« 残された機能を最大限に生かす!リハビリテーション | トップページ | 人となりはそのまま »

慎重・辛抱続く

| 投稿者: よしはら

Kamata1

コロナ禍で医療のひっ迫はもちろん、様々な仕事(公的、民間含め)、研究、教育、日常生活が多大な影響を受けています。

先週、大阪で開催された日本口腔・咽頭科学会の前理事長として久しぶりに新幹線に乗り出張してきました。まずガラガラであったこと、新幹線の座席にある雑誌類はなくなり、ホテルには定番の聖書やホテル内の説明書その他備品も以前より減らし極めてシンプルになっていました。学会会長も多くの準備をしてきたのですが、制約も多く大変でした。シンポジウムの司会を担当して、シンポジストも全員現地出席でしたが、会場はかつてのような参加者より少なく、オンデマンドで見る形式になっているため活発な討論もやや控えめです。懇親会なども中止。各自の病院も皆コロナ対応で追われている状況でした。                                                            ホテルの朝食は決まったものが出されると思っていましたが、まだバイキングスタイル。ただし1テーブル1人でディスポ手袋とマスク入れを渡され、サラダやパンその他食事をとる時には素手でトング使わない配慮がなされていました。まだまだ注意を払う状況は続くものと思います。私の耳鼻咽喉科外来もマスク2重(+顔面フィルター付き)、手術用キャップかぶり、必要に応じて手袋着用が続いています。ワクチンパスポートなど検討されていますが、感染しないわけではなく、重症化が防げることで、他人には感染させうることはそのままです。関係する病院で2回接種後のDrが感染、発熱で自宅待機中です。通常の耳鼻咽喉科診療でもコロナ回復後の患者さんが訪れるようになりました。ワクチンのみでなくインフルエンザのように経口や経鼻治療薬が承認、普及していくことを期待しています。                        愛知県の野外ライブでクラスター発生のニュース、もうしばらく慎重・辛抱です。

« 残された機能を最大限に生かす!リハビリテーション | トップページ | 人となりはそのまま »