自分に向き合う
| 固定リンク 投稿者: はらだ
本学の言語聴覚学専攻のカリキュラムには、12単位の臨床実習があり、「言語聴覚臨床実習Ⅰ」、「言語聴覚臨床実習Ⅱ」、「言語聴覚臨床実習Ⅲ」に分かれています。
言語聴覚臨床実習Ⅰは3年次の後期に、言語聴覚臨床実習Ⅱと言語聴覚臨床実習Ⅲは4年次の前期に配置されています。
臨床実習の開始は3年次ですが、その準備は、1年次の科目から始めています。
準備としての代表的なものは1年次「言語聴覚基礎実習」という科目ですが、「実習」と付いていないいろいろな科目でも、臨床実習で必要となる「態度(情意領域)」の修得を学修目標としています。
それぞれの科目では、授業計画(シラバスといいます)を公開していますが、ここではそれを大雑把に示すと、
授業の目標:プロフェッショナリズムを理解し、目指す人間性に近づくための行動を自発的に起こす
具体的な行動目標(演習内容):
行動選択(あなたなら、どうする?)
その理由(なぜ、そうした?)
グループでの意見交換(他の人は、どう考えた?)
意見交換で得られたあなたの気づき(あなたと他の人との違いは?)
学習方法:
予習用ワーク
グループディスカッション
気づきのまとめと共有
振り返り
などなど、いろいろな課題に取り組んでいます。
それらのベースになっているのは「自分を知り、自分に向き合うこと」なのですが、実は、自分に真正面から向き合うのは、なかなかしんどく、エネルギーが必要なことなのです。
学生のみなさん! 一緒に頑張ろう!