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逆さまから文字を書く?

| 投稿者: うちやま

__20210730162001今日は久しぶりにSTこうかとんの紹介をしますね

 

STこうかとんには、実は10羽以上の仲間がいます

ヘッドフォンをしていたりレントゲン写真をもっていたり

平仮名カードで声を出す練習をしていたり、、、

STこうかとんが言語聴覚士の仕事を紹介してくれています

さてさて、今日紹介するSTこうかとん、羽根ペンで文字を書いていますね。

良くみると、逆さまから「鳥」の文字を書いています!

 

実は、言語聴覚士は、逆さまから文字を書くことが、結構あるんです!

静かな個室で、患者さんと向かい合って、言葉の検査や訓練をすることが多くあります。

対面で話をしていて、言葉だけでは伝わりにくいときに、話のキーワードを紙に書いて示すと、患者さんに話が伝わりやすくなります

その際に、場所や紙の位置を変えると大変なので、向かい合ったまま、逆さまから文字を書いて患者さんに伝えています

 

数字や平仮名、自分の名前などよく使う言葉は、逆さまからでも書き慣れていますが、漢字になるとなかなか難しい…。

言葉の検査でも、患者さんに例えば「新聞」などの言葉を言語聴覚士が書いて示す問題があり、学生さんはこの「新聞」という言葉を逆さまから書けるように練習していました

こういった言葉の検査や言葉の訓練については、専門科目の「失語・高次脳機能障害学」「失語・高次脳機能障害学演習」の中で学んでいきますよ~

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