研究情報交換会
| 固定リンク 投稿者: はらだ
今日は、八王子キャンパスから他学部の先生が来られ研究の情報交換を行いました。
大学は教育機関でもあり研究機関でもあるので、私たちは「研究者番号」を登録し、科学研究費助成事業などに応募することもできますが、一人で行う研究は少なく、異なる領域の専門家が協力することで、多面的な捉え方が可能になります。
例えば、私たち言語聴覚士は、自分たちが行う言語治療の効果を測定し科学的な根拠を示し、その治療段階を明らかにしていきます。他にも、患者さんが示す症状が、さまざまな過程を経て改善するときのルートには、どのような違いがあるのか、などなどの研究もあります。
このような研究は、私の経験ではこれまで、医療専門職チームで取り組んでいくことが多かったと思います。
しかし、東京工科大学には工学系の多くの学部があり、そちらの先生方の専門性によって、私たちの研究の「基礎の部分」、「表出の部分」、「般化の部分」の客観的な裏付けが可能となること、そして、共同研究を行うことで効果判定が一層スピーディーに可能だということが、本日の情報交換会で、明らかになりました。
さらに、今後も継続的に合同ミーティングを行い、協力から共同へ研究を進めていくことが決まりました。
4年生の卒業研究テーマの幅が大きく広がることは間違いなしです