今回は、訓練でよく使用する支援グッズを紹介します。

時間を可視化してくれる「タイマー」です。

赤い部分が時間経過とともに減っていき、見えなくなると終了となります。

時計を理解することが難しく、切り替えに課題のあるお子さんの訓練で使用しています。

苦手な課題をあとどれくらい頑張ればよいか、あとどのくらい待てば楽しいことを行うことができるのか等、知りたいと思う時にいつでも見ることできるようにしておくと見通しを持つことができて、安心感につながります。

訓練場面だけではなく、実は大学の授業やzoom勉強会でも使用しているんです。

学生さんに時間制限のある発表をしてもらう時、写真のようにホワイトボードに貼りつけておきます。

学生さんは事前準備がしっかりしているようであまり頼りにしていないように見えますが、司会の私には大いに役立っています。

訓練ではこのように使いやすく、わかりやすくするという視点はとても重要です。

ちょっとした工夫であれば自分で作っても良いですし、販売されているグッズを調べて自分の中の引き出しに入れておくと良い提案をすることができます。

このような支援グッズは、苦手さのある人に役立つだけではなく、その他の人々にとっても安心につながることが多いです。