第46回 日本高次脳機能障害学会 学術総会に参加①
| 固定リンク 投稿者: かわかみ
12月2日(木)〜3日(金)に、第46回日本高次脳機能障害学会学術総会がありました。
開催地は山形市でした。
会場は、やまぎん県民ホールと、そのすぐお隣の山形テルサでした。
2020年、2021年はコロナ禍のため学会に参加できなかったため、久しぶりの学会参加でした
到着した山形駅は、まさかの雪、気温1℃
沖縄県出身の私には少しこたえる天気でした
しかし、会場の、やまぎん県民ホールは、山形駅西口から屋根付きの歩道でつながっているため、
すぐに会場に着きました
高次脳機能障害とは、病気や事故によって、脳の損傷を受けることで起こる、言葉や記憶力などの障害のことを言います。
高次脳機能障害の例として、
・失語症:言葉がうまく話せなくなる、読み書きができなくなる など
・記憶障害:記憶力が悪くなる など
・注意障害:注意力が散漫になる など
・遂行機能障害:効率よく行動ができなくなる など
・社会的行動障害:感情のコントロールができなくなる など
が挙げられます。
これ以外にも、脳を損傷すると様々な症状が起こることがあります。
学会には、高次脳機能障害に関わる臨床・研究を行っている、医師(脳神経内科、精神科、リハビリテーション科など)、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、公認心理師、臨床心理士、看護師など、幅広い専門職の方達が参加しています。
学会に参加すると、様々な職種の先生方から、新しい知見や、珍しい症状の症例報告を聞いたり、議論することができ、とても勉強になります
学会は、
・学会に所属する人が応募して発表する「一般演題」
・「シンポジウム」や「セミナー」などの講演
・お弁当を食べながら講演を聞ける「ランチョンセミナー」
・その他、 その学会の領域に関する機器などを販売している企業の「企業展示」
などの催しがあります。
中でも、最も演題数が多いのは「一般演題」です。
今回の学会では、221の一般演題の応募がありました。
一般演題 には、以下の2種類があります。
・口演発表:研究内容について、スライド(パワーポイント)を作成し、スクリーンに映し出して発表します。
・ポスター発表:研究内容についてのポスターを作成して発表します。
私は今回、一般演題の口演発表で発表を行いました
続きは、次回のブログでご紹介します。