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言語聴覚士 今昔

| 投稿者: はらだ

Harada_20201102121801 昨日のブログに、「国家試験後に就職活動をしようと決めていた学生さんは動き出します」とありましたが、それを読んで驚かれる人も多いのではないでしょうか。

 特に、医療関係ではない領域で、就職される方にとっては、「間に合わない!」と思われるでしょう。言語聴覚士も、公立病院の職員試験などは国試後では間に合いませんが、私立の病院・施設では、2月末頃でも募集をしているところが少なくありません。

 その理由のひとつは、もともと需要と供給のバランスが、需要>供給となっていること。

 もうひとつは、(残念なことですが)既に就職が内定している国家試験受験者の中から、不合格者が出てしまうこと。

 は、とてもありがたいことに養成校にはそれだけの求人があります。もちろん、給与体系もリハビリテーション専門職内では同水準です。

 (私が学生だった頃)は、都会の求人は幾分ありましたが、先生方に「夏休みに、自分たちで探していらっしゃい!」と言われ、それぞれが地元に帰り、アポ取り~訪問から、求人確保までが、任されていました。

 そのうえ、その頃は給与水準は極めて低い地域も多く、夏休み後の報告会で、主任先生に訴えたところ、にっこり微笑まれ「皆さんは、パイオニアなんだから、仕方ないわね」と、きれいな声で言われました。

 

 言われて初めて気づきました。「へぇ~!そうなんだぁ」

 

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