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大学教員の仕事(研究について)

| 投稿者: はらだ

本専攻の学生たちは8月10日に前期試験が終了し、9月12日の後期授業開始までの間、ほぼ、1ヵ月の夏休みになります。

アルバイトに励む学生もいれば、ボランティアに勤しむ学生、友達と旅行に行く学生、親の故郷へ行く学生、みんなそれぞれの時間を有効に活用していることと思います。

私たち教員も同じように夏休みがあると思われているのですが、残念ながら、そんなに長い休みはありません

大学教員の仕事には、「教育」「研究」「大学運営(学務)」そして、私たち医療職の場合には「臨床」もあります。そのため、8月の学生不在の一定期間には、研究に集中する時間を確保します。
研究は、それぞれの専門領域に関することや、学生教育に関することなど、さまざまですが、患者さんに対する支援効果などのデータを用いたものや、言語聴覚療法における基礎研究などが、多いです。

大学教員が研究を開始するにあたり、研究計画書を作成し、大学の倫理審査委員会に研究の「倫理審査申請書」を提出して、研究対象者の人権を保護したり、研究者が不利益を受けないようにするためのチェックを受けます。

私の研究は、難聴のお子さんの言語獲得に関する支援効果を明らかにすることですので、研究ごとに「倫理審査申請書」を提出し、承認されてから研究をスタートしています。実際には、研究対象者から「同意書」を頂くことからのスタートです。

 

近年は、音声入力が可能になったので、研修資料としてのデータ入力がとても楽になりました。 音声入力って…本当にすごい!

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