もうできるよ! なのにアナログ

| 投稿者: いしず

Ishizu1 想像しましょう……もうできるよ

   皆さんも既にみたことがあるでしょうね、あのCMです。

新ガジェット好きの私は、あらたなる熟考に入っています。

そう Apple Watch Series 6 です  

 

運動する時に使うといいかも、iPhoneやApple WatchもPASMO対応になったしなぁ~、

でもなぁ~、普段、時計あまりしないしなぁ~

う~ん、とりあえず、買うとしたら何がいいか考えてみよう……

こういった経緯?で検討をはじめている次第。

新しいApple Watchをみると、新バンドのソロループがよさげ。ただ、サイズ選びが難しそうで、私に合うサイズってどれなのかしら?と気になっていたところ…なんと実にアナログな方法が、Appleサイトに。

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 プリンターで紙に印刷して、ハサミで切って…模擬装着

 はい、バンドサイズ判明!

 なんと「もうできるよ!」と、いろんな技術の最先端を

 突っ走っているAppleが、このアナログ手法……

 このアンバランスさが、なんともおかしくて 

ただ  これほど安価で確実で、万人ができる方法もないものです。

そう考えると、実に優れた方法ですよ~~。

 

大学の授業では当然のように、さまざまな通信技術を用いて最先端の教育をしているわけですが

Appleさんの ❝紙❞ のように、じつはアナログだって捨てたものじゃないです。

例えばグループで議論し思考をまとめる際も、デジタルで「もうできるよ」ですが、模造紙や付箋、マジックで書くという作業が良い時もある気がします。

そのため私は授業課題によっては、「もうできるよぅ!」なのにアナログな方法をあえて選択することもあります。

環境や場所、メンバーや課題内容、授業時間など、さまざまな条件によって、デジタル・アナログ、それぞれの良さが違ってきますから

通るスリッパの裏話

| 投稿者: いしず

Ishizu1 皆さんのシルバーウィークはいかがでしたか?

 ニュースでは羽田空港や高速道路の混雑具合や、全国の観光地の様子などの報道がなされていましたね。

私はというと……やはり、ひとまず状況を見たほうがよいかなと思い、お盆同様、帰省を断念。

以前、ブログにも書いたのですが(通るスリッパ)、今回も帰省できないので、実家の母に例の「通るスリッパ」を送ろうかなぁと思い

よくよく母に聞いてみると……

 

「通るスリッパやろ~~、あれで寝ると~ぉ~、テレビでも返るのが楽っていってるでぇ~、

 ええなぁ~って思うわ。真央ちゃんが、よぉ~テレビで出てきてるんやざ。

 ただぁ~、わざに買わんでもぉ~今の布団で間におおてるでぇ、ええんやざぁ~」

           ※返る→ 寝返りのこと  

※今回も方言のまま、できるだけ表現しています 

 

う~む。「通るスリッパ」はトゥルースリーパーではなさそうな気がしてきました

だって真央ちゃんが宣伝で出ている寝具  は、トゥルースリーパーではなくエアウィーヴ……

 

つまり、母は私に話すときに、エアウィーヴ の名前がトゥルースリーパーと入れ替わり、加えてトゥルースリーパー の名前が、通るスリッパとなり……

「通るスリッパが、いいなぁ~って、おもぉてぇ~」と私に話していたわけですね  

なんとまぁ~、このたび予想もできなかった誤り方をしていたということが判明しました 

 

まぁ、これは日常のちょっとした話ですが、

実は、脳血管障害などによって失語症などをきたした際の症状の1つに、言いたいことばが異なることばとなって出てきてしまう錯語というものがあります。それによって、思うように周囲の人とコミュニケーションができなくわるわけですね……

失語症や高次機能障害によって様々な言語症状が生じ得ます。そのような患者さんを知り支援するために、失語症や高次脳機能障害の授業ではそれらの言語症状について深く学んでいきますよ~。

今日は、通るスリッパのその後の裏話でした 

 

心理学!

| 投稿者: はらだ

Harada  こんにちは!

 今日は、言語聴覚学専攻において、勉強する科目の紹介をしたいと思います。

 言語聴覚学専攻といっても、言語聴覚障害そのものばかりを学習するわけではありません。

 以外に思われるかもしれませんが、言語聴覚障害領域に関する各専門科目と同じくらい多くの単位を取得しなければならない領域に、心理学があります。

 心理学と言えば、カウンセリングをイメージする人が多いのではないかと思いますが、「心理学」がカバーする分野は、驚くほど広く、大学の講義で学ぶ科目だけでも、「臨床心理学」、「学習心理学」、「認知心理学」、「発達心理学」、「心理測定法」などがあります。

 心を分析したり、行動を分析したり、それらを科学的に解釈する学問領域ですから、言語聴覚障害学を学ぶ前段階として、物の捉え方や、考え方を基礎から学ぶのに、重要な科目ばかりです。

 ことばに障害を持つ方々を支える仕事をするには、幅広い知識やその深い理解が必要だということが分かりますね!

 

患者さんの心に近づく

| 投稿者: はらだ

Harada  こんにちは! 毎日、暑いですね。

 先日は、赤ちゃんの心のことばについて、簡単な話をしましたが、今日は、患者さんの心に近づく体験についてです。

 医療職に就いている人に必要なことの一つとして、「患者さんの心に寄り添う力」、「患者さんの気持ちを推し量る力」があると言われます。これは、患者さんに発信を求めるのではなく、医療職の側が「感じ取る」、「読み取る」必要がある~ことを意味しています。

 言語聴覚障害は、外から見えない障害です。外から見える障害の場合は、医療職でなくても「困っていることは無いかな?」、「お手伝いできることはあるかな?」と気づくこともできるのですが、外から見えない障害の場合は、様子の小さな変化を捉えることから始めなければ、なかなか「寄り添う」ことは、難しいですね。

 そこで、大事になってくるのは、想像力です。自分がしたことのない経験でも、自分のこととして想像してみたり、似たような体験をしてみたりして、少しづつ近づいていきます。

 大学の授業の中でも、音や光を遮断して生活する体験、ことばを使わずに意図を伝える体験など、行います。しかしそれは、体験です。時間が過ぎれば、体験は終わります。

 大切なのは、「これが、元に戻らなかったら…」と想像する力ですね。

 

パソコンできる?

| 投稿者: いしず

Ishizu1 「パソコンできる?」 これは就職した時、まず上司に言われたことばです。

 それほど昔とは思いたくない…ですが  

今ほど学校でも家庭でも、皆がパソコンを使っていなかった頃ですので、当然、私はパソコンなどできず……「あまり使えません」としか言えなかったことを、今でもよく覚えています  

そんな私でしたが、仕事をしていく中で、教えてもらいながら、できるようになった気がします。文書やプレゼンテーションの作成はもちろん、仕事で必要になって統計処理や画像・動画・音声の編集、イラスト作成など、さまざまなことに必要に迫られてチャレンジし、なんとなくできるようになってきた感じです。

皆さんはどうですか? 

高校でもインターネットモラルやパソコンを使った文書作成、プレゼンテーション、表計算などを学習したかもしれませんね。得意な人もいると思いますが、あまり得意ではなくて「大学で大丈夫かしら?」と不安に思っている人もいるかと思います。

心配しなくていいですよ~。

そもそも私は、皆さんのような高校生や大学生のときには、全くできませんでしたから  

大学ではパソコンを利用する機会が増えますので、たとえ大学に入ってからパソコンの基本操作を学ぶところからスタートしたとしても、徐々にソフトを使いこなせるようになっていきますよ。苦手な部分は、一緒にやりながら進めていきましょう~。

そして、パソコンやICT技術を利用して、もっと患者さんに提供できるものを開発してみたい……なんて思う人は、そういったことを実践できる選択科目がありますので、一緒にユニークなものを創れるといいですね。

そうそう、そうでした

パソコンや携帯端末を利用して参加できるバーチャルオープンキャンパス が

 8月30日(日)に開催されます。オンラインでの教員相談も受付しています。

大学での学びや言語聴覚士についてなど素朴な疑問でもなんでもOKですし、保護者や高校先生やきょうだいなど、相談時に一緒にいてもらっても大丈夫ですよ。

皆さんの一番の理解者や相談者がそばにいれば、安心して聞きたいことが聞けるでしょうしね  

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 申し込みはこちらからです。

 https://www.teu.ac.jp/entrance/open/reception/index.html

コミュニケーション障害について

| 投稿者: はらだ

Harada_20200710133901 みなさん、こんにちは! 原田です。。。

 言語聴覚士は、「ことば」のリハビリテーションをする職業だと思っている人は、多いと思います。もちろん、間違いではありませんが、言語聴覚障害学を学ぶときに、まず、学習することは、コミュニケーション障害について~なのです。

コミュニケーションには過程があり、その過程のどこの部分に問題が生じているかによって、その障害も異なります。言語の障害(Disorders of language)、話し言葉の障害(Disorders of speech)、聴こえの障害(Disorders of hearing)に分けられ、原因も、症状も異なります。

なので、言語聴覚士は(日本では)、Speech-Language-Hearing Therapists と言います。ST=Speech Therapists だけではないのです。

コミュニケーション障害の学修は、「言語聴覚障害学総論」、「言語発達障害学」、「失語症学」、「発声発語障害学」、「吃音学」、「聴覚障害学」など、さまざまな科目で、原因、症状、評価法(検査法)、障害メカニズム、訓練法、心理的支援までを時間をかけて積み重ねます。

「ことば」は、コミュニケーションの一部ですが、すべてではありません。しかし、その一部にでも困難なことが起こると、コミュニケーション全体が困難になることも少なくありません。

奥深い学問ですよ。

 

プライバシーについて

| 投稿者: はらだ

Harada_20200710133901 こんにちは、原田です。

 こちらの医療保健学部の学生さんは、「プライバシーの保護」についての勉強をします。ご専門の先生がおいで下さり、貴重なご講義をしてくださいます。

 医療職が、職務上知りえたことを秘密にしなけらばならないことは法律でも決められています。学生さんの臨床実習でも、守らなければならないことは同じです。実習指導者と一緒に担当させて頂く患者様のお名前や年齢も、そのままメモしてはいけませんし、患者様との会話の中から、知ってしまうことになる大切な情報もきちんと管理しなければなりません。

 難しい話になりましたが、他者のプライバシーを侵害してはいけないのは、医療職に限ったことではありません。合わせて、自分のプライバシーも大切にしましょうね。