ガラスの天井
| 固定リンク 投稿者: はらだ
ここ数日、本当に寒くなりました。もう、毛布なしでは眠れませんね。
さて、医学書院という出版社から毎週月曜日に「医学界新聞」という新聞が発行されます。その10月12日号の一面が「仲間と超えるガラスの天井」というタイトルでした。
ガラスの天井と言えば、「女性の組織内昇進を阻む見えない障壁(わかりやすく言うと、会社でなかなか偉くなれない)」という風に理解していましたが、その新聞には「女性という性によって、学術的・経済的な進歩が阻まれる障壁を指す」と、ありました。
「そうか、経済的(企業という組織を含め)だけではなく、学術的にもそうなんだぁ」と思い、ちょっと考えてみると、確かに、増えているとは言え、女性医師は男性医師に比べるとまだまだ少ないですし、このコロナ禍でTVでよく見る「専門家委員会」の委員の方々や、〇〇医師会の会長、副会長は、ほとんどが男性だったことに気づかされました。
そこに違和感を感じていないことが、そもそも「意識が低い」ということですね。
ちなみに、言語聴覚士は女性の方が多く、言語聴覚士養成校の教員も女性が多いので、気にしたことがありませんでしたが、日本言語聴覚士協会の会長は男性ですね~!
これも「ガラスの天井」なのか?