教員が学生におすすめする本
| 固定リンク 投稿者: わたなべ
昨日から、学生たちは短い冬休みに入りました。年末年始は様々なイベントがあり忙しいと思いますが、学生らしい有意義な時間を過ごしてほしいなと願っております。
さて、学生の図書館利用促進を目的として、「図書WG(図書委員)の教員が学生におすすめする本」展を、一週間前から開催中です。小生も図書委員として、2冊をお勧めしました。
蒲田キャンパスでは、図書館カウンターの向かい側に展示しています。
先生方のお勧め書評がと本が並んでいますよ。
推薦文:
「ヒトはなぜことばを使えるか」不思議に思いませんか?脳損傷の後遺症「失語症」では、ことばを理解したり話したり読み書きしたりすることが難しくなります。著者は神経心理学の高名な専門家ですが、本書では一般の人にもわかりやすく、脳とこころのふしぎについて謎解きをしています。なお、著者の「神経心理学入門」は古典的名著で、言語聴覚士はもちろん、神経心理学に携わる医療従事者には必読書となっています。
音のなんでも小事典 : 脳が音を聴くしくみから超音波顕微鏡まで
推薦文:
文系の人でも気軽に読める科学の本「ブルーバックス」シリーズの一冊です。私も学生時代に大変お世話になりました。日本音響学会が編集した学会お墨付きの真面目な、でもユニークで面白い本です。言語聴覚士の必修科目には「音響学」「聴覚心理学」があります。教科書を読むと難しい印象ですが、この本を読めば数式アレルギーのある文系人間でも、楽しく学べること間違いなし!です。一つのテーマが3~4ページ程度の短い内容でまとまっていて、イラストも豊富で読みやすいですよ。
以上の2冊が小生が推薦した本です。どちらも、高校生でも読みやすい本です。とてもお勧めです!
これらの本に興味を持たれましたら、ぜひ、言語聴覚士のお仕事にも関心をもっていただけますと嬉しく思います。
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今年も残すところ、あと2日ですね。寒い日が続きますが、身体を温かくしてお元気でお過ごしください。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ。