言語聴覚士を目指す君へ | 東京工科大学 ST なるにはブログ

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2021年6月

2021/06/30

東京工科大学 の 言語聴覚学専攻 を選んだ理由?

2021/06/30 お知らせ, 専攻紹介 | 固定リンク

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昨日のブログで石津先生が紹介していましたが、7月のオープンキャンパスは、オンライン型と来場型の、ダブルオープンキャンパスです。

オンライン型では、バーチャルオープンキャンパスとして、動画が5つ配信される予定です。

その動画の1つが、【学生の声】先輩に聞く!そこが知りたい 言語聴覚学専攻を選んだ理由 です。

先日、アドバイジーの学生たちに協力を依頼して、快く引き受けてもらいました。

感染対策を考慮して、Zoom(遠隔、オンライン)で動画を収録しました。

 

「東京工科大学の言語聴覚学専攻を志望した理由やきっかけは?」

といった質問をはじめ、今年入学した1年生に、いくつかインタビューしましたよ。

 

そもそも、どうして言語聴覚士を目指そうとしたのかな?

また、言語聴覚士を養成する学校はほかにもあるけれど、どうして東京工科大学の言語聴覚学専攻を選択したのかな?

 

学生たちの率直な声を、聴くことができますよ!
また、実際に入学しての本専攻の印象(感想)や、高校生に向けての応援メッセージもあります。

 

来場型のオープンキャンパス(7/11)も、オンライン型のバーチャルオープンキャンパス(7/8~7/14)も、どちらも事前予約・申込が必要です。

皆さまのご来場・ご参加を、一同、心からお待ちしております!

 

2021/06/29

7月オープンキャンパスは来場型&オンライン型♪

2021/06/29 専攻紹介 | 固定リンク

私としたことが……7月のオープンキャンパスの案内を忘れおりました。既にHPでは案内が

気を取り直して、7月はオンライン型と来場型の、ダブルオープンキャンパスです。

オンライン型は7/8(木)~14(水)に、来場型のオープンキャンパスは7/11(日)に行います。こちら詳細→ https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html

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来校型のオープンキャンパスは、入替制で、

事前予約になっています。

少し参加の申し込みも既にいただいているようですね~。

当日は、大学を見ていただだくことに合わせて、教員に相談できる場もありますので、どうぞ進路検討に向けて、ご利用ください

オンライン型で配信する動画も、さまざま準備中です

 【模擬授業】医療従事者に必要な洞察力と包容力って何?
 【模擬授業】声と話し方の専門家になる! ー続 基礎編ー 身体の中をちょこっと見てみよう!
 【模擬授業 】10分でわかる言語聴覚学②  患者さんから考える「聞こえ」
 【臨床紹介】言語聴覚士のやりがいとは? ”ある患者さんとの出会い “
 【学生の声】先輩に聞く!そこが知りたい言語聴覚学専攻を選んだ理由 

オンライン型と来場型
ともに気軽にご参加くださいね。お待ちしています~~

2021/06/28

ST学生ための専攻NEWS⑥ 言語聴覚士に必要なことを考える

2021/06/28 専攻紹介, 言語聴覚士 | 固定リンク

このブログで何度かご紹介している「フレッシャーズゼミ」

大学での専門基礎科目や専門科目の基礎として、いくつかのテーマを取り上げ、大学生としてのスタディ スキルズ、アカデミック スキルズの基礎を確認しています。

これまでに、大田区蒲田について調べて発表したり、図書館の書籍で言語聴覚士の専門用語を調べたりしました。

 

ちょうど今、1年生はフレッシャーズゼミの課題で「言語聴覚士の仕事」「言語聴覚士に必要なこと」についてのレポートを作成しています。

自分が考えた内容をグループで意見交換したり、現役の言語聴覚士でもある専攻の教員に質問をしたり、図書館で本を読んだりして、言語聴覚士について調べているところです。

1年生ながら、しっかりと自分の考えや疑問をもって質問にこられる学生さんばかり

すごいなぁ…よく考えているなぁ…とつくづく感心しました

患者さんとの1対1でのリハビリテーションの様子を想像する学生さんが多いのですが、言語聴覚士は、そのほかにもカルテや報告書を記載したり、患者さんの情報を共有して治療方針を検討するカンファレンスに参加したり、ご家族や退院する施設の方への指導を行ったり、様々な業務を行っています。

学生さんと言語聴覚士の仕事について話していると、言語聴覚士がたくさんの専門職と一緒に働いてることを改めて感じました。

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日々の様子を共有したり、困ったときにはすぐに相談できたり、患者さんに関わる様々な専門職と連携しながらリハビリテーションをすすめています。

 

東京工科大学 医療保健学部には、リハビリテーション学科(言語聴覚学専攻・理学療法学専攻・作業療法学専攻)、看護学科、臨床工学科、臨床検査学科があります。

フレッシャーズゼミでは、学科や専攻の枠を超えて一緒に学ぶ機会が予定されていますので、学生のうちからお互いの仕事について理解を深めてもらいたいと思っています

2021/06/25

咳、咳払い

2021/06/25 専攻紹介 | 固定リンク

熱くなる毎日、エアコン必要になりますが冷房により体調崩すことがあります。気を付けたいところです。                            私たちは咳をすることがありますが、その多くの原因は咽頭炎、喉頭炎、気管支炎、肺炎などの炎症によります。咳は短時間で空気を吸い込み、声帯を閉じて肺の空気を一気に吐き出すもので、下気道の痰や異物を排除するための大切な防御反応です。一方で「咳払い」の原因も様々です。鼻炎や副鼻腔炎に起因して「後鼻漏」(鼻の前に鼻水が垂れるのは前鼻漏、鼻の分泌物が後鼻孔に回り、咽頭へと流れ落ちるのを後鼻漏)により、喉頭や食道入口部に溜まり、不快さから咳払いをします。また逆流性食道炎などでのどの異物感、違和感が出現し、そのため咳払いすることもあります。あとは人前でプレゼンするときや、歌う時なども1~2回「ゴッホン」とする人も良く見かけます。またクラシックコンサートの楽章と楽章の間にも咳払いの人が散見されます。これは緊張状態を一時的に開放するためのようです。咳払いも強く頻回にやりすぎると、それ自体のどを痛めますので、また違和感の原因となり悪循環です。高齢者の患者さんで軽い咳が常に出るものの、発熱や痛みはなく、咽喉頭や肺にも炎症がない場合は、咽喉頭粘膜の知覚低下と声門閉鎖も不完全で自身の唾液を誤嚥している場合もあります。肺まで影響する前に防御反応としての咳と考えられます。クリニックなどでいくら咳止めを服用しても改善しない理由です。おしゃべりすること、歌うこと、食べること、飲むこと、咀嚼することは生きていくための第一歩です。体を動かすことと同様に行える間は積極的に舌、のどをきちんと使いましょう。

2021/06/24

構音障害って?

2021/06/24 言語聴覚士教育 | 固定リンク

Fish_tai  本日は、言語聴覚障害学総論の授業で、機能性構音障害の事例検討を行いました。

 本日の事例はわかりやすく言うと、「おさかな」が「おたたな」になってしまうお子さんです。

 言語聴覚障害学総論は、先々週からST教員が順番に事例を学生さんに提示し、学生さんたちは、その事例を分析しまとめています。

 本学のST専攻の学生は、まだ、1期生しかいませんので、この事例検討は、なんと!1年生が行っているのですが…。

 まぁ、立派にまとめてくれます!

 中には、Wordで事例のまとめを行い、講義時間内にMoodle 上に提出してしまう猛者もおります。

 今日の事例担当教員は、発声発語領域の生井先生!

 生井先生は、動画を使い、身体を使い、声を使い、事例の音声を使い、それはそれは、充実した授業でした。

 はじめは、マイクを使用していた生井先生~身体を使い始めて、マイクを置いた後は、そのままマイクなしの授業になっていましたが、マイクなしになっていたことに、誰も気づかなかった…

 はい、概して言語聴覚士の声は、かなりゆっくりで大きいものですから

 

 

2021/06/23

言語聴覚士は、文系?理系?

2021/06/23 言語聴覚士 | 固定リンク

集合している人たちのイラスト(白衣)

言語聴覚士は、文系ですか?理系ですか?

よく訊かれる質問です。

どちらだと思いますか?

 

言語聴覚士と言っても、実際に働く職場が、病院であったり、福祉施設であったり、発達支援センターや教育系(主に小学校や特別支援学校:ただし教員免許が別途必要)であったりと、実に様々です。また、病院であっても、耳鼻咽喉科頭頚部外科、脳神経外科、リハビリテーション科、口腔外科、小児科など、配属先は様々です。

 

一方、言語聴覚療法を実施するためには、配属先にかかわらず、言語聴覚士に共通として必要な基本的な知識があります。基礎・臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育といった、実に広範な領域について学ぶ必要があります。この科目群の名称を見れば、もはや文系、理系と断言できる人は、いないと思います。どちらも大切ですね。

 

とはいえ、正直なところ、人によっては文系、または理系のどちらかに苦手意識をもっている人も少なくないと思います。かくいう小生も(大きな声で言えませんが)数十年前の高校時代には、私立文系コースを選択し、恥ずかしながら数学と理科は極力避けていました(実は社会も!)。そんな小生でも、今ではこうして言語聴覚士を務めることができていますので、特に純粋な文系の皆さん、あまり心配しないでください。理系の皆さんも、国語や英語や社会が苦手という方がいると思いますが、文系同様に、心配しないでください。

 

「好きこそものの上手なれ」ということばがありますが、言語聴覚療法に興味があるのでしたら、たとえ苦手意識を持っている領域でも、自ずと必要に応じて慣れて理解できるようになります。どの領域も、文系や理系の極み!といった内容ではなく、論理的に思索する力があれば、仮に分からないことがあったとしても「(かっこ)括り」としてひとまず理解し、全体の関係性を理解すれば良いことも多いです。

大学入試でよく出題されるような「1つの決まった答え」を求めるための知識の集積ではなく、「論理的にものごとを考える力」、「人間をよく観察して洞察する力」、このようなアカデミックな力こそが、言語聴覚士には何よりも求められているのではと、個人的には考えます。

文系、理系ではなく、論理系、または人間系とも言えるでしょうか。

 

2021/06/22

し~し~の謎と言語聴覚士の実態

2021/06/22 言語聴覚士 | 固定リンク

し~、し~~~、し~~~っ
昨日の夕方、研究室にいると、こんな音がかすかに聞こえてきました。
し~、し~、し~~~
大学のこんなところで、お母さんがこどもに「トイレ 、し~」を促すわけもないですし、
「静かにしてね」のごとく、しーっ というわけでもありません

 

 

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音の発生源はココ。原田先生のお部屋です。
あ~、もう今はこの時間
そうでした、今日は遠隔指導の日でした。
お子さんの構音指導をZoomを使ってされているのでした。
だから、し~し~です。納得
あまりにも、原田先生が楽しそうにお子さんと話をしているので
失礼かとは思いつつも、ちょっと聞き耳を……  

う~~~~、楽しそう!  いつもの原田先生と違う。それに、遠隔だというのに、なぁ~んてお子さんも上手なの
あまりにも、し~~と楽しそうでしたので、後で原田先生に聞いてもらおうと録音したのですが、
保護者の方が快くご許可を下さったので、皆さんに楽しそうな原田先生を少し紹介しますね

 

ちょうど、こんな感じでした。

ダウンロード - e981a0e99a94.mp3

 

 

こうやって楽しそうに、やり取りをしている様子を伺えるのは、私の方もホッコリするものです。

ちなみに、概して言語聴覚士の声は、かなりゆっくりで大きいものです。

だから、し~~し~~~も、2つ隣りの私の部屋にまで届いてくる~~ということね

2021/06/21

レントゲン写真と眼鏡こうかとん

2021/06/21 言語聴覚士, こうかとん | 固定リンク

今日は久しぶりにSTこうかとんを紹介しますねVf

ブログでは初登場の眼鏡をかけたこうかとん、

かばんの中にはブログで紹介したSTの必需品、手にはレントゲン写真を持っています!

 

なぜ、こうかとんがレントゲン写真を持っているのでしょう

 

皆さんも健康診断などの機会に一度はレントゲン写真を撮ったことがあるのではないでしょうか。

レントゲンは、X線を用いて外からは見えない身体の内側の様子を調べることができます。

 

こうかとんがもっているレントゲン写真、

よ~くみると、レントゲンに写るこうかとんの口の中を、黒い影(みみず??)が通っている様子が見えます。

 

言語聴覚士は、ことばのリハビリテーションだけでなく、食べることや飲み込むことに関するリハビリテーションも行います。

このレントゲン写真は、医師や診療放射線技師さんと一緒に行う「嚥下造影検査(えんげぞうえいけんさ)」のもの。
検査用の食べ物を患者さんが実際に食べる様子をレントゲン撮影して、飲み込みの力を評価します。

レントゲンでみると、食べるときの口の中の動きやのどの動き、食べ物の流れがよくわかります。

時には、食べ物がのどにひっかかっていたり、間違って食道ではなく気管のほうに入ってしまったりすることも

食べる様子を観察しながら、どうやったら安全に食べられるかを評価し、その先の訓練や指導へつなげていきます。

大学では「摂食嚥下障害学」や「摂食嚥下障害学演習」の中で学んでいきますよ~

2021/06/18

言語聴覚土と耳鼻咽喉科医

2021/06/18 専攻紹介 | 固定リンク

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おはようございます。  言語聴覚土と耳鼻咽喉科の密接な関係については、日本耳鼻咽喉科学会のHPにアプローチしていただければとても良くわかります。                                                                       HP開くとまず最初に「一般の皆さん」へという項目クリックしてみてください。とてもわかりやすく書かれていきます。次に「耳鼻咽喉科・頭頸部外科が扱う代表的な病気」が出てきますが、並んでいる項目の中では「耳科・聴覚」「口腔・咽頭・味覚」、「喉頭・気管・食道」、「嚥下」、「音声・言語」が特に関係しています。さらにその下の項目には「難聴でお困りの方へ」や「お子様の難聴に関する情報」とあり、クリックすれば解説に進めます。さらに同じ頁には「舌がん・口腔がんー何科を受診すればいいの?」や「難聴はフレイルの原因」、「Hear Well Enjoy life」と続いて「たべる」と「のみこむ」が解説されていきます。 フレイルとは介護が必要となる手前の段階ですが、この時期での対応がとても重要になります。5月の日本耳鼻咽喉科学会総会(京都大学主催)ではパネルディスカッションとして「多職種連携の現状と強化ーコロナ禍と2025年問題への対策」が取り上げられ、パネリストとして日本言語聴覚土協会会長、某大学病院看護部長、日本臨床衛星検査技師会副会長、某大学耳鼻咽喉科教授が各々プレゼンし、活発なディスカッションがなされました。医療に必須の組織は今回のパネルに登場した組織以外も数多くあります。すべての組織が連携し、協力していくことが、我が国の国民の健康を維持するために必要です。超高齢化社会を迎え、言語聴覚土の果たす役割は増加していくことは間違いありません。                              

2021/06/17

1980年代トップアイドル と 言語聴覚士

2021/06/17 言語聴覚士, つぶやき | 固定リンク

__20210215155901  こんにちは!

 

先日 テレビのトーク番組で話している

堀ちえみさん を見ました。

1980年代のトップアイドルです。

 

これを読んでくださっているのが 高校生のかたであれば・・・

ご両親・・・いや・・・おじいさんやおばあさんに 聞いていただければ

一世を風靡したアイドルであったことが分かると思います・・・

ぜひこれを機会に・・・ご家族で・・・おしゃべりを・・・。

 

堀ちえみさんは、舌の癌になり、舌を手術したことを 公表しています。

癌の闘病から 時間をかけて 復帰され テレビにも出ていらっしゃいます。

 

歌手として女優として活躍した人にとって、

舌の病気になることが どれほどつらいことであったか・・・

想像を絶します。

 

舌の癌では、食べることも話すことも、とても不自由になります。

舌の手術の後は 

もちろん 障害の程度や 手術の内容にもよりますが、

どんなに リハビリテーションをしても、

話しづらさに加え、わずかに発音や 音に 違和感が残ることが 少なくありません。

 

堀ちえみさんのおしゃべりを聴くと、

言語聴覚士の耳には、

そのリハビリテーションでの努力のすごさと、

さすがは歌手だな、さすがは女優さんと思わせる、

話し方の 工夫を とても うまくしていらっしゃることが よくわかりました。

 

舌の癌では、

いろいろな 医療職が それぞれの専門を 生かして

治療に リハビリテーションに あたります。

 

言語聴覚士は、

声を出すこと、発音すること、おしゃべりすること とともに、

食べること 飲むことの リハビリテーションを担当します。

 

おしゃべりをすること、食べたり飲んだりすることって、

生きる楽しみでもあります。

 

病気になっても、障害があっても、

その楽しみを、少しでも取り戻せるように・・・

 

その支援をするのが、言語聴覚士の仕事です。

 

2021/06/16

リハビリは趣味です

2021/06/16 | 固定リンク

工作をする親子のイラスト(母親)

言語聴覚士養成校の学生時代に(四半世紀前くらいですが)、都内の某病院に学生2人で自主見学しに行きました。学外実習でも就職活動でもありません。本当に自主的な見学でした。病院での言語聴覚療法を実際に肌で感じたかったのでした。その病院は失語症の言語療法に関して、当時テレビでよく紹介されるような有名な病院でしたので、もう一人の学生と一緒にとても緊張して訪問ました。緊張しまくっていたのですが、臨床場面を見せていただき、気づけば、いつの間にか緊張は解けていました。それは、温かく迎えてくださったK先生の臨床(セラピー)が、楽しいものだったからなのでした。

そのK先生のスタッフルームに入ったとき、「リハビリは趣味です」と書かれた紙が壁に貼られていました。早合点な私は「この先生は、仕事が趣味なんだ!いわゆるWorkaholic、つまり仕事中毒なのかな?」と勘違いしたのでした。 でも、K先生に念のためにお尋ねしたら、想像していたことの遥か斜め上のお考えが示されたものだったのです。

つまり、リハビリテーションは趣味のような楽しいサービスを提供するべきであって、楽しくなければリハビリではない、ということなのでした。このことばを、私は病院に勤務してからずっと心に留めて何度も反芻(はんすう)してきました。四半世紀経った今、本当にそうだなと強く共感しています。

私は、小児の言語発達障害や吃音を主な臨床・研究の対象としておりますので、お子さん相手のリハビリ(厳密にいうと、リハビリテーションではなく「ハビリテーション」なのですが)では、いかに子どもが楽しく参加してくれるかが大切であることを日々痛感しています。「訓練」ということばを専門用語として専門家同士で使うこともありますが、実際の臨床では、難しい課題を我慢してもらうような訓練!ではなく、むしろゲーム感覚に近い楽しい活動を取り入れるようにしています。もちろん、ただ遊べば良いというのとは異なりますけれど。

子どもだけではなく、大人も、楽しくないと、良いパフォーマンスを発揮できませんよね。

大学生のときに文化人類学で学んだ、ホイジンガという歴史学者の「ホモ・ルーデンス」ということばを思い出しました。人間は「ホモ・サピエンス(ラテン語で「賢い人」)とよく言われますが、ホモ・ルーデンスは「遊ぶ人」という意味です。つまり、人間には、遊びが大切で、社会や文化も遊びから生まれ、遊びは人間活動そのものである、ということです。そのときは、将来言語聴覚士としてホモ・ルーデンスについて考えを巡らせるなどとは露にも思わなかったのですが、人生無駄なものはありませんね。そして、遊びも無駄ではなく、人間に、そして人生にとっても、遊びは本当に大切なことですね。車のハンドルも遊びが大事と言います。遊びがないと安定した運転ができません。スポーツも、中世フランス語desport「遊ぶ、楽しむ」が語源として関係しています。

また、日本でも平安末期頃の歌謡集「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」に「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん」と記されています。

古今東西、人間の生きる原動力は、「遊び」ということで間違いないようですね!

2021/06/15

ご褒美ブラシ

2021/06/15 つぶやき | 固定リンク

ムシムシ…ムシムシ…してきましたね~。外出を控えて、職場と自宅の往復の毎日…

たまには、ご褒美もいいかと ムシ(虫歯、無歯)予防のために 新しいデジモノを入手 

何かというと電動歯ブラシ! もちろん今までも使っていましたよ。ただ、最近のものはまぁ~~高性能。デジモノ好きは使ってみたくて仕方なかったのです  

電動歯ブラシとスマホがBluetooth接続し、アプリで磨き残しや磨きグセなどを画像表示するのは当たり前。ブラシの動き、位置、磨き時間などリアルタイムでガイド、ブラッシング圧を検出して強度を自動調節…う~むなんてステキ! 歯ブラシさん~~~。

2_20210615112101で、すっかりハマった私は、アプリを見ながら、ちょこちょこ歯磨き

アプリのガイドに従って、ブラシを動かす…。

今までの電動歯ブラシや手磨きは、2~3分の歯磨きが長く感じましたが、Newデジモノならば、な~んのその。

おっと、磨きのこしの部位があったぞっ。ハイもう1回、やるやる  なぁ~んて普通にしてる

1_20210615112101

ブラッシングが終わると、う~~成果が目に見える。

これまた達成感。

今日もピカピカ。つるつる~気持ちいいぃ。

やっぱり、視覚化することって大事だわ~。

新しいデジモノの嬉しさで歯ブラシ話になっていますが 言語聴覚士は歯や口腔のことも、学修します。

言語聴覚士は、摂食嚥下障害では摂食嚥下訓練や口腔のケアにも関わりますし、発声発語器官の問題に伴う諸問題も担当しますから そういったお話もこれから皆さんにお伝えしますね~

2021/06/14

ST学生ための専攻NEWS⑤ 大学の図書館には専門書が充実

2021/06/14 専攻紹介, 大学紹介 | 固定リンク

Toshokan先月のブログで1年生の基礎教育科目「フレッシャーズゼミ」で、大田区・蒲田について調べたということを紹介しました。

フレッシャーズゼミでは、さまざまな活動を通して大学生に必要なスタディ スキルズを確認しています。

先日の授業では「図書館ガイダンス」として、図書館の書籍をつかって言語聴覚士に関する専門用語を調べる活動をしました。

大学での学修には図書館は欠かせないものです。そのため今回は、図書館の利用の仕方を確認し、書籍を検索したり本の借りたりすることを体験してもらいました。

あと「これから学ぶ内容を、少し覗いてもらいたいなぁ」と、教員側の少し欲張った気持ちもあって、言語聴覚士の勉強でよく出てくるであろう用語を調べてもらったというわけです!

どんな用語を調べたかというと......例えば、「再帰性発話(さいきせいはつわ)」「聴性脳幹反応(ちょうせいのうかんはんのう)」などです。1年生にとって初めて聞く言葉ばかり👀

インターネットで検索すれば、調べたい言葉をそのまま検索しても何かしらのページがヒットしますが、図書館の蔵書検索では調べる単語のみを入力してもほぼヒットしません💦💦
学生たちは教員に助言を受けながら関連する内容が載っている書籍を検索し、実際に図書館で手にとって内容を確認しながら調べていきました。

今回の授業後の学生さんのリアクションペーパーには・・・

「大学の図書館は高校よりも書籍が多く、様々なジャンルの専門的な本があることが分かった」
「インターネット検索ばかりに頼らず、書籍からも知識を得るために図書館を利用したい」
「知っていることでも、本にはより深く書いてある。本を調べることは大切だと感じた」...など。

いろいろと感じてくれたようですね

蒲田キャンパスの図書館は3号館4階にありますが、蔵書検索はインターネット上でどこからでもアクセスすることが可能です。
また八王子キャンパスの書籍も取り寄せて借りることができます。
これからの勉強で、図書館の書籍を大いに利用していってほしいものです

 

ちなみに東京工科大学の図書館には、言語聴覚学専攻の開設にあわせて新しい書籍や視聴覚資料が多数入りました。
また、八王子キャンパスにはさまざまな専門性をもつ学部がありますから、聴覚や音声など言語聴覚学に関連する書籍が多く所蔵されています。驚き~~

蒲田キャンパスだけをみても、医療保健学部とデザイン学部、日本工学院専門学校があります。
医療関係の専門書だけでなくデザイン関連の書籍や雑誌も充実小説やマンガのコーナーも

私自身、最近は書籍も論文も電子媒体で読むことが増えましたが、やっぱり実際に手にとってゆっくり選べる図書館はいいなぁと再認識しました

※現在、学外の方の図書館への入館は中止されています

2021/06/11

c⁵dipとは?

2021/06/11 専攻紹介 | 固定リンク

騒音性難聴について豆知識

長い間、騒音環境にさらされると騒音性難聴という疾患になる可能性あることが知られています。将来STになられる学生さんも知っておく必要があります。特に聴力検査で4000Hzの音がV字型に低下する所見がしばしば見られます。c⁵dip (Cは小文字、5は上付き、dipは低下の意味)と呼ばれます。蝸牛の約4000Hzを感知する部位周辺の血流が滞りやすく脆弱という理由が考えられています。私たちが使用している音階はドレミファソラシドですが、ドイツ式表記でCDEFGABCとなり、A(ラ)は440Hzと定義されています。C(ド)は523.3Hzでこの音はc²  と表記され、3オクターブ高いドはc⁵(523.3x2³=4186Hz)ということで4000Hz周辺の聴力低下ということになります、、、、ウーム結構難しい。ギターやピアノをやっている方であればCDEFGABCとかCm、C#mなどこの表記は日常です。ところでこの音階はドイツ式ですので、Cmなどのギターコードを日常英語読みでシーマイナーといったりしますが、ツェーマイと英語読み独語読みチャンポンになることしばしばです。c⁵dipも「シーゴディップ」と呼んでいますが、本来ツェーから始まる? (どうでもよいことかもしれません)。 話は脱線しますが、バッハのバイオリン曲「G線上のアリア」もバイオリンの4弦「G]のみで引くことによる名称ですが、普段私たちが「ジー線上の、、、、」と呼ぶのも、ドイツ人バッハなので「ゲー線上のアリア」とドイツ語読みが正しいのかもしれませんね。唯、日本人にとってはゲーしそうでなじみません。さらに余談ですが、幼馴染の音楽活動していた友人が、バイト代を「ゲーセン」と言っていました(ゲームセンターの略ではありません)。これもGすなわちドイツ語読みの「ゲー」でギターの弦でドから5番目のソを意味し、バイト代「5番目の5+千円のセン」つまり合わせ技で5000円ということで若いころ妙に感心した覚えがあります。  以上雑学でした。

2021/06/10

声 と 話しことばの 音:バーチャルオープンキャンパスへ

2021/06/10 専攻紹介, 言語聴覚士, 言語聴覚士教育 | 固定リンク

Voc      こんにちは!

 

ブログで 連日お伝えしていますが・・・

蒲田キャンパスの

「バーチャルオープンキャンパスDAYS」

6月12日(土)までです。 

オンライン型のイベントです。

好きな場所 + 好きな時間 に 自由に ご参加いただけます。

お申し込みのうえ ご参加ください。

 

さて・・・

おしゃべりするときに

「まずは舌を上の前歯の後ろにつけて・・・」 なんて考えません。

 

無意識におしゃべりをしています。

 

でも

 

声を出し

発音をして

話しことばの音を 作って 次から次に 出していくことで

 

おしゃべりができています。

 

そのことを

とてもとても簡単に 

説明した 動画を 作りました。

 

バーチャルオープンキャンパス で 見ることができます。

 

これまで ブログで 音や アクセントの 話しも

ほんの少しだけ しましたが

 

声や 発音や 話しことばの音 話しことばのリズム などに

少~しでも 興味が あるようでしたら

 

言語聴覚学専攻 を 訪ねて みてくださ~い!

 

 

2021/06/09

吃音のある子どもの親にインタビューしました!

2021/06/09 お知らせ | 固定リンク

Watanabe_20210409161001  皆さん、こんにちは!東京の梅雨入りはまだですが、梅雨明けしたのか?と思うほど、急に夏のような暑い日が続いております。熱中症に気をつけましょうね。

さて、本ブログで連日お伝えしておりますが、6月6日(日)から、本学蒲田キャンパスの「バーチャルオープンキャンパスDAYS」がスタートしています。6月12日(土)まで随時参加可能です。オンライン型のイベントですので、好きなときに好きな場所で自由に参加できますよ。ぜひ、お申し込みのうえ、奮ってご参加くださいますよう、お願いいたします。12日当日まで申し込みは可能ですよ。

バーチャルオープンキャンパスでの本専攻コンテンツは、先日のブログで石津先生が紹介しています。そのコンテンツの1つとして、私は

「“吃音のある子どもの親にインタビュー!” 言語療法体験談、言語聴覚士に期待すること」

というテーマで、簡単で短めの動画ですが、吃音のある子どもの母親に同意を得て、インタビューをいたしました。

吃音のセラピーを受けた体験談や、言語聴覚士に期待していることなどについてお話をいただきましたよ。

リアルな感想を、率直に語っていただきました。

ぜひ、多くの方に視聴していただければと、願っております。

インタビューにご協力くださったA様には、心より感謝申し上げます。

インタビューのイラスト(女の子から女性)

2021/06/08

もっと知ってほしい言語聴覚士のあれこれ

2021/06/08 言語聴覚士 | 固定リンク

先月末の大山学長のホッとブレイクに医療保健学部リハビリテーション学科が始動とありましたが、4月から言語聴覚学専攻が始まり2ヶ月弱たちました。

病院や施設などで言語聴覚士が働く際には、STだけでは対象者に十分な支援はできません。

リハビリテーション領域において、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がそれぞれの専門的立場からの対象者の支援を行い、互いに連携して対象者と関わっていくことで、よりよい支援ができるものです。

自分が目指す職業だけでなく、関連するリハビリテーション専門職やその他のさまざまな医療・福祉職などを知ることは、将来、チームで連携し働いていく上では非常に大事なことになります

東京工科大学で「医療保健学部」「リハビリテーション学科」で、他職種を目指す学友とも関わり学び、学長が書かれている「協働して支援するマインド 」が育っていって欲しい! 

そんな言語聴覚士を多くの人が目指してほしいと思います。

言葉が出にくい、聞こえにくい、コミュニケーションがうまくできない、声が出せない、うまく発音できない、うまく飲みこめない…など、病気や怪我やさまざまな原因で、どんな人にも生じうる可能性がある大きな問題なのですが、やはり、なかなか知る機会が少ないのですよね~。

ただ、こういった言語聴覚士の支援を必要としている方は多くおられるにも関わらず、学長が書かれているように、言語聴覚士の数は理学療法士や作業療法士に比べ、圧倒的に少ない……です。

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もっと言語聴覚士を知ってほしいな~と思います。興味をもったら、ぜひバーチャルオープンキャンパスやオンライン相談などでを利用してみてくださいね

それに私達も言語聴覚士や大学の学びについて、皆さんに知ってもらうべく、今後もさらに紹介していきますね

2021/06/07

バーチャルオープンキャンパスDAYS蒲田、始まっています!

2021/06/07 お知らせ | 固定リンク

Uchiyama_20210409161001 6/6(日) ~ 6/12(土) バーチャルオープンキャンパスDAYS蒲田 が開催されています💡


進路を考える皆さんに、言語聴覚士のことや大学での学びについて知ってもらえるよう、動画コンテンツを用意しました。

私は、“医療職を目指す人に知ってほしい” 病院の仕事 というタイトルで、病院で働く言語聴覚士の1日の様子を紹介しています。

実際に病院で勤務していたときの写真を盛り込み、言語聴覚士の仕事のイメージが少しでも伝わったらいいな…と思っています

下記、URLから申込み制になっています。まだ期間がありますので、ぜひ参加してみてくださいね

★詳細はこちら→ https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html

 

東京工科大学蒲田キャンパスの今後のオープンキャンパスは…

7月11日(日)、8月9日(月・祝)、8月22日(日) 来場型+オンライン型で開催予定です💡
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、中止・延期・変更になることがあります。

詳細については、大学ホームページやこのブログでお伝えしていきますね

東京工科大学では、オープンキャンパス以外にも入学相談・キャンパス見学を受け付けています。

ぜひお気軽にお問合せください

Voc

2021/06/04

耳に関わることば

2021/06/04 専攻紹介 | 固定リンク

Yoshihara_20210409153301

最近は初夏らしいさわやかな日と、梅雨のwetな感じの日とが入り混じってきました。                   さて、低気圧優位の日は軽いめまいを訴える患者さんが増えてきます。また季節に直接関係はありませんが、耳が塞がったような感覚、通常耳閉感と言いますが、いろいろな原因で出現します。シンプルなものから言えば耳垢栓塞(単に外耳に耳垢がつまっている)、耳管狭窄症(上咽頭と中耳腔をつなぐ管の機能不全で空気の通り悪く中耳腔陰圧気味になる)、滲出性中耳炎(中耳内に滲出液が溜る)や航空性中耳炎、少し難しくなりますが内耳の病気で低音障害型感音難聴(低音部の聴力が低下し、しばしば耳閉感の症状みられる)という病気もあります。いずれも耳鼻咽喉科的診察と診断によっては積極的な治療が必要になります。STを目指す皆さんは耳に関わる事象を日常もチェックしてみてください。言い回しだけでもたくさんあります。                                                      耳ざわりな音、壁に耳あり、、、馬の耳に念仏、小耳(こみみ)に挟む、寝耳に水、耳の痛い話、地獄耳、耳にタコ、耳を貸さない、耳学問、耳打ち、耳寄りな話、耳を疑う、耳年増、などなど、日本語のことわざではありませんが「耳ダンボ」なども言い得て妙です。                                                 

以前、立派な蒲田キャンパスはTVドラマ「ドクターX」の東帝大学病院の建物と話しましたが、別の医療系ドラマで「チーム・バチスタの栄光」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」、嵐の二宮氏が好演した「ブラックペアン」も興味深い作品群でした。見た方も多数おられると思います。作者は私の大学とクラブの後輩でしたので、以前学会で会った際に「耳鼻科医も主役でなく端役でもよいのでいずれ作品の中に~」と言ったことがあります。未だ実現は(ー)です。今度チャンスあった際には耳鼻科医とSTを善人で登場をとお願いしたいところです。

 

2021/06/03

言語聴覚士が知っておきたい著作権法

2021/06/03 言語聴覚士, 言語聴覚士教育 | 固定リンク

Photo_20210603180101 こんにちは!

 本日は、私たち言語聴覚士の職能団体である「日本言語聴覚士協会」が主催している研修会・講習会について、紹介しますね。

 〇全国研修会、〇認定言語聴覚士講習会、〇実務者講習会、〇障害福祉部・学校教育部共催オンラインセミナー、他、さまざまあります。昨年度から、新型コロナ感染症の影響で、オンラインでの開催が始まり、本年度もオンライン研修が受けられます。

 研修会は、数日に渡って開催される学会とは異なり短時間に集中して得たい知識を吸収できるのですごく参加しやすく、(特に今はオンラインなので)気軽に申し込んでいます。

 私は、このたび、全国研修会の中から、「言語聴覚士が知っておきたい著作権法-著作権侵害を防ぐためのポイントー」に申し込みをしました。(全国研修会にも、様々な内容があります)

 大学でもオンライン授業が増えたことや、対面授業でも配布資料は紙ではなくデータ配信することが多くなったことから、授業資料の中に引用することができる図表などに、かなり制限がかかるようになりました。

 そのため、私は時々、「?」とも思える手描きの図を多用することになりましたが、なかなか手描きが難しいものもあり、謎の図ばかり用いて学生の学修にブレーキをかけないように、きちんと学んで、法律を守りながら、より良い学習リソースを学生達に提供したいと思います。

 講師は弁護士の先生ですので、法律の基礎から教えて頂けると開催日を心待ちにしています。

 

 

 

2021/06/02

障害者差別解消法が改正されました!

2021/06/02 言語聴覚士, つぶやき | 固定リンク

Watanabe_20210409161001今日は硬い話で恐縮ですが、ぜひ少しだけお付き合いください。

先日令和3年5月28日に、参議院本会議で全会一致により、改正障害者差別解消法が可決、成立しました。

改正前の法律は、平成25年6月に制定され、平成28年4月から施行されていました。

9年越しの法改正となります。


 障害者差別解消法
  ※正式名称は、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」です。
 この法律は、障害のある人もない人も、互いに、その人らしさを認め合いながら、
 共に生きる社会をつくることを目指しています。

  「不当な差別的取扱いの禁止」とは?

 この法律では、国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者が、
 障害のある人に対して、正当な理由なく、障害を理由として差別することを禁止しています。

 

  「合理的配慮の提供」とは?

 この法律では、国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者に対して、
 障害のある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としている
 との意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応すること(事業者に対しては、
 対応に努めること)を求めています。
障害者差別解消法ポスター - 内閣府 (cao.go.jp) 参照

「不当的な差別的取扱い」の禁止と「合理的配慮」の提供を、この法律は求めています。

これまで、合理的配慮の義務付けは国や自治体のみで、民間事業者には努力を求めるだけでした。

それが、今回の法改正によって、企業や店舗などの民間事業者にも義務付けられることとなりました。

そして、国や自治体は、障害者差別の相談に応じる人材を育成し確保する責任も明記されました。

準備に時間が必要のため、施行日は法律の公布から3年を超えない日とされました。

そのため、実際の運用は、まだもう少し先になるかもしれません。

 

言語聴覚士が対象とする言語聴覚障害でも、様々な合理的配慮が求められます。

内閣府がホームページに、合理的配慮の具体例を示しています。


合理的配慮の提供の例(聴覚・言語障害)

・筆談、手話、コミュニケーションボードなどの

 目で見て分かる方法を用いて意思疎通を行う

・字幕や手話などの見やすさを考慮して座席配置を決める

・窓口で順番を知らせるときには、アナウンスだけでなく

 身振りなどによっても伝える

・難聴者がいるときには、ゆっくりはっきりと話したり、

 複数の発言が交錯しないようにしたりする

・言語障害により聞き取りにくい場合に分かったふりをせず、

 内容を確認して本人の意向に沿うようにする


「吃音のある人の合理的配慮」をテーマに、この3月まで、前任校のゼミ生と一緒に調査・検討を卒業研究の一環として私は行っていました。そのため、今回の法改正には、強い関心を持っていました。

 

聴覚・言語障害は、外見でわかりにくいため、理解されにくいことが多く、特に配慮が必要と考えます。

また、そもそも困ったということを自ら意思表出すること自体が難しいこともあり、また、「申し出がないから配慮は不要」と誤解されやすい問題点もありますね。

 

教育の分野でも、ユニバーサルデザイン教育が導入されていますし、大学教育でも障害のある学生に対する合理的配慮は今や必須となっています。

社会的弱者に優しい社会は、だれにとっても生きやすい社会。

いつ、だれでも、社会的弱者になり得ることを理解し、相互扶助、共生社会の実現を目指したいものですね。

 

2021/06/01

6月 バーチャルオープンキャンパスのお知らせ

2021/06/01 お知らせ | 固定リンク

6月に入りましたねぇ~。既に大学ホームページに案内がされていますが

6/6(日) ~ 6/12(土) バーチャルオープンキャンパスDays が開催されます。

本当は、来校型のオープンキャンパスを実施する準備をしていたのですが、この事態を鑑みてのバーチャルオープンキャンパスです。

残念だけど、やはり皆の安心・安全、健康が第一ですものね

きっと、来校型イベントへの参加を検討していた生徒さんもいるでしょうし、自分の進路を考える上で大学の様子を見て、気になっていることを聞いてみようと思っていた方もいることでしょう。

そこで、少しでも皆さんの進路検討の参考になるものを……と思い、6/6~に向けて、教員全員が大慌てで、専攻のコンテンツを準備しました 

 【言語聴覚学専攻紹介】なぜ、東京工科大学で学ぶのか?
 【模擬授業】声と話し方の専門家 -基礎編-
 【臨床紹介】“医療職を目指す人に知ってほしい” 病院の仕事
 【臨床紹介】吃音のある子どもの親にインタビュー!体験談、言語聴覚士に期待すること
 【学生の声】先輩に聞く! そこが知りたい大学の勉強

下記のURLからの申し込み制になっています。ぜひ気軽に参加して、のぞいて見てください  

__20210212001401詳細はこちら→ https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html

また大学では、随時、オンラインでの入試相談を受けています。

入試についてはもちろんのこと、カリキュラムや授業、学内演習や臨床実習、学習支援、国家試験対策や就職支援など、言語聴覚学専攻での学びの全般に関しても、気になることがあれば、遠慮なくお問い合わせください。

その際には、本学ST専攻について、しっかりお伝えさせていただきます。

皆さん自身が納得いくまで考えられるよう、そして自身の進路を目的をもって選択できるように、お手伝いをさせてくださいね 

バーチャルオープンキャンパスも相談もウェルカムです~ お待ちしています~

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