言語聴覚土と耳鼻咽喉科医
| 固定リンク 投稿者: よしはら
おはようございます。 言語聴覚土と耳鼻咽喉科の密接な関係については、日本耳鼻咽喉科学会のHPにアプローチしていただければとても良くわかります。 HP開くとまず最初に「一般の皆さん」へという項目クリックしてみてください。とてもわかりやすく書かれていきます。次に「耳鼻咽喉科・頭頸部外科が扱う代表的な病気」が出てきますが、並んでいる項目の中では「耳科・聴覚」「口腔・咽頭・味覚」、「喉頭・気管・食道」、「嚥下」、「音声・言語」が特に関係しています。さらにその下の項目には「難聴でお困りの方へ」や「お子様の難聴に関する情報」とあり、クリックすれば解説に進めます。さらに同じ頁には「舌がん・口腔がんー何科を受診すればいいの?」や「難聴はフレイルの原因」、「Hear Well Enjoy life」と続いて「たべる」と「のみこむ」が解説されていきます。 フレイルとは介護が必要となる手前の段階ですが、この時期での対応がとても重要になります。5月の日本耳鼻咽喉科学会総会(京都大学主催)ではパネルディスカッションとして「多職種連携の現状と強化ーコロナ禍と2025年問題への対策」が取り上げられ、パネリストとして日本言語聴覚土協会会長、某大学病院看護部長、日本臨床衛星検査技師会副会長、某大学耳鼻咽喉科教授が各々プレゼンし、活発なディスカッションがなされました。医療に必須の組織は今回のパネルに登場した組織以外も数多くあります。すべての組織が連携し、協力していくことが、我が国の国民の健康を維持するために必要です。超高齢化社会を迎え、言語聴覚土の果たす役割は増加していくことは間違いありません。