高次脳機能障害者支援法
| 固定リンク 投稿者: うらの
年の瀬に大変嬉しいニュースが入ってきました。
12月5日午前、衆院厚生労働委員会にて「高次脳機能障害者支援法」の審議が行われ、全会一致で可決、そして12月16日には参院本会議で全会一致し、可決しました。
高次脳機能障害とは、脳血管疾患や外傷などで脳損傷を被った後に生じる、失語症、失認、失行、記憶障害、注意障害、遂行記憶障害などの総称です。今回の法律では、高次脳機能障害者への支援を強化するため、都道府県に「支援センター」設置することをを推進し、高次脳機能障害を持つ人たちへの相談・情報提供・連携の拠点とすること、そして、就労支援や家族支援、国民への啓発などを国や自治体の責務とすることがうたわれています。高次脳機能障害を持つ人の数は、全国で20万人を超えるとされています。しかしながら、「高次脳機能障害」という言葉はどこかで聴いたことがあっても、実際にどんな障害なのか、生活上どんな不便があるのか、どのような支援が必要なのか、といった実態が広く国民に知られているとはいえません。今回の法制定を契機に、国や自治体のさまざまなシステムが加速し、高次脳機能障害に対する啓発が広く進むことを願うばかりです。ひとりの言語聴覚士として、私も頑張りたいと思います。







