音楽と上手な付き合い
| 固定リンク 投稿者: よしはら
私たちの日常に音楽は多くのことを提供してくれます。好みはクラシック、民謡、演歌、J &or Kpop、スクリーンミュージック、ロック様々です。ただ、私たちの取り巻く音環境は音楽以外に騒音も多数存在します。乗り物一つとっても飛行機、電車も結構な音量ですし、駅のホーム、デパ地下なども結構な音が流れています。イヤホンによる音楽も長い通勤やジョギングなどで結構重宝されています。
ここで、気を付けることあり! 電車、特に新幹線などの音響下ではイヤホン音量上げてしまいがちですが(そのまま寝てしまっている人もいます)長期に続けると内耳障害(難聴)起こす可能性があります。耳鼻咽喉科教科書にウォークマン難聴(今はウォークマン知らない世代も多いですが)と記載もあります。私は上に挙げたどの音楽ジャンルも好きですが、中学生の時に初めてエレキギターを買ってもらって以降、ロックは今も聞いています。当時はその手のギター持っていると不良と呼ばれましたが、昭和の時代をまさに感じさせます。コロナ禍前は、若い世代の方たちはライブなどに行かれたと思いますが、聞く場所や音量、個体差、興奮具合などによっては耳鳴、耳閉感、難聴の原因となります。防御として耳栓必要な人もいると思います。耳鳴に悩ませられるミュージシャンも結構います。クラシックでもバイオリン奏者の方の左耳高音低下も診察したことがあります(とくにバイオリンは外耳から入る気導の音、下顎骨から骨導として入る音の合体)。いずれも職業病的な問題です。ここからはdeepな話題ですが、近年私も良い年になってから、ロックの素晴らしい年配ギタリストの日本公演に仕事の合間をぬって行きました。その後残念ながら彼らは亡くなってしまい、日本で見届けることができて良かったとyou tubeなどで今も懐かしんでいます。エディ・ヴァンヘイレンはじめジョニーウインター、ゲイリームーアなどなど。最近ではLisa-Xという十代の女の子のギターが冴えていますので興味あったら聞いてみてください(鬼滅のLisaとは異なります)。好みは様々ですが、気分を落ち着かせるヒーリング系音楽、高揚させる音楽、泣かせる音楽、皆なくてはならないものです。日ごろ嫌な騒音から耳を守り、聴力大切にしましょう。