授業時間(蒲田)と授業進行

| 投稿者: いしず

Ishizu1 授業時間……高校に比べて大学は長いというのは、聞いたことがあると思います。

 どんな時間になっているかというと、蒲田キャンパスはこうなっていますよ

1限 9:30~11:00    2限 11:10~12:40

3限 13:30~15:00  4限 15:10~16:40  5限 16:50~18:20

見ての通り、各授業時間は90分です。各授業の間は10分の休憩ですね。この時間に、化粧室を利用したり、教室を移動したり、演習などで必要なものがあれば準備をしたりですね。

昼休みは50分。長いのか短いのか……さぁ~、どうでしょう

ともかく高校に比べると、授業時間は随分と長くなりますよね。科目にもよりますが、2限続きの連続授業といったような時間割のこともあります。

もちろん、90分なり180分なりをずっと座って話を聞く……というわけではなく、教員の説明を聞くこともあるし、授業内でグループで討論したり、テーマをもとに調べたり、プレゼンテーションをしたりなど、授業の形式によっていろいろです。

 

例えば、グループ活動をするような授業の時、私は90分授業の講義目標を立てて、それに従って授業を計画するのですが、

前回の授業の振り返り・補足 → 授業目標の提示 → 検討テーマ提示 → グループ分け → グループワーク → 発表・共有 → まとめ → 授業振り返り

こんな感じの授業の一連の流れを、分単位で見積もりをして計画します。

もちろん大抵は、授業進行やグループの議論の盛り上がりやプレゼンテーションの内容によって、所要時間は大いに変更されることになり、それに応じて臨機応変に変えることになるのですが。

 

ただ、たま~に予定通りに進行することがあり、その時は何とも言えない達成感を味わうことができます 

これに、学生さんの学びの深さや気づきの多さが伴っていれば最高ですので、独りよがりの満足で終わってしまわないよう注意しなくてはと肝に銘じています

 

ですので「ここが分かりにくいのですが」「これって結局、どういうことなですか?」という意見は大歓迎。

達成感を感じている場合ではない と、授業を振り返って改善につなげることができますので 

ST学生の必需品?ノート? ルーズリーフ?

| 投稿者: いしず

Ishizu1 皆さんは文具は好きですか?

 新しいガジェット好きの私は、当然、新しい文具は大好き

いろんな機能やデザインの文具を見るのは楽しいので、文房具がある店をみると、す~~っと引き寄せられてしまいます。

面白い文具があったら、是非、紹介してほしいものですが、STの学生さんが良く持っていたものを紹介しましょう~。

❖シャープペンシル ❖ボールペン(単色・多色) ❖蛍光マーカー ❖付箋(複数サイズ)

❖消しゴム ❖修正テープ ❖ステープラー  ❖穴あけパンチ ❖ハサミ ❖カッター

❖クリップ ❖ダブルクリップ ❖クリアファイル  こんなところかしら



そうそう、ルーズリーフ もでした! よく、1年生の方から

「ノートでまとめるほうがいいのでしょうか?ルーズリーフがいいのでしょうか?」

と聞かれたことがありますが、その答えは……

「どちらでもいいよ~ 」 です。

それぞれ整理や管理、持ち運び、まとめる際の自由度など、良い点と不都合な点はありますから、授業スタイルや自分の学修方法に応じて選べばいいですし、科目ごとに変えても構わない~。

どちらにせよ、大学は科目や教員によって講義の進め方が大きく異なります。高校までのように、教員が板書した内容を書き写すことは少なくなってきます。

教員はメモするべきことを指示をしませんので、皆さんが授業をよく聞いて、教員が話したことも書き取りつつ理解し、話のポイントやキーワードを逃さずにメモしていく必要があるでしょう。

授業のレジュメやノート/ルーズリーフは、定期試験やレポートを作成する時に、役に立ちます。

また関連科目を学修する際や臨床実習で患者さんと関わる機会にも、すでに学んだことを振り返り確認するためにも必要になってきます。

さらに国家試験の勉強をする際には、授業のレジュメやノート/ルーズリーフは、不可欠な資料になりますよ。

そう考えると、授業内容を思い出せるように工夫してメモを取ったり、自分のノート/ルーズリーフを作成し整理していくことが重要になります。

そうだ、原田先生の教え子さんは、STになられても「授業のノート使っています」と言われていたのでしたね  

後から見直すこと……臨床にでてからもあります。

もちろん、最近ではパソコンで授業中にノートをとる学生さんもいます。

パソコンで授業中にメモをするにはタイピングが早くないと難しいですし、ノートとして使う上でも一長一短はありますから、適宜、使い分けてでしょうね。

どの方法が自分に適しているかは、大学に入ってから試してみるといいでしょう。ノートの取り方などは、私たちも助言しますしね

 

ちなみに... ...

私が授業を受けるとしたら、使用頻度は、パソコン > ルーズリーフ > ノート でしょう~

原田先生は、きっと ノート > ルーズリーフ > パソコン じゃないかしら

まじめに授業を語る⑫ フィードバック

| 投稿者: はらだ

Harada_20201102121801 大雪に見舞われている地方の皆様にお見舞い申し上げます。

 天気予報では、明日には少し寒さも和らぐとのことですが、その後の落雪などにもご注意ください。

 さて、最近、また語り過ぎていますが、今日も一語り…(これまでの経験では、学生に「熱い!」「重い!」と言われそうですが…)Yaruki_moeru_woman

 「フィードバック」という言葉を聞いたことは、ありますか? 一般的には、「ある動作や働きかけなどによって起きた結果が元に戻り影響を与えること」(旺文社カタカナ語辞典)と表されていますが、学習で用いられるフィードバックには、「学習を向上させるために学習者の考えや行動を修正することを目的として彼らに与える情報」(医学教育を学び始める人のために,2013)という意味があります。

 海外の研究報告では、「学生に効果的なフィードバックが与えられたクラスの学習達成度は、そうでないクラスよりもかなり高い」ことが示されています。「効果的なフィードバック」とは?

 学生たちはフィードバックという言葉を使いこなしており、演習のまとめや学習成果のまとめを提出した時に、「フィードバックをお願いします。」と言うことがあります。

 それに対して、「筋は通っているから良いと思うよ」、「〇〇の部分の判断が違えば、異なる結論になったかもしれないね」などのフィードバックをすると、学生たちからは「では、模範解答を教えて下さい。」というような反応がよく返ってきます。

 

 ずいぶん前は、学生が導いた解答が正しい時には、敢えて模範解答(代表的解答)を伝えず、(プラス)のフィードバックだけをしていましたが、最近は、それに加えて、「模範解答」も伝えています
 既に、自らの気づきをまとめるというパフォーマンスが達成されている場合には、模範解答は彼らの思考を邪魔しないからです。

 フィードバックは教員が一方的に学生に伝えることではなく、双方向のコミュニケーションであり、それをスモールステップで重ねて行うことが、より深い理解に導くことが分かったからです。

 ずいぶん前の学生たちには、スモールステップではなく、大きなジャンプを求めてしまっていたようです。

 ずいぶん前の学生の中には、他大学で教員をしているSTもいます。彼に聞くと、私は、なかなかに厳しい教員だったとのこと…Hansei_koukai_woman

 

 

レジュメって何さ?

| 投稿者: いしず

Ishizu1 まじめに授業を語るシリーズで「シラバス」についてお話をした回がありましたね。

 授業をする私たちにとっても、そして授業を受ける皆さんにとっても、

非常に重要なシラバスなのですが、高校生の皆さんは初めて聞いたことばかもしれません……。

そこで、ふと思い出したのが「レジュメ」のこと。

以前、授業で1年生に「このテーマでレジュメを作ってきてね。それをもとにディスカッションしよう!」っ言った時に、学生さんがきょとんとした顔で固まっていたことがありました

教員は、「レジュメ」は普段、何気なく当たり前のように使っていることばなのですが、高校生の皆さんの中には馴染みがない方もいるかもしれませんね。

 

どうも語源はフランス語の「résumé」のようです。

う~、それだけで、おしゃれな感じがする…résumé、résumé

ただ、意味はおしゃれな感じは全くなく  要約・概要という意味です。

つまり、参考資料や文献などの内容の要点を簡潔にまとめた資料を指します。

先の例でいうと「このテーマでレジュメを作成してきてね」というのは、「テーマに沿って要点をまとめてきてね」という意味だったわけ。

 

大学では、課題として皆さんがレジュメを作成することもありますが、教員だってみなさんの授業の準備としてレジュメを作成します。

授業のやり方は、教員によってさまざまなのですが、皆さんがこれまで受けてきた授業のように「テキストに沿って板書して説明する」ということは、大学ではかなり少なくなると思います。

例えば、

 ・パワーポイントの資料を提示しながら説明する。授業資料として、スライドの印刷物やレジュメ配布する(配布しない授業もあります)

 ・教員が作成したレジュメを配布し、レジュメに沿って説明する。

 ・ディスカッション形式で授業を実施する。レジュメ授業資料として配布する。 などなど

授業科目や、取り扱うテーマによって、もっともっと、いろんな授業の形式があります。

各科目で指定されているテキストの他に、授業で配布されたレジュメやその他の資料を、活用して学修していくことになりますよ。

こういうレジュメや資料を利用しやすく整理し、ファイリングしていくことも大事な学修スキルになりますね。

 

ちなみに私は、授業中にレジュメや資料の印刷物を配布するということは、ほぼしません 

これまでは、ネットを利用した学修支援システムに、授業動画や説明資料、レジュメ、参考文献、過去の国試問題など、授業に関する全資料をUPして、学生さんに利用してもらっていました。

パソコンやスマホから全ての資料やコンテンツにアクセスでき、確認したり印刷したりすることができるわけです。パソコンは学習の道具~

学修支援システムにUPしたレジュメを印刷して、授業中に書き込みながら聞き、自分で調べ書き込んで、グループでディスカッションして分かったことも付け加えた資料を作成して(もう自身のノートですね)、ファイリングして勉強をしていた学生さんがいましたねぇ~

 

教員よって授業のやり方はさまざま…でしょ?  今日は「レジュメ」の話、あれこれでした。

シラバスやレジュメ以外にも、大学生になって初めて聞くことばはあるかも。そんな時は遠慮なく「??それなんですか」って聞いてくださいね 

まじめに授業を語る⑪ 教員中心から学生中心へ

| 投稿者: はらだ

Harada_20201102121801 日本列島、緊急事態宣言による「不要不急の外出自粛」と、数年に1度レベルの大寒波による「不要不急の外出自粛」が呼びかけられていますが、みなさんはお元気ですか。

 こんな時こそ、まじめに授業を語ってみます。

 今の授業は、私が学生だった頃の教育方法(教員が話すことを静かに聞き学修する)とは違い、学生の主体性や積極性をより高めるために、学生が自ら取り組める準備資料を渡すなどして、教室では講義の代わりに、ディスカッションをしたり、実際の演習を行ったりするのが、当たり前になってきています。

 いわゆる「教員中心から学生中心へ」、または、教員の役割は「ティーチャーからファシリテーターへ」と表現されています。

 しかし、これは私にとっては、なかなか難しい面もあります。

 学生が自ら準備してきた資料を基に、仲間たちと話し合いをしている時に、ファシリテーターになろうとして教室内を歩くのですが、その時、学生に上手に質問されると、つい、正解を答えてしまい😨 ~その後、学生たちは正解を導くような話し合いを進めることになります。

 あぁ~、学生自らの気づきの芽を摘んでしまった!~と気づいた時には、もう遅い 🐢

 全グループの発表内容が、同じような方向になってしまいます。

 決して、正解が一つでは無いような検討事項でも、教員が答え(の一つ)を発してしまうと、他の主張はなかなかしなくなるのですね。

 もう少し、良いファシリテーターになれるように、準備していますよ 😄

 

まじめに授業を語る⑩ 相互評価

| 投稿者: いしず

Ishizu1 まじめに授業を語るシリーズ①の反転授業のトピックでもお話しましたが、

 私は授業でペアワークやグループワーク、ディスカッションなどを良く行います。

 授業という時間を、単に「聞く」という時間で終わらせたくないですし、その時間を、大いに「思考すること」や「表現すること」に使いたいのですから。

こういった授業内活動をした時には、相互評価を行うことがあります。

どういうことかというと、授業内で行ったグループ活動の状況を、グループのメンバー間で相互に評価しあうということです。

評価シートをもとにして、グループ活動への参加状況や貢献度などについて確認をしあいます。

グループのメンバーからの評価をみて、自分自身の授業への準備状況や、活動への参加のしかた、メンバーへの意見の伝えかたなど、いろんなことを振り返る機会にしてほしいと思いますし、

そういう振り返りをもとに、それぞれが次の活動の時には工夫して参加することで、

次の授業の活動の時には、さらに積極的な議論が生まれたり、深い思考ができたり、お互いによい活動が展開できていきます。

ただ理想は「あの意見はとても良かったよ、ありがとう。ここは、こうするともっと良いと思うよ~」というように、評価シートなんてなくてもアドバイスしあったり、お互いの良さに気づいて引き出しあったりすることが、できればいいのですけどね~ 

きっと3年生や4年生になったら、そのように互いに伸ばしあい、学びあえていける仲間になっているはず  ですね   

くろがね堅パン! 健康は顎から!

| 投稿者: はらだ

Harada_20201102121801  こんにちは! 

 いよいよ新年も動きだしたと思った矢先に、緊急事態宣言が検討される事態となってきました。

 私たちの仲間にも、年末年始に休みなく働いていたSTがいます。医師や看護師が治療に専念できるように、周りを支援する医療職も数多くいます。私たち、一人一人が自覚をもって生活しなければなりませんね。

 さて、今日は、(質問に答えず一方的にしゃべるので、)いつまでも会話がかみ合わず、ことばだけで伝えることがいかに難しいかを実感できるやりとりを見ていきたいと思います。

 今日、おとなりの石津先生に、故郷から送られてきた固めの煎餅を頂きました。煎餅と言っても米粉の煎餅ではなく、小麦粉と卵の方の煎餅です。(昔から、よく知っている大好きな煎餅です~ピーナッツも入っています。🥜

 

 石:「この煎餅、昔より柔らかくなったと思いません?」

 原:「確かに、手で簡単に割れるね」~と応えながら、私の頭の中には、くろがね堅パンが表れてきました。

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(https://www.spina.co.jp/business/food/より)

 原:「北九州に堅パンってあって、食べると歯が折れるんだよね~」

 石:「ん? 何? 非常食?」

 原:「その辺の角にぶつけたくらいじゃ、割れないから、食べるのに往生するんだよね~」

 石:「ん? どうやって食べるの? コーヒーか何かに浸すの?」

 原:「確か、製鉄所が作ったパンなんだよね~」

 石:「ん? パン屋さんじゃない?」 

 原:「ほんのり甘くて、美味しいんだけど、食べるのにやたら時間がかかるんだよね~」

 石:「・・・・・ 」

 ということで、ひとつも相手のことを考えた応答ができてない私は、一緒に、HPを見て、堅パンの理解をしてもらうことにしました。

 

 私たちは、学生に「論理的に考える力」をつけてもらうために、授業の中で、いろいろな方略を用いた演習を行います。

 例えば、何か目にしたり、耳にしたりするものの中から、情報を捉え、分析し、意味づけし、推論し、相手にわかるように伝える訓練を繰り返します。

 それにもかかわらず、上のやり取りを見ると、頭に思い浮かんだ堅パンを相手に正しく伝えようとしている態度だとは、決して言えませんね 😰 

 新年早々、猛省しました

 

 

まじめに授業を語る⑨ BYOD

| 投稿者: いしず

Ishizu1 2020年も、本日で終わりですね~。

 最後のトピックは何にしよう~

 断捨離をしたのに自粛によるストック品を買い込んだという、あれれ?話にするか……

 いきつけの花屋でお正月アレンジを買ったら、おまけでたくさんお花を頂いたという2020年最後の嬉し話にするか……

先ほどから考えていましたが……やはり語りますか!と今日の投稿タイトルです

 

皆さんは「大学生になるとパソコンが必要なんだろうな~」と何となく思っているのでは?

最近では、大学生活の中で個人で使用可能なノートPCを持参して学ぶBYOD(Bring Your Own Device)が推奨・推進されている大学が増えています。東京工科大学もそうですね

皆さんの情報処理や情報活用能力を養い、これからの情報化社会に対応する力を身につけていってもらうために、大学ではパソコンを利用する授業を多く実施しています。

私の授業を例に挙げてみると……

  ※講義の履修登録   ※授業のお知らせ・シラバスの閲覧

  ※講義動画の視聴   ※確認テスト

  ※授業トピックに関する国試過去問・参考資料・文献・URLの閲覧

  ※授業内グループ活動での協働作業(資料の共有・共同編集)

  ※インターネットを活用した資料の収集

  ※課題の内容やルーブリックの確認

  ※レポートや動画課題の提出、採点結果・コメントの閲覧

  ※プレゼンテーション資料の作成

  ※検査練習の撮影・セルフチェック 

  ※デジタルホワイトボードの利用  などなど

こういったことに利用するでしょうか。他にあると思いますが、とりあえず思いついた内容です

そういえばノートテイキングをパソコンでしていた学生もいましたね~

授業中は当然ですし、授業と授業の間の空き時間に学修を行うときにも使います。要はパソコンは学修に欠かせない道具になってきています。

授業を例に挙げましたが、もちろん学生生活の中でも就職活動でも利用していきますよ。

 

皆さんは、きっとスマートフォンやタブレットなどに慣れている人が多いかもしれません。

なかなかパソコンを使っていないと、上記のことができるか心配かもしれませんが、十分に使えるようになっていきますよ。

上記のことも含めて、資料の整理や管理、保護、セキュリティのことなど、いろいろとお教えしていきますしね。

是非、楽しんで学修の道具にしていってほしいものです。

まじめに授業を語る⑧ 7つの原則

| 投稿者: いしず

Ishizu1 久しぶりに語るシリーズ! 原田先生がよく語られていたので、ご無沙汰でした

 私は、シラバスを作成するこの時期になると、必ず見る資料があります。

「優れた授業実践のための7つの原則」というもので、1980年代後半に米国高等教育学会に発表され、大きな影響を与えたというもの。1980年代というと、ずいぶん昔と思うかもしれませんが、教育の基本だなぁと思います。古くて、やっぱり新しい

その原則に沿って、毎年、自分の授業実践を振り返るわけです  どういうことかというと、例えば……

学生と教員のコンタクトを促す

 授業中や授業外にコンタクトが取れていたかな? 学修への動機づけができていたかな?

学生間で協力する機会を増やす

 他者と共同して学ぶ機会を多く作れていたかな? 皆で考えを共有し、理解を深めるられるよう働きかけができたかな?

能動的に学習させる手法を使う

 シミュレーションやロールプレイ、課題発表など、学んだことを自分の言葉で説明できる機会を設けられたかな?

素早いフィードバックを与える

 学生の提出物、リフレクションに全てコメント返却ができていたかな? 即日から翌日(これは私が心掛けている)、確認に時間がかかる内容は遅くても1週間以内には返却ができていたかな?

学習に要する時間の大切さを強調する

 課題に応じて、学修の目安の時間を示せたかな? 効率よい学修ができるよう、学修習慣や学修計画、時間配分など助言できていたかな?

学生に高い期待を伝える

 良い活動やアイディアがでた学生を、授業中に褒めることができていたかな? 意欲的な学生に発展的内容を用意できていたかな?

多様な才能と学習方法を尊重する

 個々の学修スタイルに応じて、さまざまな学修活動を提案できていたかしら? 学生それぞれの興味に基づいて学修を深められるよう、素材やテーマを準備できていたな?

こんなようなことを振り返って、反省をするわけです 

そして、次年度に向けて、授業内容の修正や授業内活動の検討、課題の調整などをします。

 

私の場合、たいてい 概ね自信をもって「 やったぞ!」と言えることが多いのですが、は授業進行に追われて、十分にできないこともあったな~と反省することが多いかな

 

今年度は授業はなかったので具体的な振り返りはできませんが、 2021年からの授業に向けて、を実践し、学生さんが良い学びができるように、シラバスを練らないとなぁ~。

年末のお仕事です

まじめに授業を語る⑦ シラバス

| 投稿者: はらだ

Harada_20201102121801 久しぶりに、また、まじめに語ります。 今、大学では、シラバスを作成中です。

 シラバス(syllabus)とは、広辞苑によると、講義内容、達成課題、使用テキスト、参考文献、テスト方法などについて記した計画書~とされています。

 どこの大学でも、毎年、11月か、12月くらいに次年度のシラバス作成を開始し、3月中頃から4月までには、全ての科目の授業計画を全学生に開示します。

 平成20年、中央教育審議会の答申「学士課程教育の構築に向けて」には、大学に期待される取り組みのひとつとして、シラバスのことが明記されています。

国際的に通用するものとなるよう、以下の点に留意する

 1.各科目の到達目標や学生の学修内容を明確に記述すること

 2.準備学習の内容を具体的に指示すること

 3.成績評価の方法・基準を明示すること

 4.シラバスの実態が,授業内容の概要を総覧する資料(コース・カタログ)と同等のものにとどまらないようにすること

 現在、1.と3.は、ほとんどのST養成大学で達成されていると思いますが、2.の準備学習の内容を具体的に指示すること~については、未だ、学生の立場から見てわかりやすさに大きな開きがあるところだと思います。

 シラバスは、「教員と学生との契約」と言われており、特に、2.の部分は、学生自らが主体的に学ぶ方略であり、学生の能力を伸ばすためのヒントでもあります。

 シラバスは、学期の開始前に、1.を示すので、できるだけその通りに進行しますが、時々、ずれてしまうことがあります。しかし、そのずれが、「契約違反」にならないように、修正していきます。

 医療系課程の科目の多くは必修科目なので、選択科目に比べて、一層、「契約違反」にならないように気を付けています。