レントゲン写真と眼鏡こうかとん
| 固定リンク 投稿者: うちやま
今日は久しぶりにSTこうかとんを紹介しますね
ブログでは初登場の眼鏡をかけたこうかとん、
かばんの中にはブログで紹介したSTの必需品、手にはレントゲン写真を持っています!
なぜ、こうかとんがレントゲン写真を持っているのでしょう
皆さんも健康診断などの機会に一度はレントゲン写真を撮ったことがあるのではないでしょうか。
レントゲンは、X線を用いて外からは見えない身体の内側の様子を調べることができます。
こうかとんがもっているレントゲン写真、
よ~くみると、レントゲンに写るこうかとんの口の中を、黒い影(みみず??)が通っている様子が見えます。
言語聴覚士は、ことばのリハビリテーションだけでなく、食べることや飲み込むことに関するリハビリテーションも行います。
このレントゲン写真は、医師や診療放射線技師さんと一緒に行う「嚥下造影検査(えんげぞうえいけんさ)」のもの。
検査用の食べ物を患者さんが実際に食べる様子をレントゲン撮影して、飲み込みの力を評価します。
レントゲンでみると、食べるときの口の中の動きやのどの動き、食べ物の流れがよくわかります。
時には、食べ物がのどにひっかかっていたり、間違って食道ではなく気管のほうに入ってしまったりすることも
食べる様子を観察しながら、どうやったら安全に食べられるかを評価し、その先の訓練や指導へつなげていきます。
大学では「摂食嚥下障害学」や「摂食嚥下障害学演習」の中で学んでいきますよ~