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「510日(ごとび)」 と 25日

| 投稿者: いくい

_ こんにちは! ずいぶんと寒くなってきました!

今日は25日

25日は働いている人にとって、車を運転している人にとって特別な日です。25日は「510日(ごとび)(ごとうび)」です。「510日」は毎月の5,10,15,20,25,30日の、1の位が5か0の日を指すことばです。5と10でそのまま「ご とう び」です。大阪では「ごとび」と言います。「ごとうび」のほうは、実際の発音時には「ごとおび」と聴こえます。「510日」と書くとなんのことかわからないので、「5・10日」と書くこともあります。基本的には会話のなかで使われることが多いことばです。関西でよく使われています。

この「510日」は商売上の決済をすることが多い日です。それでこの日は道路が渋滞します。自分でも車の運転をしているときに実感することがあります。もうひとつは、タクシーに乗ったときに、「今日は『510日』だから道が混んで・・・」という会話をたびたびしました。車の渋滞については25日が顕著です。月末にかけて月締めしていくためのようです。

もうひとつ、昔ながらの習慣として25日に大きな意味があります。それは、多くの企業の給料日になっていることです。月末にかけて個人でも決済、例えば家賃の引き落としとか・・・があることを考えて、25日を給料日にする企業が増えたときいたことがあります。25日は・・・なんとなく・・・昔の昭和の時代を思い起こさせる日でもあります。昭和の時代、25日はお父さんが給料袋を持って帰る風景が 当たり前でした。お母さんは、その日の晩御飯は、お父さんの好物を用意して待っている・・・なんていう家庭もあったようです。 

給料は、現金の手渡しではなく、振り込みが当たり前になりました。家賃もクレジットカードの支払いも勝手に引き落とされていきます。「510日」は死語になったと思っている人もいるようです。

でも25日の渋滞は、まだあるようです・・・。

 510日」も「25日」もなんとなく懐かしい、一生懸命に働く人の姿が見える「」です。

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