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学会参加記③

| 投稿者: いけだ

日本言語聴覚士協会主催「第23回日本言語聴覚学会inにいがた」の第3報です。Fv_kygnacaa299b

今年の2月に学苑社さんから書籍を出版させていただきました。

学校でできる言語・コミュニケーション発達支援入門~事例から学ぶ ことばを引き出すコツ~

  学苑社 池田泰子、松田輝美、菊池明子著 

学苑社の社長に担当していただいたのですが、社長のご支援がなかったら出版に至らなかったと断言できます。初編著であったこともあり、試行錯誤してしましたが、温かく見守ってくださいました。そして、出口の方向に光を照らして優しく誘導してくださったので、納得できる書籍を完成することができました。  この場を借りて心より御礼申し上げます。

学会場には、各出版社の書籍ブースが出ているので、お世話になった学苑社さんにご挨拶しようと共著の先生と向かいました。

ご挨拶したいという思いばかりが先行していたためか、ブースについたら、自分の本が並んでいることに、ビックリ!!!なんだか気恥ずかしく、挨拶を終えて早々に退散しました。

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帰宅してから、「あ!!!本の写真を撮り忘れた」。

今回、ブログ用にとおにぎりになってみたりと張り切ってたくさんの写真をとったのに、肝心の写真を撮り忘れました。

あきらめていたら、同じ時期に学苑社から出版された富田朝太郎先生(「富田分類から学ぶ障害の重い子どもへのコミュニケーション支援」)のTwitterに私の書籍が写っている写真を発見。

学会場で名刺交換させていただいたので、ブログへの写真使用についてご相談したところ、快諾してくださいました。富田先生、ありがとうございます。

本が並んでいる1つめの写真で、右下が私の書籍、左隣のオレンジの本が富田先生の本です。

ブログを書いていると長くなってしまう傾向があるので、
この本については、別の機会につぶやきたいと思います。

今回は高校の部活(バスケ部)の仲間とその家族の感想の一部を紹介します。
私の出版を知ったら、皆即買いしてくれました。ありがたいことです。

◆訪問看護をしているナースの友人
今年の4月に小学校特別支援学級、障害児通園施設に就職した2名の若者に就職祝いとしてプレゼントしてくれたとのこと。
訪問先に「オウム返し」が多い重度の知的障害の方がいて、池田の本に載っていたと結びついたそう。友人として購入したけど、自分の仕事にも関連することに気がついたと報告してくれました。

◆保育士の友人
吃音が悪化することを知らなかった等、本当に勉強になったよと。
支援のヒントがとっても良くて、繰り返し、参考にしてみたいページがいっぱいあったという感想を寄せてくれました。

◆教員を目指している大学生の娘さん
子どもと関わるボランティアやアルバイトの中で本の事例のようなことが度々起こり、この本を読んで支援方法を学ぶことができたとのこと。
また、障害のあるお子さんに関わる人だけではなく、子育てをするパパ・ママや障害がない子どもと関わる人も知っておくべき内容だと言ってくれたそうです。

この本の内容とは関係が薄いかなと思い、部活の仲間には積極的に宣伝しませんでしたが、感想を寄せてもらうと、私たち言語聴覚士が専門とする「言語・コミュニケーション」が生活する上でとても身近なことであり、どうしたら良いかと迷っている人が多くいることを改めて実感しました。

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