病院職員の昼食
| 固定リンク 投稿者: うらの
楽しみな昼休み。本学の場合、お昼の調達は2つの学食、時々来るキッチンカー、3号館12階と6号館で売っているお弁当、そして駅から大学までの間にあるコンビニ等複数のお店での購入と様々な選択肢があります。あ、勿論ご自宅からお弁当を持ってきて食べている人もたくさんいますよ。
では、病院で働く言語聴覚士の場合、お昼はどうしているのでしょうか。私は複数の病院で勤務しましたが、やはりお昼事情は病院によって様々でした。自宅からお弁当を持って行ったり、駅や途中のお店で何かを購入して持って行ったこともありますが、患者さんと全く同じ献立を、職員割引でいただけた病院もありました。これは本当にありがたかったですね。代金も非常に安価だったのですが、毎月食べた日数に応じて給与から天引きされるシステムになっていました。患者さんと同じメニューではないものの、職員食堂があった病院もありました。こちらも非常に安価で、給与からの天引きシステムとなっていました。昼食だけでなく、希望者には朝食や夕食の提供もありました。もともとは当直のある職種(例:看護師など)のためのサービスだったのでしょうが、当直のないリハビリテーションスタッフであっても、事前に申し込みをすれば朝食や夕食をいただくこともできました。当時20代だった私は、平日の昼食・夕食は全て病院で食べていました。お財布にも健康にも優しく、とてもありがたかったですね。人によっては3食全て病院でまかなっていたスタッフも何人かいたと記憶しています。
かつて一緒に働いていた同僚や先輩たちと久しぶりに集まって話す機会がある時、思い出話は本当に沢山で尽きることがないのですが、病院の食堂の話になることもあります。あー、毎日お昼にお箸の入った箱をもって食堂に行ったよね、とか、カレーにかぼちゃが入ってたよね、とか、メニュー表のGPごはんって何のことかと思いきや、“グリーンピースごはん”だったよね、とか。まさに「同じ釜の飯を食った」仲間同士だからこそ盛り上がる話です。いつの時代も、どんな環境でも、どんな場所でも、食の話題は人を和ませるものですね。