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語呂合わせで覚える

| 投稿者: うちやま

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今日、11月22日は「いい夫婦の日」

「いい(11)ふうふ(22)」の語呂合わせと、11月の「ゆとり創造月間」の期間中であることから、昭和63(1988)年に制定されたそうです。

『語呂合わせ』は、ある数字や言葉に別の音や意味を当てはめることで、覚えやすくする方法の一つ。

日付や電話番号、歴史上の年号と出来事などを暗記するときによく用いられますし、言語聴覚士の勉強で必ず出てくる神経や筋肉の名前なども、語呂合わせを使うと覚えやすくなるものがあります。誰もが一つや二つは、語呂合わせで覚えているものがあるのではないでしょうか。

 

以前、私が担当したある患者さん。記憶障害があり、人の顔と名前や1日のスケジュールを覚えることが苦手でした。

その方は、入院中の理学療法・作業療法・言語聴覚療法の時間と担当者は決まっていましたので、「何時から何のリハビリがあるのか」をご自身で考えた語呂合わせで覚えておられました。

たとえば、こんな感じ。

「いいよ、おしゃべり、うちやまさん」→ 11時~ST

こうすることで、担当者が迎えに来る前に準備ができたり、1日の中で取り組んだ内容を後から思い出しやすくなったりしていました。

覚えることが苦手な患者さんも、ちょっとした工夫で、ご自分でできることが増え、自信にもつながります。

普段の生活の中にも、STのリハビリテーションに使えるヒントがたくさんあります

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