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おべんとうばこ

| 投稿者: いしず

Ishizu1 「おべんとうばこ」の歌  って覚えていますか? きっと知っていたはず。

 今日、電車の中で、あるお母さんとベビーカーに乗ったお子さんを見かけました。

そうですね~、お子さんは、たぶん7~8か月といったところでしょうか   まだまだチビさんですので、ことばは話していませんが、お母さんの顔をみながらニコニコしていました。

お母さんはというと、お子さんに向かって、何やら手遊びをしていました  

もちろん電車の中ですので、小声で手遊び歌を歌いながらしておられるのでしょう……少し離れていた私には、まったく声は聞こえません。でも、その身振りをみると……

 

これっくらいの、おべんとうばこに、おにぎり おにぎり、ちょっと詰めて…のしぐさでした。

 

あ~~~~     おべんとうばこ の手遊びだぁ

 

その後も、お母さんの手からは、いろいろな手遊びがはじまります。

おいで、おいで、おいで、おいで、ぱんだぁ~…

ぐちょきぱー で、ぐちょきぱーで 何つくろう~…

やきいも やきいも おなかが グ~…

う~~~、どれもが懐かしい    療育をしていた時、毎日、季節の歌を歌い、手遊び歌を歌い…お子さんと関わっていたなぁ~と、ほんと懐かしく感じました。

皆さんは、小さいころにやった手遊びや歌遊びを覚えていますか?

動作模倣や音声模倣を促したり、相互のコミュニケーションを促したり、実は、言語聴覚療法でもいろんなことをねらって取り入れる活動です。

 

今日、電車で見かけたお母さんは、きっと、お子さんがグズらないように、手遊びをされていたのでしょう  

お子さんはお母さんのしぐさや表情をジッと見ていて、くすぐりやボディタッチなどをされるのが嬉しそうでした。

ことばのやりとりは未だできなくても、こうやって親子が楽しそうにコミュニケーションをしているのをみることができて、ほっこりしました  

それにしても手遊びは、童謡と同じように、今も昔もこうやってずっと歌われ手でつむがれて続いていく普遍的なものですねぇ~。

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