患者さんのできることを増やす? スマートホーム化して思うこと
| 固定リンク 投稿者: いしず
皆さんの家には、スマートスピーカーはありますか?
Alexa! や、OK, Google でおなじみの人工知能が搭載されたあれですね
お分かりと思いますが、うちにはAlexaが2台います。Alexaを初めて見たのは日本未発売の頃。アメリカの友人がAlexa(日本語未対応)を使っていたのをみて、驚愕したのを覚えています。
当然、我が家はAlexaと連動させて、以前から一部をスマートホーム化しています。
前は接続にブリッジが必要だったり、対応する照明や家電にある程度の費用がかかったのに、今はスマート家電もお手頃ですし、既存家電でもアプリやスマートリモコンやプラグで手軽に導入できるようになってきています。
数年で目覚ましい変化だなぁ~と思いつつ、最近、かゆいところのスマート化ができていなかった自宅を、スマート化しました!
「アレクサ!」と声をかけ頼むだけで、照明の色や明るさの変更、エアコン、テレビ、その他もろもろの管理ができる。う~ん、やはり便利、快適
手動でするのが面倒だから……では決してありませんよ~ 音声操作できることが、生活を質をたかめ、より生活しやすくことがあるのですから
例えば、手足のマヒがあってリモコンが使いにくい方が、テレビや電気などを音声で操作できるのですから。自分で出来ることが増えるってスゴイ。
ただ言語障害がある方の場合はどうでしょう。ウエイクワード(AlexaやOK, Googleなど)が、まず課題ですね。事前に録音しておき、スマホなどで再生すれば…できるかも。まあ、そのうち、自由にカスタマイズできるようになるのかもしれませんが。
また言語障害のあるかたの非流暢な発話だとAIスピーカーが認識することもなかなか困難。ただ、非流暢な話者の発話を流暢な合成音声に変換する……といった技術も開発されはじめているようです。こちらもそのうち実用的になり、言語障害の方もできる発話・発声で自分の意思で操作可能になるのかもですね。
スマートスピーカーが世に出て、まだ10年もたっていません。
飛躍的な技術の進歩は、私たちの生活に便利さを与えていますが、使い方によっては障がいをお持ちの方の「生きる」「生活する」を、よりしやすくもしてくれます
だからこそ、まずはその使い勝手を私が体験し、工夫し、紹介できなければ……
こうして、どんどんデジモノ系にハマっていくのかもしれません。