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バレンタインで感じる季節

| 投稿者: うちやま

Valentinesday_heart_box2月14日、今日はバレンタインデー

チョコレートを贈ったり貰ったりしている方もいるかもしれませんね

日本でバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣が広まったのは、1970年代に入ってからだそうです。この時期になると、あちこちで可愛らしいチョコレートやお菓子、手作り用のキットなどが売られているのを見かけます。

バレンタインデーも、季節を感じるイベントの一つ。これからの時期であれば、卒業式、ひな祭り、お花見、など、春を感じるイベントが続きます。

 

言語聴覚士が支援する患者さんの中には、認知機能の低下から「今日が何月何日なのか」「今の季節は何なのか」といった感覚がずれていたり分からなくなっていたりする方がおられます。季節に合わない服装で過ごしてしまい、体調を崩す心配もあります。

そういった患者さんとの言語聴覚療法では、言語聴覚士は積極的に季節を感じたり日付を確認したりする場面をつくっています。

例えば『バレンタイン=2月14日=冬』ということを、時にはお店の広告やテレビCMなども取り入れながら、今日の日付や季節を毎回の訓練で患者さんと一緒に確認します。

時には、患者さんから何かバレンタインにまつわるエピソードが出てくることも。最近のことが思い出せなくても、若い頃のことのほうがよく覚えている…ということはよくあります。エピソードをきっかけにして、日付や季節感をより強く認識することができます。

バレンタインにあまり馴染みがない80代、90代の方であれば、節分や梅の開花など、その方に合わせた話題を取り入れます。

言語聴覚療法の訓練の題材は、身近なところにも色々あります
普段の生活の中で「これ、訓練に使えそうだな~」と思って、会話練習や課題に取り入れることもよくありました

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