文化の日ですが・・・メン! ドー! コテ!
| 固定リンク 投稿者: いくい
今日は国民の祝日の「文化の日」です。
趣旨は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」。
11月3日は楽しみにしているものがあります。
全日本剣道選手権大会です。
剣道をしているわけでも、日常的な剣道ファンというわけでもないのですが・・・
この大会だけは・・・もう15年以上、録画して見逃さないようにしています。
日本一を決める大会です。
熱戦ということばでは語りつくせない、息をするのを忘れるほどの緊迫した試合が繰り広げられます。
私が最もハマっているのは、実は・・・審判です。
ご存じの通り、剣道の勝敗は、竹刀で相手の防具の決められた場所に打ち込んでいくことで決まります。
メン とか ドー とか コテ とか 技の名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
私がハマっているのは、「一本」=有効打突は、審判員3人が決めることです。
ただ、打っただけではダメなのです!
一本になるには
・充実した気勢
・適正な姿勢
・竹刀の打突部で、
・打突部位を刃筋正しく他突し、
・残心あるもの
でなければダメだそうです。
これらすべてを、審判員は瞬間瞬間を瞬時に判定するのです。
しろうとからすれば、目にもとまらぬ早業に、
「いつ一本になったの?」
「なぜこれが一本じゃないの?」
となります。
実況中継の解説者がていねいに説明してくれて初めてわかります。
審判員は、目でみるだけでなく、全身の感覚すべてを研ぎ澄まして判定しているのだと思います。
剣士も審判員も まさに
一瞬一瞬 この瞬間に 全集中!!!
研ぎ澄まされた感覚と集中力・・・
言語聴覚士にも・・・医療職にも・・・どんな仕事にも必要です。
鍛錬し精進し続ける 剣士の姿、審判員の姿に カツをいれられました・・・!