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日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会と言語聴覚士

| 投稿者: よしはら

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コロナ禍が継続する中、社会全体の流れは一変しました。その間に夏季、冬季オリンピックあり、選挙あり、緊急事態~蔓延防止等々、学校行事延期・中止、病院ひっ迫、診療所経営悪化、学会・研究会の参加形式のオンライン開催ありと種々の対応余儀なくされています。       言語聴覚土(ST)の取り巻く環境も影響受けます。病院・診療所はオンライン診療少しづつ始まったとはいえ、直接対面しなければならない職業の筆頭です。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は平成27年に事業計画のひとつにSTの雇用促進を取り上げています。その一環として「診療所における言語聴覚土雇用に関するアンケート調査」を実施しています。診療所ですので病院でなく、いわゆる開業の先生へのアンケートです。学会にHPに詳細は掲載されています。ST採用の必要性や重要性は周知であるが、一方負の部分としては診療所によって、対象となる患者さんが少ない、設備投資困難、経営の問題、求人するもみつからないなどが挙がっていました。今後の方針として、リハに関わる診療報酬の改定や施設基準の緩和、ST協会と連携して学会がST生涯教育を確立していくことが述べられています。コロナ禍はその後の出来事ですので、現状の診療所経営はコロナ前より疲弊していますが、必ず乗り越えて病院の勤務だけでなく耳鼻咽喉科診療所の常勤、非常勤も増加していくものと思います。

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