まじめに授業を語る④ リアクションペーパー
| 固定リンク 投稿者: いしず
う~ん、このシリーズが続いているなぁ~と思われたみなさん、
そうなんです。次年度の準備をしながら、私たち盛り上がっているんです
こんなこと考えている教員がいるんだぁ...... と優しい目で見守ってお付き合いくださいませ
今日は、私が授業後に、最も楽しみにしているけど、とっても大変なあること についての話
何かというとリアクションペーパー(リフレクションペーパー)です。 こんな感じのものね。
私の授業では、最後に5分間程度、時間をとって、学生さんに「授業で学んだこと・気づいたこと・分からなかったこと」などを記載をしてもらうことをしています。要は、自分自身で授業を振り返ってみることをするというですね。
授業後にこれを見るのは、私にとっても授業の振り返りになるんですよ。
「〇〇の話を聞き、病院見学の時に患者さんが~されていたことが、これだと分かりました」
「〇〇は何となくわかったように思うけれど、自分で説明しようとすると難しいです」
「グループで話をして、予習でわからなかったことが納得できました」
などなど、学生さんの理解状況や発展した気づきを把握することに役立っていますし、自分の説明が不足していたところ……要は授業のマズかったところに気がつくことが出来ます
もちろん、それらは次の授業で補足したり追加説明したり、良い気づきはクラスメンバーに紹介し共有したりします。
ですので、授業の後は、皆さんの記載をみるのがとっても楽しみなんです
ただ とっても大変でもあります
授業後、学生さんに記載してもらったら、 実は、その記載に対して毎回コメントを書いているのです(上の赤字ね)
学生さんの記載内容には、質問であったり、その日に分からなかったことが書いてありますから、できるだけ記憶が新鮮なうちにコメントしてあげたい……と思って、できるだけその日のうちに、遅くとも翌日にはコメントを返せるように、自分にノルマを作っています。
そのため、授業後は赤ペン先生ごとくコメントを書きまくります。これが1日に1クラスならいいですが、数クラスあった日にゃ~、まあぁ手が腱鞘炎になりそうなくらいです。
もちろんパソコンやモバイル入力を使って提出してもらい、返却をすることもありますが、
言語聴覚士になる皆さんですから、しっかり自分の考えたことを文章として書いてほしい気持ちもあって(STたるもの、正しい日本語を書いて~、漢字も適切に使ってね~~)、科目によっては、紙媒体でのやりとりもしています。
こんなことを毎回やっていると、そのうち、交換日記のようなやり取りもでてきます
「先生、駅前の〇〇のとなりに、新しいメロンパンやさんができていましたよ。すっごく美味しかったので、行ってみてください」
「うひょ~、情報ありがとう。早速、買いにいってくるよ」(実は私、メロンパン好きです)
このコメント書きは大変ですが、こういうことも、楽しみの1つになっているんですよ