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案ずるより産むが易し

| 投稿者: はらだ

Harada_20201102121801  本当に寒くなりましたね。今朝の出勤時には、つい、毛糸の手袋をしてしまいました。

 さて、今日は、新たな挑戦の話です。

 これまで、長く、聴覚障害のお子さんの言語指導とその研究を続けてきました。多くの親御さんとお子さんに研究に協力して頂き、その成果発信もしてきました。

 その指導や研究も、今年に入り、新型コロナウイルス感染拡大に翻弄されています。地域によっての自粛期間の違いや、感染の地域格差、また、危機意識の格差もあり、自分の努力だけはどうにもならないことだらけになりました。

 そんな中ですが、ひとつ良いこともあったと思っています。「遠隔〇〇」に対する受け入れが進み、多くの人が「やってみよう」と思えるようになってきたことです。

 先日もお伝えしましたが、今、聴覚障害のお子さんの指導&お母さん指導を遠隔で行っています。

 当然のことですが、対面の方が良いに決まっています。それでも、対面でしかできないことと、親御さんとの信頼関係があり、こどもとのコミュニケーションが成立していれば、遠隔でもできることがあると、確かに思えるようになってきています。

 「えっ、それじゃ、親御さんが不安になるのでは?」と思いますね。

 はい、その分のフォローはこれまで以上にしなければならないですが、言い換えれば、これまで以上の個別フォロー体制がとれれば、可能な部分もあるということですね。

 そして、何より遠隔指導の強みは、例えば、単身赴任中のお父さんや離れて住んでいるおばあちゃんに指導に参加してもらうことも可能になることや、コミュニケーション手段も増えるということです。

 遠隔と対面のハイブリッド指導を目指して!

 

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