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教員間で「いいね!!!」を共有しています

| 投稿者: いけだ

みなさんのところには、サンタさんは来てくれましたか。
25日に小学校1年生の子どもさんとzoomでお話した際、第一声が「サンタさんにもらった!!!」でした。
嬉しそうな表情でおもちゃを見せてくれる様子を見てほっこり気分に。
幸せのお裾分けをいただきました。

今年を振り返って「いいね!!!」と思ったことの中から2つのエピソードを紹介します。

1つめは、1年生。

フレッシャーズゼミの研究演習の作業部屋として、私たちのグループは言語聴覚演習室の小部屋を振り分けられました。
通常椅子は4脚です。
メンバーは学生さん5人、教員1名なので最初は他の教室から椅子を持参していました。

【普段の言語聴覚演習室】
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ある時から、なんと、学生さんが私分の椅子を用意してくれるようになりました。

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終了後に椅子を片付けようとすると、「先生置いたままでいいですよ」とナチュラルに声をかけてくれます。その気持ちが嬉しくてウルっとしてしまいます。

椅子を用意してくれるという行為でたくさんのメッセージが伝わりますが、私を受け入れてくれているということも伝わります。
訓練の場に置き換えると、患者さんに対するとても重要なメッセージとなります。

もう1つは、2年生。

担当の授業終了後、学生さんと立ち話をすることがあります。

話し終わって帰ろうとする際、学生さんはしっかり机に収まっていない椅子を無言で直しながら、出口に向かっています。
素晴らしいと思い、それを行った理由を尋ねると「〇〇の授業で習った」と。

患者さんやそのご家族はしっかり整理整頓されていない訓練室の様子を見て「この言語聴覚士は訓練も適当なのでは?」と感じ、不信感につながってしまう可能性があります。マイナスな印象を持たれないほうが早く信頼関係を築くことができますよね。

そのような視点を持っている学生さんが使用する言語聴覚学専攻の演習室はいつもきっちり整理整頓されています。

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私たち言語聴覚士が対象としている「言語・コミュニケーション」のリハビリは、患者さんが担当の言語聴覚士を信頼し、この人の言っていることを信じてやってみようと呼称、文字を読む等の課題に取り組んでくださることで本格的なリハビリを開始することができます。

教員は臨床現場において信頼関係が重要であることを体感しているので、信頼関係につながる「いいね!!!」と思うことを教員間で共有しています。

「感謝の気持ちをことばにして伝えてくれたので嬉しかった」「尋ね事をしたらとても丁寧に対応してくれた」等、ちょっとした立ち話の場面であったり、場合によっては会議で報告しています。
そして、報告してもらったことはストックしておいて必要な時に学生さんにフィードバックしています。


今後も「いいね!!!」をたくさん報告できることを願っています。

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