脳が傷つくと「話す」以外にも困ることがある?
| 固定リンク 投稿者: うらの
脳損傷により生じる失語症について、本学では2年前期で学修します。
失語症を一通り学び終えた2年生が、何を学修するのかといえば・・・失語以外の高次脳機能障害です。
私達の精神活動には言語だけでなく、行為や認知(ものをみたりきいたりしてそれが何だか分かること)、記憶、注意、遂行機能(目標の設定や行為の計画を立て、効率よく実行すること)、など、さまざまなものがあります。脳損傷によりそれらの精神活動のどれかが障害された状態、それを「高次脳機能障害」といいます(もちろん、失語症も高次脳機能障害の中のひとつです)。
具体的にはどんなことが生じるのでしょうか。いくつか例を挙げると、
・歯ブラシをどう持っていいのか、どう使えばいいのかわからない
・目は見えるが、見たものが何かわからない
・トレイの右側のおかずのみ食べ、左側に全く箸をつけない
・最寄り駅から自宅への道順がわからなくなる
・サラダを作るのに夢中になっていてカレーが吹きこぼれているのに気づかない
・今日の日付を誤る、午前中に娘が来たことを忘れる
・夕飯の献立を決め、必要な食材の買い物に行き、調理をするという一連のプロセスが果たせない
などなど、症状は本当に多彩です。
本日2限から、2年生は失語症以外の高次脳機能障害の講義に入りました。
少し難しいところもあるけど、みんな、頑張れ!!







