まじめに授業を語る⑬ ムードル? Moodleってなんだ?
| 固定リンク 投稿者: いしず
ふと気がつけば、まじめに授業を語るシリーズが滞っていました。
おやおや、これではイカン。久しぶりに語りましょう~
今日は、Moodle(ムードルと言います)のお話。先月の学長コラムでも紹介されていましたが、Moodleはe-ラーニング学習プラットフォームになります。本学ではすべての授業科目ごとに、Moodle内にコースが設定されています。このコースは授業の履修者がアクセスできる場所です。
インターネットを利用して教員の教育活動や、皆さんの学修活動を支援するシステムですから、Moodleのコースでは、授業に関連して、実にさまざまな活動をすることができます(以前の記事にも紹介があります)。
例えば……
・ 授業資料の配付(Word・Excel・PowerPoint・Pdfなどのファイル、写真や動画など)
・ オンラインでの小テストの実施(〇✕、多肢選択、穴埋め、組み合わせ、記述など)
・ レポートの提出、評価・コメントの返却
・ 質問など(掲示板、メールなど)
・ アンケート、チャット、メッセージ送信、投票、用語集 など
私は10年以上、授業で利用しているのですが、全機能を使ったことがないくらい多機能です
インターネットに接続して、教室でPCやスマートフォンで授業内で利用したり、空き時間の学修、自宅での予習・復習・課題の提出などに使ったり、いつでもどこでも学習に利用できます。
1年前期フレッシャーズゼミという科目の、第1回目のMoodleはこんな感じ
→ ここには……
授業アナウンス、学習支援計画書
グラフィックシラバス
→ 初回授業の内容
授業目的、到達目標、
予習/準備物、授業内容
復習、提出物などを明示
この授業は何がポイントなんだろう? 予習や復習では何をすればいいの?って分からなくなってしまうことってないかしら?
何を目標に何を学修すればいいか曖昧な状態で勉強するなんて……とんでもな~い
私の場合、教員にとっても学生さんにとっても、毎回の授業で実施することや実施したこと(前後の予習・復習を含めて)が分かるよう、Moodleに示すようにしています。ここを見れば分かるし、参考となる資料も、提出物もそのフィードバックもMoodleでいつでもそれが確認できる……
自身の学修を支援するシステムですね どんどん活用してほしいものです。
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