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言語聴覚士の職能団体

| 投稿者: いしず

Ishizu1 昨日は所属学会のお話がありましたね~。もちろん私もいくつかの学会に

 所属していますが、職能団体である「日本言語聴覚士協会」は必須です 

職能団体って、皆さんは分かりますか?

専門的資格を持つ専門職者が、専門性の維持・向上や専門職としての待遇や利益を保持・改善するための組織とされています。

言語聴覚士でいえば、全国レベルで日本言語聴覚士協会があります。そして地方レベルとして都道府県の組織もあって、例えば東京都には東京都言語聴覚士会があります。

これらの組織は、言語聴覚士の資格を有する者の専門性を高めるための活動と、専門職としての待遇や利益の保持・改善をすることを目的とした活動を行っています

 

例えば、私たちは医療・福祉・教育・その他のさまざまな分野で仕事をし、その対価を頂いているわけですが……

言語聴覚士として社会に責任を果たす(仕事をする)ためには、時として国や行政に対して働きかけたり、他の職能団体と連携したり、地域住民に働きかけたりすることが必要になってきます。

ただ、これらは個人レベルや職場レベルでは、なかなか難しいことです。言語聴覚士の総意として声を挙げていく職能団体という組織が必須なんですよ。

つまり、私たちが言語聴覚士として働くことが出来ているのは、日本言語聴覚士協会や都道府県の言語聴覚士会が、言語聴覚士の立場を守り、働く基盤を強く支えてくれているからと言えます。

Photo_20210310140101言語聴覚士をめざしている人や、職能団体がどんなことをしているのかなと興味をもった方は、日本言語聴覚士協会都道府県の言語聴覚士会(←ここからアクセスできます)のHPを見てみると良いでしょう。

職能団体の活動を知ること、そして所属することで職能団体の活動に意味を持たせていくことは、いち言語聴覚士としては大事だな~と思います。

日本言語聴覚士協会や東京都言語聴覚士会は、学生も会員になれますので、また機会をみて皆さんにはご紹介できたらよいなと思います

 

 

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