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まじめに授業を語る⑧ 7つの原則

| 投稿者: いしず

Ishizu1 久しぶりに語るシリーズ! 原田先生がよく語られていたので、ご無沙汰でした

 私は、シラバスを作成するこの時期になると、必ず見る資料があります。

「優れた授業実践のための7つの原則」というもので、1980年代後半に米国高等教育学会に発表され、大きな影響を与えたというもの。1980年代というと、ずいぶん昔と思うかもしれませんが、教育の基本だなぁと思います。古くて、やっぱり新しい

その原則に沿って、毎年、自分の授業実践を振り返るわけです  どういうことかというと、例えば……

学生と教員のコンタクトを促す

 授業中や授業外にコンタクトが取れていたかな? 学修への動機づけができていたかな?

学生間で協力する機会を増やす

 他者と共同して学ぶ機会を多く作れていたかな? 皆で考えを共有し、理解を深めるられるよう働きかけができたかな?

能動的に学習させる手法を使う

 シミュレーションやロールプレイ、課題発表など、学んだことを自分の言葉で説明できる機会を設けられたかな?

素早いフィードバックを与える

 学生の提出物、リフレクションに全てコメント返却ができていたかな? 即日から翌日(これは私が心掛けている)、確認に時間がかかる内容は遅くても1週間以内には返却ができていたかな?

学習に要する時間の大切さを強調する

 課題に応じて、学修の目安の時間を示せたかな? 効率よい学修ができるよう、学修習慣や学修計画、時間配分など助言できていたかな?

学生に高い期待を伝える

 良い活動やアイディアがでた学生を、授業中に褒めることができていたかな? 意欲的な学生に発展的内容を用意できていたかな?

多様な才能と学習方法を尊重する

 個々の学修スタイルに応じて、さまざまな学修活動を提案できていたかしら? 学生それぞれの興味に基づいて学修を深められるよう、素材やテーマを準備できていたな?

こんなようなことを振り返って、反省をするわけです 

そして、次年度に向けて、授業内容の修正や授業内活動の検討、課題の調整などをします。

 

私の場合、たいてい 概ね自信をもって「 やったぞ!」と言えることが多いのですが、は授業進行に追われて、十分にできないこともあったな~と反省することが多いかな

 

今年度は授業はなかったので具体的な振り返りはできませんが、 2021年からの授業に向けて、を実践し、学生さんが良い学びができるように、シラバスを練らないとなぁ~。

年末のお仕事です

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