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| 固定リンク 投稿者: うらの
3年生の多くは今週月曜から見学実習が開始となりました(一部の学生は来週からの開始となります)。病院に到着するまでは不安と期待で一杯になり、人によっては身体が震えたりしたかも?しれません。
ところが・・・実習初日に学生から送られてきたメールの多くには、新たな発見と驚き、大学で学んだことと実際の臨床現場との照合の様子が興奮気味に綴られていました。「〇✕の検査を見学させていただいた」「△◇の訓練を様子を見せていただいた」「STの先生方それぞれの臨床に対する考え方をお聴きしてすごく勉強になった」などなど。そして「もっと勉強しなければ」という強い意気込みも伝わってきました。
やはり、これが現場の臨床のパワーですね。私も長年臨床をしてきましたが、患者さんや臨床家の姿から学ぶことは、教科書や講義での学びとは全く質的に異なります(注:大学での学びを否定するものではありません、念のため)。
ことばに障害があるということはどういうことなのか、障害を抱えながらも自分らしさを取り戻していくプロセスはどのようなものなのか、そしてそれを支援する言語聴覚士はどのように働きかけ、どのように伴走していくのか。
4週間で多くの「!!!!!」に出会い、ひとまわりもふたまわりも大きくなって大学に戻ってくるのが教員として今からとても楽しみです。