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患者さんから学び、学生さんと学ぶ

| 投稿者: やまだ

臨床から教員へ。「なぜ大学の先生に?」とよく聞かれます。
 
きっかけは、病院で新人教育に関わるようになったことでした。
入ってきたばかりのSTに、評価の仕方や患者さんとの関わり方を伝えていく中で、
「教えることって、おもしろいな」と思うようになりました。
 
それと同時に、「この仕事のやりがいを伝えたい」という気持ちも強くありました。
失語症のある方とじっくり向き合い、少しずつコミュニケーションが広がっていく。
その瞬間の喜びを、もっと多くの人と共有したいと思うようになりました。


 教師と生徒のイラスト(男性)

教員になって、うれしい瞬間が2つあります。
ひとつは、学生さんの表情がパッと変わる瞬間。
「あ、わかった」という顔は、何度見ても励みになります。
 
もうひとつは、実習から戻ってきた学生さんの報告を聞くときです。
現場で患者さんと関わり、緊張しながらも精一杯やってきた話を聞くと、
臨床にいたころの自分が重なって、この仕事を選んでよかったと改めて思います。
 
言語聴覚士は、人の「伝えたい」や「食べたい」に寄り添う仕事です。
患者さんや先輩から教わり、後輩に伝え、今度は学生さんと一緒に学ぶ。
形は変わっても、ずっと同じことをしているのかもしれません。
 
STの仕事に興味を持っている方に、少しでも伝わればうれしいです。

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