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聴覚障害学Ⅲ その2

| 投稿者: はらだ

本日の3年生の授業ー聴覚障害学Ⅲ  は、補聴器フィッティングの講義・演習でした。

 

昔は、アナログ補聴器を手作業で調整  していましたが、今は、PC内のフィッティングソフトを用いてデジタル補聴器の調整をするので、あっという間に計算も、調整も出来てしまいます。

 

演習では、まず、学生達が仮の難聴を設定(オージオグラムを作成)し、その聴力に適した補聴器を選び、いくつかの処方式を選び、プログラムを作成します。

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それから、各プログラム、周波数帯ごとに出力や利得の比較をし(どの高さの音が、どのくらい大きくなっているのかを比べて)、処方式の特徴を読み取っていきます。

 

教科書にあるような「目標挿入利得」になるのか? どんな調整機能が必要なのか? 考えなければならないことはいろいろありますが、学生達のテキパキとした動きは、「さすが!デジタルネイティブ世代」ですね。


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授業が終わった後も、学生達がホワイトボード前で、選択したプログラムの比較で討論中!
結論は出たのかしら?

 

 

補聴器、人工内耳などの聴覚補償機器は、目まぐるしく進歩しています。

若いみなさんが、ますます 活躍できる領域 ですよ~!

 

(写真掲載許可ありがとー!)

 

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