相手を「知りたい」気持ちこそ必要
| 固定リンク 投稿者: うちやま
言語聴覚学専攻では、STスキルズミーティングという専攻内の勉強会を開催しています!
2~3週に1回、1時間程度の任意参加の勉強会です。授業内では詳しく伝えられないけれど、大学生として、社会人として、言語聴覚士を目指す上で、ぜひ知っておいてほしい知識やスキルについて取り上げています。
これまでの内容は、前回開催時の記事に詳しく紹介されていますよ~
10月の長谷川先生のご講演に続いて、今回は「臨床で求められる言語聴覚士」というテーマで、藤田医科大学 客員教授の小島千枝子先生にZoomでお話していただきました。
小島千枝子先生は、特に食べること・飲み込むことの障害の分野で大変有名な言語聴覚士の先生です。小島先生に診ていただくと患者さんが変わる、そんな現場を私は何度も経験させていただきました。私の恩師であり、学生時代は𠮟咤激励してくださり、就職してからも多くのご助言やご支援をいただきました。それが、今の私につながっています。
今回は石津先生と私がインタビューする形式で、小島先生のこれまでの言語聴覚士としてのご経験や、病院で働いておられる言語聴覚士の方への臨床指導などを、学生さんにご紹介いただきました。
また、長い先生のご経験のなかで、特に印象に残っている患者さんとのエピソードもお聞かせいただきました。そこから伺える言語聴覚士としての患者さんとの向き合い方や姿勢など、欠かせないことだなぁと思わされることをお話くださりました。
他にも、学生さんが演習をしながら困っていることに対してのヒント、「患者さんとの会話のコツ」なども。
小島先生は「相手のことを知りたいという気持ちが大事」ということを熱くお話くださりました。学生さんにとっては非常に考えさせられたことではないかなぁと思います。
「STになりたいというモチベーションがあがった」「病院で働くことをイメージできた」「先生のお話を意識して取り組んでいきたい」など、前向きな嬉しい感想がたくさん聞かれました
小島先生、貴重なお話をありがとうございました!!