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行事食と言語聴覚士

| 投稿者: うちやま

Syukujitsu02_seijin_nohi1月10日、成人の日ですね🎌

新成人の皆さま、おめでとうございます

さて、私は月2回、大田区の施設に出向き、施設に通所されている方のお食事について助言・支援をさせていただいています。

先日、伺った時には、ちょうど「成人の日」を祝うものとしてお赤飯が出されていました。

実は、病院や施設でも、季節ごとの行事に合わせて、対象者の方の食事に、普段とは違った献立が提供されることがあります。

例えば、お正月のおせち料理、七草がゆ、節分に福豆、バレンタインデーにチョコレートムース…などです。

病院や施設には、食事の献立や食材、食事形態などに配慮が必要な方も多くおられますが、こういった方々も季節感のあるお食事が摂れるように、栄養課の方々はさまざまな工夫をして献立を考えて下さっています。

特に飲み込む力が弱くなっている方の場合、普通の食事形態では、むせてしまったり、のどにつっかえてしまったりして非常に危険なのです。対象者の方が安全に食事を楽しんでいただけるよう、私は言語聴覚士として、普段の食事や行事食の献立作りに参加することもありました。

栄養課の方と一緒に試食を行い、それぞれの専門的立場から食べやすさや飲み込みやすさを評価し、意見交換および改善点の検討をしていたのですよ。献立によっては材料や水分量、加熱時間などを何度も調整してもらい、改良を重ねて、行事食や普段の献立として提供されるようになったものもありました。

対象者の方に美味しく安全に食事を楽しんでもらえるように、栄養課の方々との連携も言語聴覚士には欠かせないものです。

栄養課で用意される新しい献立の検討会、みんなで色々言いながら試食するのは楽しかったですね~

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