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声がガラガラに・・・スポーツ編:カーリング

| 投稿者: いくい

こんにちは!

 

このブログを毎週担当するようになって丸2年・・・
今日は、今年度最後のブログになりました。
内容はいろいろですが・・・専門的なところでは、音やリズム、声や話ことばの音の話をしてきています。

今日は久しぶりに声の話です。

声を使いすぎて、声がガラガラになったという経験はおありでしょうか?
スポーツと声は密接な関係があります。

チームメイトとのコミュニケーションに

自分に気合を入れるために

力を入れるために

 

大声を出し続けると 声がかれる・・・
それを時間の経過とともに、目の当たりにする機会がありました。

先週開催された、世界女子カーリング選手権大会2023でのこと
1試合の 正味の試合時間は 2時間半。
7日間で12戦。1日2試合の日がほとんどです。
数時間の休憩ですぐに次の試合をすることもあります。

カーリングでは、ストーンを投げるところと、的となるハウスとの間は40メートル以上離れています。

この40メートル離れた端と端とで、大声でコミュニケーションをとり続けます。
そう・・・1試合につき2時間半。7日間連続で計12戦です。

今回、予選全試合を録画して観戦しました。
予選も半ばを過ぎ始めると、試合後のインタビューでの選手の声が徐々にかすれぎみになってくるのがよくわかりました。
終盤は、もうガラガラでした。

声を十分に休ませず、次の負荷がかかる・・・ということが繰り返されると、ガラガラの声はひどくなっていきます。
ひどくなればなるほど、それを回復させるのには、さらに時間がかかるようになります。

こうしたわかりやすい声の使い過ぎによるガラガラ声であれば、通常は声を休ませることで回復させることができます。

でも、くれぐれも・・・

声が変だな、と 声の異常が続く場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。

声の異常は、聴いただけではどういう病気かはわからないからです。

 

さて3月も明日で終わり。
新しくやってくる来年度は、どんな1年になるのでしょう。
皆様のご多幸をお祈りしています。

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