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離乳食ビュッフェ👶

| 投稿者: いけだ

3年生対象の「言語発達障害学演習」において、子どもの摂食嚥下に関する演習を行いました。

麻痺のある子どもは、口腔器官の動かしにくさがあるため、摂食嚥下訓練を行うことが多いのですが、知的能力障害や発達障害のある子どもについても「丸のみしてしまう」「口の中に溜め込んで飲み込まない」等の相談があり、言語聴覚士が関わることがあります。

授業では、摂食嚥下の仕組みと口腔器官の発達について学んだ後、離乳食の見た目、匂い、味、食感等を比較しました。

用意した離乳食は、5か月、7か月、9か月、12か月、14か月用。

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【学生さんの感想】

◆実際に離乳食を食べてみて、離乳食を始めたての5ヶ月のおかゆはかなりの薄味で、濃い味に慣れている私たちにとって完食は難しかった。

◆7カ月の離乳食は、舌と口蓋で潰せるものがほとんどだったため、歯がまだ生えていなくても歯茎でも潰せると考えた。9カ月〜12カ月では味も少しずつ濃くなり、噛まないと口に残る硬さだった。

◆5ヶ月用のお粥ではかなりとろみがついていたため味が薄く感じましたが、9ヶ月、12ヶ月と成長のスピードに合わせて歯で噛み味わうことが出来たため、とても美味しかったです。

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今年度は「おいしい!!!」という声が多く、完食した班も。

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