学会参加記④
| 固定リンク 投稿者: いけだ
日本言語聴覚士協会主催「第23回日本言語聴覚学会inにいがた」の第4報(最終)です。
学会における発表形式は「口頭発表」か「ポスター発表」の2種の場合が多く、
それぞれの発表において、「失語症」「摂食嚥下障害」等領域ごとに群になっいます。
私の場合は、小児領域、吃音、卒前・卒後教育の群に参加することが多いのですが、
今回は、専門外の「がんリハ」口頭発表の群に参加しました。
なぜかというと、養成校時代の同期が座長を務めるからです。
座長とは、その領域のことを熟知している人が指名されることが多く、司会進行、助言等を行う役割です。
同期は少し前から学会の座長を担当していたのですが、タイミングが合わず、今回念願叶って参観することができました。(セッション終了後にパチリ。遠慮して下を向いている場面を撮影しましたが、顔出しOKだったよう。残念)。
仕切りもスムーズ、助言もしていて、「かっこいい」「ステキー」「キャー」等の心の声(叫び)を抑えることに必死でした。終了後には同期と話したい人の行列ができていました。
同期の活躍は、自分のことのように嬉しいものですね。
「がんリハ」群は学会ラストの群だったので、同じ新幹線で東京までおしゃべりしながら一緒に帰りました。
養成校時代はカッコつける余裕がなかったので同期には素を知られています。だから、卒業した今も気軽に相談できるのです。
養成校を卒業してから約20年経ちますが、今も年1〜2回集まってワイワイやりながら励まし合っています。同期は臨床に出てからも心強い味方です。
【おまけ】 サプライズ!!!
学会2日目、会場に向かう上りエスカレターに乗りながら、
私が狙っていたお米で作られた飲み物が残っているかしらとお土産コーナーを下からチェックしていたら、お店の人とバチっと目が合い、「池田先生!!!」と声をかけられました。
名乗っていないのになぜ私の名前を知っているのだろうか???頭の中が混乱状態!!!
エスカレーターが2階に到着した時にお店の方が駆け寄ってきてくれて、「お二人の先生から心のこもったプレゼントです」と狙っていたお米で作られた飲み物を手渡されました。
<学会場の脇を流れる信濃川をバックに>
今回発表してくれた先生方からのプレゼントでした。昨日ハッピを着ていた人が池田であり、その人は必ずここに買いに来るので、渡してくださいとお店の方にお願いしてくれたようです(お店の方、ご協力ありがとうございました)。
サプライズ、嬉しかったです。ありがとうございます。
そして、頂いた飲み物は、大事に大事にいただきます。
「明日来ます」という私の言葉が社交辞令ではなく、必ず買いに来ると断言したお二人の先生の見立てが素晴らしい。私の習性?!が理解されていることがわかり嬉しかったな。