言語聴覚学専攻の就職セミナーを開催しました

| 投稿者: とやま

昨日、言語聴覚学専攻の就職セミナーを開催しました。
1期生(4年生)が言語聴覚臨床実習Ⅰ〜Ⅲでお世話になった実習施設の指導者と就職担当の方が来学➰各施設の特色や求人に関する情報を説明してくださいました。

就職セミナーは1期生(4年生)と2期生(3年生)が参加し、3施設以上のブースを回りながら、各施設の説明に熱心に耳を傾けていましたね。
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臨床実習を修了した1期生は、来年3月の卒業に向けて就職活動を本格化させていきます。
就職を決めるポイントを1期生に聞いてみたところ、対象領域、新人教育体制、自宅からの距離、転勤の有無、福利厚生など様々でしたー。

気になった施設があれば、実際に足を運び(説明を聞くだけでは分からないこともありますね)、通勤経路と周辺施設、社風・職場環境、働く先輩の雰囲気などを見学させていただくと良いと思います。

就職は縁! 自分の将来ビジョンとマッチしているか、考えながら進めていきましょう。
もちろん、言語聴覚士枠での就職は「言語聴覚士国家試験」の合格が大前提!

国家試験勉強、頑張ろうねー

言語聴覚士 今昔

| 投稿者: はらだ

Harada_20201102121801 昨日のブログに、「国家試験後に就職活動をしようと決めていた学生さんは動き出します」とありましたが、それを読んで驚かれる人も多いのではないでしょうか。

 特に、医療関係ではない領域で、就職される方にとっては、「間に合わない!」と思われるでしょう。言語聴覚士も、公立病院の職員試験などは国試後では間に合いませんが、私立の病院・施設では、2月末頃でも募集をしているところが少なくありません。

 その理由のひとつは、もともと需要と供給のバランスが、需要>供給となっていること。

 もうひとつは、(残念なことですが)既に就職が内定している国家試験受験者の中から、不合格者が出てしまうこと。

 は、とてもありがたいことに養成校にはそれだけの求人があります。もちろん、給与体系もリハビリテーション専門職内では同水準です。

 (私が学生だった頃)は、都会の求人は幾分ありましたが、先生方に「夏休みに、自分たちで探していらっしゃい!」と言われ、それぞれが地元に帰り、アポ取り~訪問から、求人確保までが、任されていました。

 そのうえ、その頃は給与水準は極めて低い地域も多く、夏休み後の報告会で、主任先生に訴えたところ、にっこり微笑まれ「皆さんは、パイオニアなんだから、仕方ないわね」と、きれいな声で言われました。

 

 言われて初めて気づきました。「へぇ~!そうなんだぁ」

 

社会で求められる力

| 投稿者: いしず

Ishizu1 言語聴覚士は医療や福祉・教育など、広い分野で活躍できる専門職ですが

 皆さんは医療や福祉分野で、どういった人材が求められていると思いますか?

先日、他の養成校の先生とそんな話題で話をしました。

「専門分野の知識・技術はもちろんだけど、やっぱり主体性なんだよね~。採用側が最も重視しているのは。それと対人受容力!」

さぁ、どうですか?

皆さんは、就職のときに病院や福祉施設で求められることは、専門的知識・技術だとは思ったかもしれませんが、実はそれ以上に求められるのは、主体性や対人受容の力なんですよ。

これは、その先生の学校に特有というわけではなく、私がこれまで求人先の言語聴覚士の先生や、病院や施設の人事課の方と話をすると同じように言われていたことです   

主体性って難しいですよね。言語聴覚士として「指示を待つのではなく自分で進んで行動する」「自分の意志や価値観に基づいて判断する」「責任をもって実施しやりとげる」といったことなどかな。

対人受容力も難しいですが、「自分から心を開いて、他者と接する」「コミュニケーション相手の言葉をうのみにせず、気持ちを敏感に察知し理解する」といったことなどでしょうか。

要は、専門的な知識や技術といったことだけでは、社会では通用しないとも言えますね。

こういったどんな仕事においても求められるような汎用的な能力が、社会では求められています。これらのスキルを身につけることは、大学教育の中でも大きな課題なんですよ。

だだ 実はこういったスキル、授業や演習、実習といった中だけで身につけていくのは難しいです。サークルやボランティア活動、アルバイトや友人との交流など、大学生活のいろいろな機会での経験を通して学ぶことも多いものです。

4年間で皆さんが、身につけたり伸ばしていけるよう、サポートしていければなと思います。

採用先に、東京工科大の言語聴覚学専攻の学生さんが是非ほしいと思ってもらえるように…

言語聴覚士の求人

| 投稿者: はらだ

Harada_20200710133901  こんにちは! 原田です。

 今日は、言語聴覚士の就職のお話をさせて頂きます。ズバリ!求人はたくさんあります。本学はまだ、学生さんがいないので、求人がドンドンくるという状況ではないのですが、それでも、「いつ、卒業者が出ますか?」との問い合わせが、既に来ています。初めての卒業生は、4年半後になりますね。

1年間に新たに言語聴覚士の有資格者になる人の数に比べると、求人数の方が圧倒的に多いので、いつも言語聴覚士は足りない状態です。特に、小児発達領域と、聴覚領域については、慢性的な不足で困っている施設は多いですね。

言語聴覚士は、国家資格になったのが1997年で、多くの医療専門職に比べると新しい資格です。そのため、人が足りないのも無理はないのですが、少しづつ、有資格者が増えるにつれて、それまで言語聴覚士にかかることが出来なかった方々に、言語聴覚療法をお届けすることができるようになってきたことが、何よりうれしいと思っています。

患者さんに信頼される言語聴覚士を目指してみませんか