ある言語聴覚士の1日
| 固定リンク 投稿者: うちやま
以前、石津先生がスケジュール管理についての記事をかかれていました📖
私はこれまではスマートフォンのアプリで月単位での予定管理をしていましたが、4月から大学に勤務するようになって1日のスケジュールが大きく変わり、週間バーチカルタイプ(見開きで横軸に1週間、縦軸に時間軸)の紙手帳を久しぶりに購入しました!
★病院では・・・
8:30 朝礼・STミーティング・リハビリ科医師と嚥下評価の相談
9:00~12:00 ベッドサイドや言語室でリハビリ 4~6名ほど
12:00~13:00すぎ 昼食時の嚥下評価や摂食訓練 3~4名ほど
13:00~14:00 休憩
14:00~17:00 ベッドサイドや言語室でリハビリ 4~6名ほど
17:00~ 1日分のカルテ記載、明日の予定確認など
嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査、定期的なカンファレンス・担当患者さんについての病棟でのカンファレンスにも参加します。
リハビリの合間をみてカルテを書いたり、カンファレンスや研修などの資料を準備したりもしていました。
患者さんとの1対1でのリハビリ以外にもSTとして大切な仕事はたくさんあります💡
私の前勤務先では、入院・外来を含めて概ね20名前後の患者さんを担当し、個々のリハビリのスケジュールはパソコン上で管理していましたので、毎日固定してリハビリ予約を入れる方もいれば、昼の嚥下評価だけ行う方、初回評価と自主練習指導で低頻度でフォローしている方、などなど様々でした。このあたりは病院や施設、対象者の違いによって状況が異なると思います。
現場を知る教員として、学生の皆さんや言語聴覚士を目指そうとしている高校生の方々に、言語聴覚士の1日のスケジュール例を紹介しました。
言語聴覚士に興味をもってくださる方が、一人でも増えたらいいなぁと思っています