目指す職業の理解&図書館ツアー
| 固定リンク 投稿者: うらの
「言語聴覚士になりたい」と思い、本学に入学してきた1年生。さて、彼ら・彼女らが抱いている言語聴覚士のイメージはどんなものでしょうか。「言葉に障害のある人に接する仕事」「病院などに勤めている人」「発達がゆっくりな子どもに接する仕事」「人の話を聴いたり親切にしたりする仕事」「国家資格」・・・どれも決して間違いではありません。でも、そもそも言語聴覚士って本当はどんな仕事なのでしょうか。日本に何人いるのでしょうか。病院以外だと、どこに働いているのでしょうか。言語聴覚療法の対象となる、言語聴覚障害の種類はどのぐらいあるのでしょうか(発達がゆっくりな子どもだけとは限りませんね)。言語聴覚士は1日どんな働き方をしているのでしょうか。・・・これらに対し、明確に答えられる1年生はそう多くないはずです。
1年生の科目であるフレッシャーズゼミでは、今日から「目指す職業の理解」についての学修が始まりました。まずは個人ワークとして、言語聴覚士の仕事について、インターネットや手持ちの書籍、資料などから調べ、次いでグループワークで、各自が持ち寄った情報を共有しました。今まであまり話したことがなかったクラスメートとも、活発な意見交換がなされました。
グループワークで情報共有・意見交換ができたら、今度は具体的な調査の準備です。全員で4階の図書館へ行き、図書館スタッフの方々から書籍の配置、どんな本があるかの説明をしていただきました。そう、「図書館ツアー」ですね。
ゲートで学生証をピッとタッチすることで入館ができます。中には医療系の専門書やジャーナルがたくさんあります。さあ、これで図書館の入り方や使い方はわかりましたね。これから「目指す職業の理解」のために、役に立つ資料や書籍をたくさん借りて、学びを深めていくことを期待しています。