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きほんの手洗い

| 投稿者: いしず

新型コロナウイルスの新たな変異株のニュースがとびかっていますね。ただ私達ができることは、マスク着用や手洗いなど基本的な感染予防でしょう。

特に、手洗い医療従事者の基本でもあります 当然、言語聴覚士も。

自分が感染しないためにも、患者さんや周囲の人を感染させないためにも、手指衛生は最重要

そのため、先日の言語聴覚基礎実習では、手指衛生について考える授業を行いました。

患者さんを支援するSTとして、手洗いや手指消毒の重要性と目的を皆で確認した後、実際に手洗いチェックをしました。どのようにしたかというと…

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手洗いの前に…まず乾いた手に蛍光塗料を手指にぬります。見えない微生物や汚れの代わりね

それから、このように石鹸をつけて…手を洗います。

学生さん達は手洗いの手順を確認しながら、かな~~~~り念入りに手を洗っていました。

  お~い、まだ洗うの? 妙に時間をかけてるなぁ…

手を洗ったら、チェック、チェックです ちゃんと汚れは落ちているでしょうか?

評価器具に手を差し込んで、紫外線下にかざしてみると…

おっと、光っていますねぇ~。洗い残しです。

「え~~、あんなに洗ったのにぃ~」という声が聞こえてきました

患者さんと関わる言語聴覚士にとって手洗いは、非常に重要です。

1年生の皆さんは、まずは正しい手技を知り、洗い残しが生じやすい所を知ることが大事ですね。

是非、実習で確認したことを、普段の手洗いでも実践していってほしいものです。

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