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身障者手帳交付

| 投稿者: よしはら

 

Kamata1

様々な疾患や、ケガなどで障害を負うことがあります。18歳以上で都道府県知事から認定され身体障碍者手帳が交付され、多くの福祉施策を受けるシステムがあります。複数の科が障害に応じて指定医となり診断書や意見書を発行しますが、耳鼻咽喉科が関わる障害として聴覚障害、平衡機能障害、音声言語機能障害、咀嚼機能障害があります。1~6級の等級があり、要介護は1,2級、家庭、家庭周辺での日常生活の著しい障害は3,4級、軽度(社会での日常生活の著しい障害)は5~7級に分けられています。認定する上で基準がありますが、聴覚を例にとると、両耳の聴力レベルが100dB以上(全聾)では2級、両耳の聴力レベルが90dB以上は3級、というふうに分けられ他に4級と6級が指定されています。一方で、喉頭がんなどで喉頭を摘出してしまった患者さんは音声機能、言語機能の喪失として3級とされています。身体障碍者認定により補聴器であったり、人工喉頭などの補装具の給付支援が受けられます。直接指定をすることはありませんが、STになる学生の方々もこのようなシステムがあること知っておくことも大切です。                                                       まだまだ寒い日が続きますが、あと2か月もすれば少し暖かさを感じられると思います。春待ち遠しいところです。

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