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「遠隔〇〇」について

| 投稿者: はらだ

Harada_20200710133901 こんにちは!

 今年度になって、多くのことが「遠隔」で行われるようになりましたね。

 学校では遠隔授業、職場では遠隔会議、大人たちは遠隔飲み会、などなど、もう珍しくはないですね。私たちが、参加する学会の多くも、Webによるオンライン形式での開催~となり、遠隔で行われています。

 遠隔〇〇は、対面の代わりとなる最強の手段ですが、完全に代わりができるかというと、そうではない部分が多いと思っています。

 私は現在、聴覚障害のお子さんの言語指導を遠隔で行っています。お子さんに直接行う言語指導ではなく、お母さんを支援する指導ではありますが、対面に比べると遠隔では得られる情報が少なくなります。

 お子さんが自分から私とコミュニケーションをとろうとするか、お子さんがどんな風にお母さんにまとわりつくか、お母さんがお子さんにどんな対応をされるか、などなど、その場に居ればわかることが、たくさんあるのです。

 しかしながら、足りないものを数えることはやめにして、限られた状況の中で行えることは何か、必要なことをどう伝えるか、新しい指導方法の在り方も同時に考えることが大事だと感じています。

 

 

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