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摂食嚥下障害学演習:摂食姿勢の調整

| 投稿者: とやま

今日の3年生の授業「摂食嚥下障害学演習」は、食べる姿勢の調整方法を学びました。

教室のレイアウト上、背上げをすると(ベッドで上半身を起こした状態にすると)患者さん役の学生の前に素敵な景色が広がります✨👀
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演習のスタートは、良肢位(患者さんが過ごしやすい/動きやすい姿勢、体への負担が少ない姿勢)の確認、背上げの手順の確認でした。

ベットに寝る位置の調整、膝を曲げる位置の調整、背上げ、圧抜き用手袋を使用した圧抜き、患者さんの安楽性(クッションを使用した姿勢調整)を意識しながら、ベッド付属のリモコンで背上げをしていきます。
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患者さんに安全にご飯を食べてもらうためには、丁寧な姿勢の調整が欠かせません。

学生のレポートにも「圧抜きをしてもらった後は背中が楽になった」「足の裏(足底)にクッションがあると安定する」などの感想が記載されていました📝

良肢位を保持するコツを理解した後は、食べる姿勢の調整です。体の角度(背上げ角度)、体の向き、頭の位置、顔の向きを調整しました。
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食べる姿勢を調整して ➰ いざ!実食!!
姿勢や頭の位置による飲み込みの違い、トロミの濃さによる飲み込みの違い、一口量による飲み込みの違い、自分でスプーンを持った場合と食べさせてもらう場合の違いを体験しました。
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「この姿勢はキツイ」「一回の量が多い(大きなスプーン大盛りは無理)」「スプーンを口に運ぶペースが速い(すぐには飲めない)」など、食べさせてもらう側を経験することで、新たな気づきが得られたようです。

言語聴覚士は、飲み込みに問題を有する患者さんの食事支援をすることも少なくありません。
患者さんが楽な姿勢で安心して食べられる🛌🍱環境づくりを大切にしてください。

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