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病院行事

| 投稿者: うらの

クリスマスイルミネーションが美しい時期になりました。蒲田駅周辺も、東京工科大学蒲田キャンパスも、そして12号館浦野研究室入口も、クリスマス仕様になっていることはこれまでのブログでお伝えしてきたとおりです。
私は病院勤務が非常に長かったのですが、これまで勤めてきた病院(複数)ではそれぞれ様々な趣向を凝らした行事が行われてきました。12月には「クリスマス会」として、電飾やクリスマスの飾りがたくさんある部屋の中で、職員のゴスペルや楽器演奏に加え、もともと音楽をやっていらした患者さんや歌の好きな患者さんにご登壇いただき、素晴らしい美声や楽器演奏を披露していただいたのが非常に印象に残っています。他の患者さん達も「あの人、すごく歌がうまいんだね」とびっくりされたり、これまでお互い話したことのない患者さん同士での交流も広がったり、ということもあったようです。
このほか、春には花見をしたり、秋にはそれぞれの身体機能に合わせた運動をする「運動会」(職員も車椅子自走リレーなどがありました)もありました。変わったところでは「ゲーム大会」なんてのもありました。麻雀、双六、オセロ、トランプ等、いくつかの種目に分け、あらかじめ患者さんのご希望を取りまとめてチーム編成し、各ゲームごと、部屋ごとに決戦が繰り広げられる、とても面白いイベントでした。
病院の立地や機能によって出来ることと出来ないことが異なりますので、全ての病院でこのような行事が出来るとは限りませんが、病院にご入院されている皆さんに、少しでも彩りや楽しみ、そして季節を実感していただくような工夫を、言語聴覚士だけでなく病院職員みんなで力を合わせて行っていました。これもひとつの「他(多)職種連携」の形だったのだなあと、今になって改めて思います。コロナになってから、これらの行事開催もなかなか難しくなっているとは思いますが、少なくともスピリットは今でもきっと残っているに違いありません。
クリスマスイルミネーションから話がやや飛躍しましたが、STを志す皆さんにも季節感や生活の中での彩りを大切にし、さらには自分とは異なるアイディアや発想を持つ人、異なる職種の人ともしなやかに連携できる柔軟性を持っていただきたいなと思います。Sakura_tree Othello_game Music_hikigatari_stand_woman 

 

 

 

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