗅覚に異常が出る病気はいろいろとあります。嗅覚障害は、本人にとってはつらいことですが、周囲の人にはわかりません。これも嗅覚障害の患者さんにとってはつらいところでもあります。

においを感じない・・・これがどれほど大変なことか・・・。においや香りは、味にも影響します。結果、食欲にも影響します。においの重要な役目として、自分の身体に害があるか否か、危険を知らせる信号でもあります。目の前の食べ物が腐っているとか、ガスが漏れているとか、見えない危険を においで察知するのです。

もちろん、自分にとって心地良いにおいや香りは、私たちの身体にとっても良い刺激になります。においや香りは、味にも影響します。結果食欲にも影響します。森林の香り、花の香り、ハーブの香り、など、リッラクスできたり、集中力が増したり、意欲が出たりする効果があるものもあります。アロマエッセンスは医療や介護やビジネスなど、さまざまなところで活用されています。

今年また、金木犀の香りを香ることができますように。

褒める力

| 投稿者: わたなべ

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おとなもほめよう」というキャッチコピー、聞いたこがありますか?2014年度にACジャパンでテレビやラジオ、新聞などで広告されたものです。もうあれから7年も経つのですね。今高校生の方は、小学生の頃ですね。

おとなですら褒められたいのですから、いわんや子どもにおいてをや、です。

発達相談で「お子さんを褒めてくださいね」と、よくお願いします。でも、ただ「褒めてください」としか言わないと、時には間違った褒め方、望ましくない褒め方をされてしまうことがあるので、注意が必要です。「褒めるところが無いので困っているのよ」と言った親にはドキリとしました。そうか、褒めることの目的や意義について、丁寧に説明をし理解していただく必要があるなと、そのときに強く感じました。

相談に見える方(お子さん)のなかには、ことばの遅れ、発音の問題、吃音、ADHDなどの主症状だけにとどまらず、それらの問題に派生して起こる二次的な障害が時には併発します。「自己肯定感の低下」には、特に注意が必要です。

そこで、褒め方が重要となってきます。

皆さんは、誰かを褒めるとき、たとえば友達や家族を褒めるとき、どんな褒め方をしていますか?

 

一般的には「Doing」や「Having」に対して褒めていることが多いと思います。

Doingは、行動に対してです。たとえば「勉強頑張って、えらいね」「大会で1位になって、すごいね」などです。

Havingは、身に着けた素質、能力や地位などに対してです。たとえば「頑張り屋さんで、えらいね」「キャプテンになって、すごいね」などです。

一方、「Being」は、存在そのものに対してです。アナと雪の女王ではないですが「ありのままで」ですね。何か特別な行動や特別な素質が無くても良い、「あなたの存在が無条件で素晴らしい」「ありのままで良いのよ」という褒め方です。何かしたから褒められるということではなく、「あなたが、あなたらしく生きていて素晴らしい」ということです。でも、Beingは、頭や気持ちでは理解していても、実際に口に出して褒めることは、案外難しいのかもしれません。だからこそ、意識して褒める必要があります。

DoingやHavingも、使い方を誤らなければ大きなご褒美になります。しかし、その褒め方は、逆の視点を持つと、褒めるべきことがないと褒められないという「罰」にもなりえます。先述の「ほめるところがない」という思考形式は、まさに典型的な例です。使い方に気をつけたいものです。

 

明石家さんまさんが、娘さんの名前を「いまる」と名付けた由来はよく知られていますよね。「きているだけでまるもうけ」。素晴らしい命名、考え方と思います。どんな親も自分の子どもに対して「生きているだけで…」と願うことでしょう。それを「ことば」にして上手に伝えられたら、子どもは安心して自分自身を信じ、たくましく生きていけるはずですね。

もちろん、「おとなもほめよう!」

褒める力は、想像している以上に絶大なものですね。臨床でお会いするお子さん、大学で接する学生さんたちから、今までいろいろと学ばされました。自分自身で力強く生きる力を養うためには、何よりも自己肯定感が重要です。とかく世の中DoingやHavingで評価されがちですが、Beingも大切にできる社会でありたいものです。お互いの存在価値を認め合う社会とでもいえますね。そのためには、お互いに適切に褒めることから始めましょう!

秋分の日によせて

| 投稿者: いくい

__20210324115801 こんにちは!

今日23日は今年の秋分の日です。

昼と夜の時間がだいたい同じになります。今日を境に 夕方 暗くなるのが 早くなり、夜が明けるのは 遅くなります。美しい夕焼けとともに、遠くを眺めたり・・・物思いにふけったり・・・・・・。秋ですね~。

春分の日、秋分の日、それぞれを中日として前後3日間、合計7日間がお彼岸です。お彼岸にはお墓参りをしてご先祖様にご挨拶をします。

21日は8年ぶりの満月の「中秋の名月」ということで話題になりましたが、ご覧になりましたか?名月よりも、美しい夕焼けよりも、お墓参りよりも、「月見だんご」に「おはぎ」が楽しみという方もいらっしゃるかもしれません。

おはぎの白い部分はお米ですが、杵でついたお餅とは違って、米粒が残っています。それだけで、のどに詰まって窒息する危険は、お餅よりは少しは減るかもしれません。とはいえ、口いっぱいに頬張って食べないようにしてくださいね。くれぐれもお気をつけて!

おいしく安全にお召し上がりくださ~い!

TWILIGHT(トワイライト)

| 投稿者: わたなべ

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今日は公的な会議に出席するために終日学外に出ていました。夕方に会議が終わり、歩いていける距離だったため、東京タワーに向かいました。写真はタワーの真下からスマホで撮影したものです。微妙に空の蒼さが残っていて、タワーのオレンジ色と対比でき、美しかったです。中学生のときに修学旅行に来て以来の東京タワーです。いつも蒲田キャンパスから遠目で眺めていますが、間近で確認すると、やはり迫力満点ですね。ただ、タワーに近づくまでの間、近隣には高層ビルが立ち並んでいて、位置関係からタワーが隠れて見えないことも多くあり、開発がさらに進んだ平成~令和の現代において、今や昭和の遺産という印象を強く受けました。どこからでも隠れずに確認できるスカイツリーとは違いますね。でも、タワーの方がザ・昭和なオジサンには親近感があります。

さて、そのあと、某所から月が見えたので、こちらも撮影しました。この写真だけで、どこか分かる人はすごいです!ヒントは「聖地」笑。

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満月の中秋の名月の1日後となりましたが、とても魅惑的な月でした。

TWILIGHT(トワイライト)という言葉が浮かびました。TWIはTWINに通じ「2つの」LIGHT「光」ですね。つまり、太陽と月が同時に見える時間帯という意味です。今日はまさにそんな夕刻、トワイライトでした。普段、こんな時間帯に滅多に外に出て散策しないので、なおのこと実感しました。

蒲田キャンパスから電車で20~30分ほどで、都心の名所を訪れることができるのは、魅力的ですよね。コロナ禍で、今は移動も気を遣いますが、平時でしたら都会生活を満喫できますね!

まるまるの秋

| 投稿者: いしず

Tsukimi_jugoyaいきつけの花屋の前を通るとススキが!今日は、中秋の名月。しかも満月。
今晩は、お月見をするか…と思って、ススキを買いましたが  

う~ん「ススキを買う…それも花屋で」何だか不思議です

田舎ではススキなど、田んぼや脇道に、わんさかと波打って生えていましたから。

もちろん東京でも、土手などにはススキ、ありますよ~。「自分でススキ、調達できたじゃぁ~ん」っと、ススキ購入後にアッ!っと思ってしまいました。

5月のブログでウォーキングを始めたことを書いたのですが、実はこれ、今もまだ続いています。散歩していると季節が感じられて(今だとススキやら季節の花やら、秋の虫の音やら)、なかなか良いリフレッシュになるんです。

さて、私のウォーキング

 4月末週から現在までの記録をみると(カウントの誤差はあります)、なんと

1413.5km   1,749,714 歩(1日平均 11,216 歩) 

いや~~、よく歩いた、歩いている ですが何とまあ、よくわからない数値にもなっている

では、Google mapで確認をしてみましょう~

読書の秋~東京工科大学から国立国会図書館まで、直線距離 約 13km

なんとなく果物狩り、実りの秋東京工科大学から甲府まで、直線距離 約 105km

中止になった国体だけど、スポーツの秋東京工科大学から三重まで、直線距離 約 306km

美味しいものたくさん食欲の秋東京工科大学から札幌駅まで、直線距離 約 850k

気兼ねなく行けることを祈る行楽の秋東京工科大学から那覇空港まで、直線距離 約1550km

直線距離とはいえ、なんと遠くまで……自分の歩行距離に驚いてしまいました

涼しくなってきて・・・ボッチャとカーリング

| 投稿者: いくい

__20210212001401 こんにちは! 

バーチャルオープンキャンパスが始まります。「スポーツに学ぶ言語聴覚学」ということで、コミュニケーションについて短くお話しした動画をアップしました。 

さて、2週続けてスポーツに関連したお話をしてきました。今日は3週目ということで締めを飾るのは、カーリングの話。 

先週末は、カーリング女子2チームによる5連戦がテレビ中継されました。このブログでパラリンピックの話題でボッチャを紹介しました。ボッチャは地上のカーリング。カーリングは氷上のボッチャというところでしょうか。似ているのは、狙ったところに正確に投げる投球技術と、先の先を読む戦略技術の面白さです。 

戦略が良くても、狙ったところに投球できなければピンチを招き、その逆も然り。投球技術があっても、戦略が誤っていればピンチを招きます。 

1球1球について、戦略を練り投球するまでの息詰まるような緊張感。投球されて、狙ったところに行くまでもハラハラする時間。そして、この両方がピタリとうまくいったときの爽快さと歓喜。ボッチャとカーリングに共通する魅力です。 

自分のチームがピンチになるということは、相手にとってのチャンスになってしまいます。自分のチームがピンチになったとき、そのピンチをどうやってしのぐのか、カバーするのか。ピンチをどうチャンスに変えることができるか・・・。あきらめずに・・・。 

競技種目に共通する魅力的なところです。  

これから秋を迎えます。行楽シーズン・・・スポーツの秋・・・のはずですが・・・今年の秋冬はどんな日々になるのでしょうか。Withコロナと言われるようになってきました。気を緩めることなく、でもそれなりに、秋を楽しめればと思っています。 

感染対策には万全を期して。

 

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